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2022年10月18日

江東区民まつりにて

 いつもお世話になっている静稽会の方々が、初めて公開の場で演武を披露されるとブログに告知があったので、先日行って参りました。
 ブログには、ご縁があって「江東区民まつり」というイベント中のサークル発表に参加することになった。とありました。
 この日は天気もよく、会場の木場公園へは初めて行きましたが、とても大きな公園で露店などかなりの数が出ていて、人も多く大変な賑わいでした。
 ステージ前もけっこうな人だかりで、静稽会の演武が始まるタイミングで無事ステージ近くの場所を確保。

 見知った方々が演武をする姿を拝見するというのは、意外とドキドキするものです。とはいえ自分が演武するわけではないので気楽といえば気楽。楽しいひと時でした。
 いつも感じることですが、静稽会の方々の演武には、何かを誇示するような気配がない。
 私などは、「この頃はこんな感じなんだ~見て見て!」とやってしまいがちなので、心洗われるというか、我が身を振り返って恥ずかしくなるところがあります。もちろん誇示するのが悪い、という話ではなく、あくまで私自身の趣味の話なのですが。
 居合も多彩で見どころが多かったのですが、剣術も独自の工夫をかなり進められている様子がうかがえて、非常に刺激を頂きました。
 新陰流の燕飛もみなさん稽古されている様子で、私が学ぶものと違った遣い方、表現をしている部分もあって勉強になりました。
 最後の小太刀は、最初の構えからして絵になっていて、形の構成もカッコよく本当に素晴らしい演武でした。機会があったらぜひ学びたい!と思ってしまいました(笑)

 演武終了後に根岸先生にご挨拶させていただき、少しお話をうかがうことができました。
 今回演武をご披露するにあたっては、会員の方々からその是非を含めて様々な意見が出たそうです。それで侃々諤々議論をしてみなさん納得されて、その後は意欲的に準備をされて出演に至ったとのことでした。
 そうした部分も非常に感銘を受けました。

 現地で、直前のアナウンスだったにもかかわらず足を運んでくれた友人にも久しぶりに会え、有意義な一日となりました。
 ありがとうございました。

 多々良隆行 

17:57
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