2022年12月31日
2022年の振り返り
今年はコロナが引き続き続いていたにも関わらず、稽古場での稽古を続けていけました。
昨年のブログを見返すと、オンライン稽古の記載が多くあり、これはこれで多くの学びがあったことが思い返されましたが、対面でできることはありがたいことです。
昨年の年末発表会は、いろいろなものへの思いが強く、個々に意味を見出し、やたらブログも記載していましたが、今年は多くを語るというよりも、全体を通して良さをしみじみ感じたようで、詳細は自身の項目の振り返り程度でした。
これはこれで意識の変化であり、いいとか悪いとかではないのかなと思っています。
振り返ると、今年の稽古でのテーマは、
・腰の落とし
・交点
の2点だったと感じています。
腰の落としは、昨年から年初にかけて集中的に行った小太刀の素振りやゆっくり段階を追って抜く居合、腕を伸展しての剣の素振りなどでかなり練り込みました。
それにより、半身がきっちり取れ、動きやすい体勢、厳しいながらも統制された打ち込みなどができるようになってきました。
よく稽古に参加していたOさんは、動きが変わってきたように思います。
自身は年末発表会の打太刀の構えを何の気なしに見返してみました。
2021年
2022年
最近腰を落とすことを意識しているとはいえ、違いはあるようで、安定した構えに少しはなったかな、という感じです。
交点は、一つは相手との斬り結びであり、そこを通して取られないいい体勢が取れる位置。
上段の受けなども、受けることで自分が安定してきて次につなげられるような感覚も得られました。
もう一つは、実際に斬り結ばなくても、常にやり取りに交点を作り続けること。
すべての技でそうなのだが、例えば、受流、廻剣での連続合わせなどは、交点がない、もしくは当たったところと思いがちだが、そうではなく、あくまでその前に交点があって、そこからの展開で相手の剣を流している。
何となくできる、やり取りっぽく何となく相手の剣に打ち込む、では見た目だけになってしまう。
柔術や杖でもそうであり、居合でも仮想の相手との交点はおそらく存在する。
上記二つは同じものであり、また交点は意識しすぎるものではなく、あくまでその点を介しての相手への働きかけである。
そんなようなことを意識した一年でした。
2021年4月からHPを新しくしたことに加えて会のブログへの記載を始めて、はや1年半以上経ちました。
とりあえずあまり気負わず始めたのですが、何とかここまでぼちぼち続きました。
書くときに稽古内容を振り返ると、大事だったところやできなかったところが思い返されて、あーかこーか、と余計なことも考え始め、いろいろとまとめていく作業も入るため、いつも結構な時間を要しています。
(その分家のことがおろそかになっています。。。)
これでは今後続いていかないので、端的に記載していこうと思いますが、ここで思い返すことがいい稽古にもなっていたことは事実です。
来年も適当に、読みやすいとかあまり考えずに思いのままに書いていきたいと思います。
今年の年初のブログを見返すと、ますこさんは今年の初めにおみくじで天岩戸を開くと出たそうです。
古武道でいうと、もしかしたら開けていないと感じているかもしれませんが、ますこさんにとっての天岩戸が、重ーい鉄の扉から、軽い簡単に開く扉になっているような気がしました。
目標としていたことも、やってみたらなんとできた、ということがいくつかあったかと(ブログでも書かれていましたよね)。
開いていないだけで、おそらくこれからどんどん開いていけるのでは、と思いました。
会の皆さんも、まずは扉を見つけて、開くチャレンジをして頂けたらと思います。
私も扉をどんどん見つけて開いてみたいです。
仕事納の帰り道、酒屋では酒粕と、これだ、と選んだ日本酒(純米うすにごり生原酒)を、スーパーでは値引きしていた鰹たたきを購入し、家で冷蔵庫にあった春菊をサラダにして、鰹たたきとともに夕飯に添えました。
さっそく日本酒を開けて飲んだが、これがめちゃめちゃおいしかった!
鰹たたき、春菊サラダがまたよく合い、さらにお酒を美味しくしてくれました。
美味しいものを美味しいと感じる、
稽古でも何かに、お、と気づけたときやうまくできた瞬間、
こういう幸せがたまに落ちていることが今年もあり(ほとんど忘れているが)、
生きることへの多少のうるおいになっているようで、ありがたいです。
今年も一年間、ありがとうございました。
でんこ
昨年のブログを見返すと、オンライン稽古の記載が多くあり、これはこれで多くの学びがあったことが思い返されましたが、対面でできることはありがたいことです。
昨年の年末発表会は、いろいろなものへの思いが強く、個々に意味を見出し、やたらブログも記載していましたが、今年は多くを語るというよりも、全体を通して良さをしみじみ感じたようで、詳細は自身の項目の振り返り程度でした。
これはこれで意識の変化であり、いいとか悪いとかではないのかなと思っています。
振り返ると、今年の稽古でのテーマは、
・腰の落とし
・交点
の2点だったと感じています。
腰の落としは、昨年から年初にかけて集中的に行った小太刀の素振りやゆっくり段階を追って抜く居合、腕を伸展しての剣の素振りなどでかなり練り込みました。
それにより、半身がきっちり取れ、動きやすい体勢、厳しいながらも統制された打ち込みなどができるようになってきました。
よく稽古に参加していたOさんは、動きが変わってきたように思います。
自身は年末発表会の打太刀の構えを何の気なしに見返してみました。
2021年
2022年
最近腰を落とすことを意識しているとはいえ、違いはあるようで、安定した構えに少しはなったかな、という感じです。
交点は、一つは相手との斬り結びであり、そこを通して取られないいい体勢が取れる位置。
上段の受けなども、受けることで自分が安定してきて次につなげられるような感覚も得られました。
もう一つは、実際に斬り結ばなくても、常にやり取りに交点を作り続けること。
すべての技でそうなのだが、例えば、受流、廻剣での連続合わせなどは、交点がない、もしくは当たったところと思いがちだが、そうではなく、あくまでその前に交点があって、そこからの展開で相手の剣を流している。
何となくできる、やり取りっぽく何となく相手の剣に打ち込む、では見た目だけになってしまう。
柔術や杖でもそうであり、居合でも仮想の相手との交点はおそらく存在する。
上記二つは同じものであり、また交点は意識しすぎるものではなく、あくまでその点を介しての相手への働きかけである。
そんなようなことを意識した一年でした。
2021年4月からHPを新しくしたことに加えて会のブログへの記載を始めて、はや1年半以上経ちました。
とりあえずあまり気負わず始めたのですが、何とかここまでぼちぼち続きました。
書くときに稽古内容を振り返ると、大事だったところやできなかったところが思い返されて、あーかこーか、と余計なことも考え始め、いろいろとまとめていく作業も入るため、いつも結構な時間を要しています。
(その分家のことがおろそかになっています。。。)
これでは今後続いていかないので、端的に記載していこうと思いますが、ここで思い返すことがいい稽古にもなっていたことは事実です。
来年も適当に、読みやすいとかあまり考えずに思いのままに書いていきたいと思います。
今年の年初のブログを見返すと、ますこさんは今年の初めにおみくじで天岩戸を開くと出たそうです。
古武道でいうと、もしかしたら開けていないと感じているかもしれませんが、ますこさんにとっての天岩戸が、重ーい鉄の扉から、軽い簡単に開く扉になっているような気がしました。
目標としていたことも、やってみたらなんとできた、ということがいくつかあったかと(ブログでも書かれていましたよね)。
開いていないだけで、おそらくこれからどんどん開いていけるのでは、と思いました。
会の皆さんも、まずは扉を見つけて、開くチャレンジをして頂けたらと思います。
私も扉をどんどん見つけて開いてみたいです。
仕事納の帰り道、酒屋では酒粕と、これだ、と選んだ日本酒(純米うすにごり生原酒)を、スーパーでは値引きしていた鰹たたきを購入し、家で冷蔵庫にあった春菊をサラダにして、鰹たたきとともに夕飯に添えました。
さっそく日本酒を開けて飲んだが、これがめちゃめちゃおいしかった!
鰹たたき、春菊サラダがまたよく合い、さらにお酒を美味しくしてくれました。
美味しいものを美味しいと感じる、
稽古でも何かに、お、と気づけたときやうまくできた瞬間、
こういう幸せがたまに落ちていることが今年もあり(ほとんど忘れているが)、
生きることへの多少のうるおいになっているようで、ありがたいです。
今年も一年間、ありがとうございました。
でんこ
08:30