稽古は健康にいいのか?1月21日稽古にて思うこと

2023年01月22日

2023年1月21日(土)稽古

居間にあったものを片付けた。
週1回程度使用するもので、それなりにかさばっていた。
始め床にべた置きにしていたが、邪魔だしほこりはたまるので、台の上に置くようにしたが、やっぱり邪魔だった。
あまりしまい込むと不便なので、どこかないかと見まわしたところ、居間にある開き戸の棚に空き箱が置いてあるところがあった。
何かに使うのでは、と保管していたものだが、全然使用しないし、居間にある必要もないので、いい機会だし処分も考えた。
出してみて、中を開けるとまた箱が。
さらに開けるとまた箱。
箱、箱、箱。。。

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ほぼマトリョーシカ状態。笑える。
全部で12個。
これを捨てるのはもったいない精神が出てきてしまった。
ふたをし直して別の置き場を探して移動し、居間にあったものは箱が置いてあったところに置いた。
居間は片付いたものの、何か問題を先送りにした気がする。。。


稽古
・準備運動的な体の動かし(体周りを意識した動き)
足の幅は肩幅よりも広めで行った。
・受身

小太刀の素振り
・腰の落とし確認、型
型は小太刀の軌道が前後の平面上で動くイメージ。
小太刀の剣先で刺す、斬り上げることが前提のため、真横のまま動くことはない。
小太刀の軌道を保つには、体の捌きをきちんと行わないと苦しい体勢で動くことになる。


・初伝の素振合わせ応用
素振合わせとの違いに混同しそうになる。

剣術
・構、素振り
・斬返:通常・腰を落として・膝行

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下半身の制約があっても突っ込まず、やるべきことをやる。

・初伝表
今回初めてやる人もいたが、手順自体は問題なく素直に動けていた。

柔術
・手解・横から両手で腕を持って肩を上げからの崩し技・横に並んで片手で腕を取ってもう片手で下に崩す技
緩みを伝えるに尽きるが、まずは相手にできるだけ近づき、相手に沿わせて崩す。
・半身突き避け
相手の突きを待って捌かなくてはいけないが、感じたときに捌かないと早い人には間に合わない。
Niさんと行ったときに、突きの位置を合わせてから一度戻して突くときに、突く気配のない、しっかり始めの位置に戻してもらうことを意識して行ってもらったところ、いつ突きが来るかの気配がまったくわからなくなり、ほぼ自分を信じて捌くタイミングとなった。
最近は何となく確信を持って捌くタイミングを取れていたが、それは単に相手が適切に戻せていなかった可能性が高いと思った。
手順としては始めの位置に戻さなくてはいけないことはわかっていたが、こんなに大切なことだということを身をもって感じた。
基本は大切だ。

最近、半身突き避けで相手を取り切ろうと速く突く気がしない時期があった。
考えてみると、相手と同調した無理のない突きをしていた気がする。
速く突くほうがむしろ良いということを言われてから、可能な相手には、できるだけ、ここ、という間で速く突いてみることにした。
意識のモードが変わり、相手に合わせるだけでなく、相手の虚をつく突きになっているかとも思ったが、逆に相手の動きを感じたうえでどう動くか、という感覚になっている気がする。
打太刀としては合わせた動き、ずらす動きどちらも必要な感覚で、相手がどのような稽古をしたいのかで意識を変える必要はあるのかもしれない。

・座りで両手を押さえたところから手解、そこからの崩し
つないだ状態をキープしてあまり形を変えずに崩す方法もあるが、今回は片手ずつ役割を明確にしたものを行った。
斬りで抜いて崩すほうは、つながりを感じて適切な方向に抜いていけばよい。
詰めるほうは、ラインに沿って無理なく入っていけば崩せる。

重さん、柔術は一見固めたような受けだが、逆に肩が抜けていてそこが止まっている様子が見られた。
通常受けは固めるな、という方針で行っているが、今回は身体に均一に力を入れてもらって、とにかく止める方向でやってもらったが、肩にうまく力が入っていない可能性があった。
意識して力を入れてもらったら、悪くない感じになってきた。
ポテンシャルは高いので、ここで受けをしっかりものにできれば、かなり上達すると思う。

でんこ


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稽古は健康にいいのか?1月21日稽古にて思うこと