2022年08月25日
再現性を求めない
稽古が終わった後に、印象的だったことを指導員のでんこさんと振り返るということがよくあります。
でんこさんは気が向いた時には話に付き合ってくれます。
昨日は型稽古で技が上手くいったりいかなかったりする、その再現性についての話になったのですが、でんこさん曰く、「私はこの頃は、パッと動くのは無理だなと思っているんだよね。体の調子によって動ける時もあるけど、まず上手くいかない。相手の調子もいつも同じじゃない。」
どういうこと?と問うと、「とにかくゆるんで、速度を変えずに動いて、相手にぶつかりそうであれば相手に合わせる。一人で動く時も、相手が居る時も。そうすると、まあその時の調子なりになんとか動ける。」とのこと。
なるほど…私も相手も同じ状態であることが一瞬たりともないことを思えば自明なことなのですが、以前の成功体験、感覚を拠り所として再現性を求めてみても、というか、技に再現性を求めること自体がどうもズレている、ということが腑に落ちてきました。
月並みだけれども、一期一会ということ。
分かったつもりになっていたことが、全然分ってなかったじゃん。ということがこの頃続いている。
本当に、ありがたいことです。
お猴
でんこさんは気が向いた時には話に付き合ってくれます。
昨日は型稽古で技が上手くいったりいかなかったりする、その再現性についての話になったのですが、でんこさん曰く、「私はこの頃は、パッと動くのは無理だなと思っているんだよね。体の調子によって動ける時もあるけど、まず上手くいかない。相手の調子もいつも同じじゃない。」
どういうこと?と問うと、「とにかくゆるんで、速度を変えずに動いて、相手にぶつかりそうであれば相手に合わせる。一人で動く時も、相手が居る時も。そうすると、まあその時の調子なりになんとか動ける。」とのこと。
なるほど…私も相手も同じ状態であることが一瞬たりともないことを思えば自明なことなのですが、以前の成功体験、感覚を拠り所として再現性を求めてみても、というか、技に再現性を求めること自体がどうもズレている、ということが腑に落ちてきました。
月並みだけれども、一期一会ということ。
分かったつもりになっていたことが、全然分ってなかったじゃん。ということがこの頃続いている。
本当に、ありがたいことです。
お猴
19:49