2022年11月05日

ゲストを交えての稽古

 今週は月曜の夜から突然私事であたふた忙しくなり、ようやく一息つけるような、つけないようなこの頃です。

 先週末の稽古に、護身空手木村塾の木村潤先生と、指導員の風間さんが出稽古に来てくださいました。
 合宿でご一緒した泉水流の風間さんは、護身空手木村塾の指導員もされていて、今回木村先生を出稽古に誘ってくれて、ご縁がつながりました。

 木村先生に関しては動画を拝見することがあり、風間さんからも話をお聞きしていたので、武芸百般の才能豊かな先生との印象を持っていました。また、以前に中野の道場へおじゃましたことがあり、面識はあったもののお話をさせていただく機会はなかったので、今回がほぼ初対面でした。

 通常の稽古に参加していただいたのですが、お二人とも武張ったところが全くなく、真摯に取り組んでくださり、大変ありがたかったです。
 私自身も木村先生と稽古させていただいたのですが、ご自身の稽古とは異なる文脈にも関わらず、何の戸惑いもなく順応されて自在に動かれる様子に、とても感銘を受けました。
 会員のみんなとも稽古していただけたので、非常にありがたかったです。
 みな、得難い刺激や学びをもらえたと思います。
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 稽古後には懇親会にも出席してくださり、木村塾についてやその志、武術のことなどうかがったりして楽しい時間を過ごしました。
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 木村先生、遠い浮間の地まで足を運んでいただき、ありがとうございました。
 風間さん、ご縁をつないでくださり感謝しております。
 また機会がありましたら、ぜひ稽古にいらしてください。

 多々良隆行

16:09|Permalink

2022年11月2日(水)稽古

夜間タクシーに乗った。
夜中に移動しなくてはいけない用があり、タクシーを捕まえて移動した。
タクシー自体が乗り慣れていないことや、夜間ということ、道が合っているのかわからないことがあり、かなりドキドキしながら乗っていたが、メーターの上がり具合が一番ドキドキした。
おお、上がっていく~。
どうなることかと思いながら、目的地に着いた。
それっぽい金額だった気がするので、とりあえず疲れながらも何とかなった、ように思う。
少々の出費でも動じないぐらいな状態にしておくことが大切か??


稽古
所用で会社を休んだこともあり、久々に水曜日はフルで参加できた。

受身、受の誘導、素振りで歩法

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相手の全体を意識して崩れを感じながら崩していく

剣術
素振り、基本の合わせ、斬返し、中伝裏1本目変化の2、3、中伝裏
中伝裏1本目変化2は、寄りが斬りかかってくるのを先に待ちが斬りに行くが、すっと斬りかかってくることが想定されていれば、間は自ずと見えてきて待ちはそこで打ち込めばよい。
寄りはここというところで打ち込まず、斬り続ければ、待ちが遅れたら斬ってしまえばいい。
待ちが適切な間で打ち込めば、寄りは受をしっかり取る必要アリ。

中伝裏は丁寧にそれぞれの動きを確認した。
3本目は寄りはまずは斬られないように守る。
下から斬り上げてくる対処。
4本目は待ちの斬りかかりを捌いて斬り込むところを半身で明確に。
6本目は交点にしっかり入る。

居合
心の型後半の確認。

でんこ



14:45|Permalink

2022年11月2日(水)稽古のこと

みなさまこんにちは!
東京国立博物館で開催されている「国宝展」へ行ってきました。
トーハクが所蔵している国宝89点、会期中の入れ替えをはさみつつ、そのすべてが一堂に会する貴重な機会です。
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見どころはたくさんですが、中でもやはり、われわれとして見逃せないのは、「国宝刀剣の間」でしょうか。
十九振りの国宝刀剣がずらり勢揃い(こちらは会期中入れ替えなしですべてを見ることができます)。
部屋全体の照明を落とし、一振り一振り、刀身の美しさが際立つ、こだわりの展示です。
物言わぬ刀から、伝承や歴史を雄弁に語られているような、圧倒的な空間でした。
機会がありましたら、ぜひ!(チケットは事前予約制です)
もしお持ちでしたら、単眼鏡をお忘れなく!


2022年11月2日(水)の稽古に参加しました。
この日の稽古は、
体術:受け身各種、受けの誘導、素振りをしながらの歩法、
剣術:素振り各種、巴合わせ(3段階、なめらかに)、切り返し、上伝表1本目を段階ごとに、年末発表会へ向けて型稽古(上伝、中伝)
居合:年末発表会へ向けて各自の稽古、などなど

受けの誘導が、楽しいです。
肩や腰などに触れて軸を下へ崩すのだけど、受けてくれている方は、そのまま私の力の方向のままに崩れます。
前、右、左、後ろ、少し螺旋の方向を加えると、そのように崩れが表現されます。
方向がずれると、くるくる回るだけになったり…(社交ダンスみたいに…)。
受ける方になっても、力の方向のままに崩れていくのが、とても面白いです。
この時の、全て受け入れるよ〜という、緊張していない体、この感覚をキープし続けられたらなあ。

剣術では、去年あんなに稽古した型の大切な要素がすっぽ抜けて、また一から!なさけない!
とにかく手順を追うという段階から、もっともっと一太刀ずつを大切に行いたい。
居合は、でんこさんに教えてもらいながら、年末発表会で何を抜こうか考える。
先生からは、いつも抜かないもの、という大命題が与えられました。
心の型、10本目や12本目は苦手中の苦手。
ついに向き合う時がきた!?
頑張ってみようかな。

ますこ

10:38|Permalink

2022年10月30日

2022年10月29日(土)稽古

洗濯物が最近よく乾く。
寒くなってはきたものの、晴れの日が続いて、乾燥してきたこともあり、あっという間に乾いてくれる。
化繊の薄手のものは、干して他の洗濯物を干し終わった時にはもうほぼ乾いていることもあり。
ありがたいのだが、それだけ乾燥して影響を与えていることになるので、こまめな水分補給をしないと体がカピカピになりそう。
よくよく見ると、手の甲が粉をふいている!
体の内側、外側両方から保湿、心掛けたい。


稽古は護身空手 木村塾の木村先生と、風間さんがゲストとして参加して頂いた。
稽古内容は
基本の動き、受身、柔術、剣術(素振り、基本の動き、型)、居合(心の型5本目まで)
と通常稽古を行った。

居合は相手がいるという想定での動き確認を行った。
5本目は、後ろに抜きつけるときに後ろに剣を立ててもらってそれに当たることなく抜きつける稽古を久々に行ってみた。
Mさん、初めてにしては当たらずに抜けてうまくやっていたが、軸がぶれてしまっているところと、腹抜がうまくできていないところがあった。
軸を保って適切な抜きつけができるとよい。
めざしさん、やるべきことをしっかり押さえて早い動きができており、おそらく自身の中で何かの確信がある抜きになっている。かなりよい。
そこを踏まえて、ゆっくり丁寧な抜きも行ってみて、どこの力みを緩めることで次の段階の抜きができるか見直せると、違う世界が見えてくる気がした。

今回ゲストの方に来ていただき、普段稽古を一緒に行っている会員でもそれぞれ個性はあるものの、違う場で稽古されている方と稽古すると、違う発見がかなりあった。
また、身体能力が高く、かなり柔らかい動きをされているところがあり、同じ型でも新たな発見があった。

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流れでの背落とし。柔らかく崩していく。

中心立などは、随所に違いがあるものの、立て方が柔らかく打ち手が違う感覚になり、剣が接しなくなってからも外される感覚が出てきて不思議な感じだった。
自ずと何かの同調が出てきて起きているのだと思うが、いろいろと検証してみたい欲求が出てくる。
自身でも、最近中心立の打ちを行う時に、しっかり体を落として打ち込むと、強い打ちというよりは、なぜか相手と柔らかい接触になっていることに気づくことがあった。
あれ、強く打ち込めてないな、という感じがしていたが、甘い打ちにはなっていないはずなので、これでよいのか、やはり何かがずれているのか、これが必然なのか、さらに検討してみたいと思っていた。
今回の稽古で、とにかく相手の中心を感じながらも柔らかくやると、強いとか弱いとか、そもそも接触自体がどうでもよくなるというか、とにかく共に意図することなく動ける、ということが起きるのでは、という気づきがあった。
おそらく柔らかくやろうとすること自体が間違っていると思うので、自身が体をさぼらずにやるべきことをやることでいろいろと起きてくると思われるため、この感覚を大切にしたい。

稽古後は懇親会で中華料理店へ。
親しく会話ができ、楽しいひと時を過ごせた。
ありがとうございました。

でんこ

18:05|Permalink

2022年10月29日

2022年10月26日(水)稽古のこと

みなさまこんにちは!
もう20年くらい前なのですが、ひどいめまいで、内科、耳鼻科と受診しても改善せず、最後に脳神経科で診てもらったところ、なんと原因は肩こりと判明したことがありました。
その時に首のレントゲンを撮ってもらったのですが、いやー、ものの見事に立派な、ストレートネックで!(ストレートネックの見本写真に使えそうな、はい)
もう職業病みたいなものだからと放置していたのですが、ちょっとこちら、改善してみようかと、最近、オンラインピラティスなんて始めてみたりなんかして。
多分なんですけど、ここを良くすると、私の古武道も少し良くなりそうな気がしているのです。
乞うご期待!?

2022年10月26日(水)の稽古に参加しました。

今日のテーマは、波のように!
体術:体のつながりを感じる準備運動、受身各種、素振りをしながらの歩法(杖、剣)、受けの誘導(直接、手を介して)、肩抜き落とし(まっすぐ、袈裟)、
剣術:素振り、巴合わせ、切り返し、中心立て、型を4種
柔術:座りで、両手を押さえられたところから返す技、片手を押さえられたところから返す技
などなど。

体を大きく波うたせるように使って、その力を相手に伝えて崩すのだけれど、なかなかうまくできませんでした。
足と体まではいい感じで動かせてたかなあと思うのだけど、肩から腕に伝わるところで、肩が抜けて威力半減してしまう気がして、私、ぐっと力を入れてしまうようです。
しかしそれこそが、威力半減、生まれた力をとめてしまうのですよね……。
先生やめざしさんの技を受けさせてもらうと、本当に波に流されるようです。
うーん。
あと、いざ技をかけるタイミングにはせっかく波のように使っていた体がぴたりと止まっていたかもしれない。
失敗体験が多すぎて、うまくいかない気がする!という思考の凝り固まりが、さらに体も凝り固まらせているような気もする。
うーんうーん。
課題が多いですが、学びも多いので、観察と工夫をしていきたいです。
剣術の中心立て、肘を緩めてスッとのびやかに剣先を入れていくのが、身についていない。
中心中心、と考えすぎると疎かになってしまうので気をつけたいです。

ますこ

18:01|Permalink

2022年10月26日(水)稽古

また薬指を怪我してしまった。
前と同じように風呂掃除をしているときにぶつけて切ったらしい。
そしてまた不自由を感じる。
すっかり薬指が大事ということを忘れかけていたので、思い出せということか。
大事とわかったところで、どうしたものかというところだが。。。


稽古はかなり遅れての参加。
剣術
中伝裏3本目。適切な間での寄りが必要。
寄りも待ちも、相手を取る感じで行わないと手順を追いかけるのみになってしまう。

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打たれないがぎりぎり取れるかもしれない間の感じをつかむ。

4本目。
待ちは寄りが打ち込めない間で小手を斬りに行く。
それを捌いて待ちを斬りに行くのに合わせて待ちは捌く。
両者とも相手の動き、中心を捉えて合わせた動きをすることが重要。

待ちは斬りに行ったときにしっかり待ちの中心を押さえれば捌かれても斬られにくい。
ますこさん、Kちゃんともぎこちないなりにいい動きをして斬られることなく動けていた。

5本目。
剣を巻いていくときは柔らかく。

柔術
体の動きを腕に伝えていく。
両手を取らせて横方向に崩すのと片手を取らせて腕なりに入って崩すことに応用。
Kちゃん、かなりいい動きでやりすぎず相手に働きかけていた。

でんこ


17:01|Permalink

2022年10月23日

2022年10月22日(土)稽古

最近家で入れるお茶が美味しくなった。
少し前ブログでにネットで間違えて買ってしまったティーバッグ入りお茶のことを書いたが、それを使って淹れるようになったところ、少しとろみがある感じで美味しいらしい。
はて、今までと同じようなお茶の気がするが、、、
よくよく考えると、1回に入れる量が違う。
たぶん茶葉で適当に量を入れていた時は、適当にちょこっとだったのが、ティーバッグにそれなりに入っているためか。
ケチケチするなということか。。。
注文は間違えたが、1つ勉強になったということにしよう。
(たぶん茶葉に戻ったらケチケチするに違いないが)


久々のブログ更新。
水曜はちょこっと参加できたりできなかったりで、土曜は先々週は合宿参加、先週は仕事で食事会があって稽古をお休みした。

今回の稽古:
受身
体を順に緩めていくことの確認をした後、緩めながらまずは座り込んでから前、後、横、前廻受身に入るよう段階を踏んだ稽古。
何となく流しているところをたまに確認するのはよい。
オーソドックスな受身を集中してやる機会が減ったので、これは自主稽古したい。
特に後受身で足を前に抜くバージョンは、やらないとできなくなる。
柔術の受けもちょっとおかしくなることがあるので、気を付けたい。

膝行(通常と、剣を持って素振りをしながら)
進みながら素振り(上段、八相。肘を曲げずに大きく)
肘を曲げないと形を取るには全身を使わなくてはいけないため、さぼることができないが、きっちり動かすときれいに形が取りやすい。
剣の動きに遅れがなくなることの確認にもなる。

受誘導
取が肩や腕を通して受の下方に働きかけて(要は押したり引いたりする)、受がそれを止めることなくかといって決め打つことなく柔らかく受けを取る。
取も単にやったのでは受けも動けなくなるため、きちんと相手の中心を感じて働きかける必要アリ。

小太刀の袈裟斬りの押さえ
眼の前で斬りかかろうと振り回している相手に対し、付け、当たり、後の先など取る間を考えながら取っていく(合宿でやった応用)。

剣術
素振り、斬り返し
打ちこむ側が伸びやかに打ち込むのに対し、受けがしっかり半身で下がって受ける必要があるが、この辺がどうも自分自身さぼってしまっている。
気を付けないと単に後ろに下がって反り返りそうになっているので、要稽古。
中心立
上段の打ちの受けから刀身を片手で押さえて、剣を立てずに中心に真っすぐ入ることを確認し、同じ状態から両手で剣を立てることを確認してから、通常の中心立を行った。
腕で押すでなく、体が突っ込むでなく、単に入るだけが難しい。
受けは手元近くでなく受けるべき刃の位置で受けると立てやすい。
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きっちり撞木を取って受ける(前回写真)

廻剣(受流)交わし交互
受けてから打ち込むのと受けつつ相手が打ち込んだ分受け流して打ち込むのを行った。
交点形成にはきっちり受の形が取れないことには形成できないことをここでしっかり身に着けたい。
なので最終的な形になった時に、結果として相手の剣の中心付近に当たることになるのかと。
余計な手の操作をどうもやっている感覚のため、修正したい。
中伝裏
4本目:待ちの打ち込みラインを交わして斬り込む。
ここがサボりがち。やはり半身が取り切れていない。
後半部分座りからの先生の斬り込みは本当に中心を割ってくるので恐ろしい。
5本目:待ちの斜の打ち込みをまいていく部分は、とにかく自分の入るところから剣先を柔らかくそらす。
だいぶ前に、剣を立てたら相手の剣が入り込んで横面に当たって自爆したことを思い出す。
6本目:袈裟の打ち込みを受けたところでその交点にしっかり入っていく。
まずはしっかりこれができる必要アリ。そうするとおのずと自分が進む方向が決まる。
慣れてくると交点への入りをさぼりそうになるため気を付けたい。
Nさん、ほぼ初めてで交点への入りを伝えたところラインがきれいに取れていた。
これなら危なくないやり取りができる。

居合
中伝の左右に斬りかかる型の確認。

柔術
自身の動きを相手に伝えることで崩す試みをいくつか。
持たれている腕が体と連動して動くことが重要。

でんこ


15:28|Permalink

2022年10月18日

江東区民まつりにて

 いつもお世話になっている静稽会の方々が、初めて公開の場で演武を披露されるとブログに告知があったので、先日行って参りました。
 ブログには、ご縁があって「江東区民まつり」というイベント中のサークル発表に参加することになった。とありました。
 この日は天気もよく、会場の木場公園へは初めて行きましたが、とても大きな公園で露店などかなりの数が出ていて、人も多く大変な賑わいでした。
 ステージ前もけっこうな人だかりで、静稽会の演武が始まるタイミングで無事ステージ近くの場所を確保。

 見知った方々が演武をする姿を拝見するというのは、意外とドキドキするものです。とはいえ自分が演武するわけではないので気楽といえば気楽。楽しいひと時でした。
 いつも感じることですが、静稽会の方々の演武には、何かを誇示するような気配がない。
 私などは、「この頃はこんな感じなんだ~見て見て!」とやってしまいがちなので、心洗われるというか、我が身を振り返って恥ずかしくなるところがあります。もちろん誇示するのが悪い、という話ではなく、あくまで私自身の趣味の話なのですが。
 居合も多彩で見どころが多かったのですが、剣術も独自の工夫をかなり進められている様子がうかがえて、非常に刺激を頂きました。
 新陰流の燕飛もみなさん稽古されている様子で、私が学ぶものと違った遣い方、表現をしている部分もあって勉強になりました。
 最後の小太刀は、最初の構えからして絵になっていて、形の構成もカッコよく本当に素晴らしい演武でした。機会があったらぜひ学びたい!と思ってしまいました(笑)

 演武終了後に根岸先生にご挨拶させていただき、少しお話をうかがうことができました。
 今回演武をご披露するにあたっては、会員の方々からその是非を含めて様々な意見が出たそうです。それで侃々諤々議論をしてみなさん納得されて、その後は意欲的に準備をされて出演に至ったとのことでした。
 そうした部分も非常に感銘を受けました。

 現地で、直前のアナウンスだったにもかかわらず足を運んでくれた友人にも久しぶりに会え、有意義な一日となりました。
 ありがとうございました。

 多々良隆行 

17:57|Permalink

2022年10月15日

2022年10月12日(水)稽古のこと

みなさまこんにちは!
またまたお久しぶりです…用事が入ったり仕事が忙しくなったりで、結構お休みしていました。
合宿も本当は参加する予定だったのだけど、◯十肩がよくなったり悪くなったりの繰り返しで、断念。
参加したかった、残念です。
いろいろ少し良くなってきたので、またじわじわと頑張ります。

2022年10月12日(水)の稽古に参加しました。
この日の稽古は、体を緩めて重さを使う(水のように、空気のように)ことが通底したテーマにありつつ、
体術、柔術:足首回し、骨盤回し、歩法、素振りをしながらの歩法(正眼と八相)、素振り各種(剣に導かれる)、背落とし、押されて崩れる、掴まれた腕を落とす2種(高いところから、水平位置から)、
居合:手首をつかまれての縦抜き、
剣術:斬り返し(剣に導かれる)、巴合わせ、中心立て、型を2種、などなど。

この日は、対人稽古の時に、明確に「ぶつかり」を感じることがあり、ひそかに感動していました。
いえ、ぶつからない稽古をしているので、大前提として、ぶつかっていてはいけないのですが。
いつも、わかるようでわからない感覚なのです。
力みがある時に力任せにやろうとするとぶつかるのだ、と思っていたのですが、どうもそういうことでは無さそうな…。
なんだかこの日は、体の深部で、ぶつかりを感じることがありました。

居合、手首をつかまれたところからの縦抜きは、つい頑張って抜いてしまいたくなり、右が先に動いてぶつかる、そう、右がぶつかる!ぶつかってたわ!!間違いなく!!明確に!!感動!いや、ぶつかったらダメ!
私の思考が忙しかった(笑)。
まったくできてないのだけれど、すごく面白かったです。

はじめに、足首を回す時の揺れを全身につなぎ、今度は全身で足首を回す、ゆったりゆったりと味わうところから、重さを感じたり、軽さを感じたり、自分の体の感覚へ、丁寧にフォーカスできたのかもしれない。
さらに、いつも緩めきらないところが、緩んだのかも?

ああ、この感覚、逃したくないなあ。

体を緩めるのって難しい。
いつも全身ゆるゆるな我が家のにゃんこ先生。抱き上げる時は水袋のよう、抱き上げられたくない時は子泣きじじいもかくやと思うほど、石のように重たい。
何かヒントがあるのかな〜。
過日、イグノーベル賞を受賞した「猫は液体」説を思い出しながら、緩みについて考えたり、モフモフしたりするのである。
(うちのにゃんこ先生かわいいので披露させてくだされ)
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ますこ

09:33|Permalink

2022年10月11日

合同合宿

 10月8日から10日の日程で開催された三団体合同の合宿に、翡縁会も参加させていただきました。
 当会としては3年ぶりの合宿になります。また2泊3日の合宿は、当会では初めて。
 おじさんとしては、2日目の自分の講習を終えたところで疲労困憊でした…
 
 今回主催は新陰流直毘会の立木十八先生で、立木先生と交流のある泉水流柔術の先生方も参加されました。
 企画が立ち上がったのは5月頃だったと思います。夏に感染拡大があったりして一時はどうなることかと思ったのですが、参加者が当初の予定より減りつつも無事に開催することができました。
 
 参加されたみなさま、お疲れ様でした。
 この度は得難い機会、場にお誘い頂き、また参加させていただきまして誠にありがとうございました。
 主催の立木先生ならびに風間先生、志茂先生、またご参加いただいたみなさまには、翡縁会を代表してお礼を申し上げます。
 大きく体調を崩したり、ケガなどする方もなく無事に終えることができたこと、本当によかったです。
 ここだけの話、夜間、同室だったK先生の想定外のいび〇トラップ?に遭って苦しめられたりはしましたが(笑)

 先生方には、講習や夜間の自主稽古で、会員共々とても丁寧にご指導いただき感謝しております。
 講師の一人としても、みなさんとても素直に取り組んでくださり、ありがたかったです。
 私自身も、ぼんやりと認識していた課題が明確になったり、新たな課題を頂いたりと、大変学びの多い合宿でした。
 合宿終了後、会員の一人が「今回の合宿は、ゆる~い感じがとてもよかった。」と感想を述べていましたが、そういう部分でも考えさせられるものがありました。

 今後またこのような機会がありましたら、ぜひ参加させていただきたいと思っております。

 多々良隆行
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 みなさん、思い思いのポーズで

17:05|Permalink