2021年06月

2021年06月30日

2021年6月26日(土)稽古

久々に薙刀の稽古。
長物はとにかく体で扱う。
型の動きの確認、技術的な確認を前半3本行った。
要求されていることをきちんと行うことがまず難しい。

剣の確認も少し行ったが、
Oさんの剣の打ち受けが力が抜けていて楽にできていた。

めざしさんは薙刀の型をしっかり覚えている。
動きの理解もついてきていると思うので、どこまで打ちを取っていけるか。

長く重いものは遅れがまさにきちんと感じられるもののため、
非常に稽古になる。
体を落として丁寧に稽古していきたい。

でんこ


17:34|Permalink

2021年06月25日

言挙げすること

 言葉にならない想い、なんてよく言ったりします。
 言葉で表現しようとすればするほど、どこかズレが生じてしまうような感覚ってありますよね。
 動きにも似たところがあって、動きを言葉で表現するのはとても難しいです。
 また言葉にすることで、今度はその言葉に囚われてしまうという弊害もあったりします。

 とはいえ、私自身の理解の整理や説明の便宜上やはり言葉での表現も試みるのですが、会員のみなさんにはそうした説明は参考程度に止めて、あまり真に受けないでいただきたいです。
 その点、副会長のでんこさんは大したもので、そもそも私の話なんて聞いちゃあいないし、指導で説明したりこのブログを書く際も、自身の観点から選んだ言葉を用いています。
 「へぇ~そういう風に捉えているんだぁ。」なんて、私が勉強させてもらっていたりして(笑)

 大切なものは言葉にならない部分にあるのですが、稽古においてはそれをあえて言挙げしてみるという工夫もあってよいと思っています。
 言葉にすることでクリアになってくる自分というものもあったりします。
 会員の方々には、そういう部分でこのブログを活用していただけたらうれしいです。

 お猴

11:58|Permalink

2021年06月24日

2021年6月23日(水)稽古

会場が20時までのため、早めに稽古開始。
仕事で間に合わずに、また遅れて参加。

剣の受けは、単に受けるだけであるがいろいろと考えられる。
まずは ”取りに行く受け” と ”受け入れる受け” か。

取りに行く受けは始めから取ってしまうのもありだが、
打ちにぶつかっていくことなく、打ち気をなくして取り切れると
こちらの流れで次につなげられるため、うまくいったかな、という気になる。

この日は受け入れる受けを少し稽古。
つぶされることなく、打ちの乗せてきた力をうまいこと逃す。
そこから次の展開がいろいろと考えることができる。
ただ、手を抜くとつぶされるだけになるため、きちんと全身を使って対応する必要がある。

めざしさんの上段の受けが絶妙な形で取れていた。
取りすぎることなく、つぶされるでもなく、きちんと受けられていた。
勉強になる。

でんこ

20:33|Permalink

2021年06月20日

2021年6月19日(土)稽古

今日は雲が層になっていて、少しどんよりした感じ。
これはこれで幻想的。
IMG_3252[1]

廻し小太刀から廻し杖へ。
道具が変わることで感覚が変わるが、のびのび動くことで同じように動ける。
道具を意識したり、体の動きに意識を向けたり、自分が動きやすい、
もしくはどちらが一致して動けるかなど考えながらできるとよい。

めざしさん、袈裟の受けは始めつぶし気味でそれはそれでよいのだが、
受け入れ気味にやってもらったところ、すぐに呑み込めて実現した。
特に押されているわけでもなく、相手の打ちを吸収できている。
対応力は素晴らしいので、これが常に落ち着いてできると非常に良くなると思う。

最後の話の中で、大宮でのネットカフェ立てこもり事件にちなみ、
実際こういう場で何ができるか、という話になった。
古武道を行っているからと言って特に何か特別な攻撃ができるわけでもないし、
ある意味危険なときもある。
私が思ったのは、常々稽古で行っている、呼吸を落ち着いて行い、
呼吸に合わせて動く、ということがこういう場でできるかということかと。
つい体を固めてしまい、動けなくなったり声が出なくなったりするため、
そういうときこそ落ち着いて呼吸を行い心身を落ち着かせて
声を出したり動いて逃げたりがきちんとできるようにすることが大杼かなあと。
そういう場に出くわさないようにすることが一番だが。

ますこさんの稽古禄、いろいろな気づきがすごいです。
一緒に転がるのも合わせとしていいのでは(^^)。
足の感覚、ぜひぜひ次にも活かしてください!

でんこ

17:00|Permalink

2021年06月19日

2021年6月16日(水)稽古のこと

みなさまこんにちは!
じめじめと湿度が高く汗ばむ季節になってきました。杖を扱う時の「すべらせる」感じが汗でうまくいかなくて焦る…いや元々うまくいってないんですけれども、それはそれとして!

2021年6月16日の稽古に参加しました。
力を伝えて相手を崩す稽古、漫然とやるといつまでも崩れが生じずに、一緒にぐるぐる回ってしまったりする。
無駄な力を入れず、しかし明確な方向性を相手に伝えていくのが難しい。
この辺で落としたい、と考えると、ぶつかってしまう。
挙句自分も一緒に転がる。
せめてかっこよく前回り受け身で転がってみたいものです。
剣術の上段の受けの形を、でんこさんより修正していただく。
上段の受け、受けきれずに最後は腕の力で頑張ってしまうのが、楽にできてびっくり。
今までも何回も何回も修正してもらって、それでもできなかったのです。
今までと違ったのは足の感覚だった。
しっかり体に入れたいです。

ますこ

15:29|Permalink

2021年6月16日(水)稽古

この前生協のちょっとした抽選に応募したら、揚げせんべいのセットが当選!
先日のうなぎに引き続き、ちょっとした幸せが!!
この流れでいい方向にいくといいなあ。。。

稽古は仕事の都合で途中から。
構えはやればやるほど奥が深い。何が正しいのか難しいが、
自分が守りつつ次の動作に素直に入れるものがよさそう。
ますこさんの受けの形が安定してきた。
撞木が腑に落ちたようで、強い受けになっているかと。

小太刀は受けた後の落としがまだ体と連動できていない。
しっかり相手を崩してとどめを刺す所作が行えるように意識したい。

二刀は久々に行ったが、少しは動けてよかった。
横受けは、次の大太刀の斬りを縦に斬り落とす方法で行ったところ、左手が連動して相手を崩せた。
全体の動きが一致していれば何とか動けるようだが、
そのまま相手に大太刀で水平に斬りつける時が落とせていない。
このあたりがまだ課題。

でんこ

15:09|Permalink

2021年06月15日

心のおもむくままに

 先日の稽古後、会員さんが手製の豆本を見せてくれました。
 その場に居合わせた全員が思わず「おぉ~」と唸る精巧な出来ばえで、指先でつまむようなサイズの作品なのですが圧倒される感がありました。

 後からウィキペディアを読んでみると、豆本というのはずいぶん古くから存在するジャンルなのですね。

 こだわりポイントの説明を受けながら拝見している時に、会員さんの一人が「明らかに何かの一線?は超えてますよね…」とつぶやきました。
 この豆本の有無を言わさない迫力は、たぶん作者の情熱の量や密度と、それらが向かう方向のブレの無さに起因していると思いました。

 作りたいから作る。
 やりたいからやる。
 稽古したいから稽古する。
 大切なのはこういう事だよなぁ~との思いを新たにさせられました。
 いやぁ、眼福でした。

 お猴

18:14|Permalink

2021年6月12日(土)稽古

まだ梅雨入りはしていないものの、だんだん暑くなってきたので
水分補給を十分しながら稽古。

杖の型は全体の確認。
寄っていくときにどのような意識で行くか。
最近は相手の打ちを意識するよりは、相手が来なければこちらが取る意識でやっていたが、
さらに進めて適切な間で来た時に取りすぎず、きちんと取りきることがどうしたらできるかを
少しずつ考えている。
2本目は打ちに対してこわばってうまくいっていなかった。
左手をもっと自由に、しっかり体と右手の弾きに合わせると、
おのずとやりたい動きに近づいた。
めざしさんが7本目仕太刀の突きのタイミングがとてもよかった。
感覚をつかんできた感じ。

稽古後に会員が作ってきた豆本を見せてもらった。
ものすごいクオリティー!!
とても凝って作っているようで、本のシミや広告まで再現。
いいものを見せていただきました!

でんこ

10:34|Permalink

2021年06月12日

説明はいらない

 「説明はいらない」とか「説明が邪魔」あるいは「しゃべり過ぎ」とか「だまってろ」(笑)など、でんこさんから稽古後によくお叱りを受けます。
 わかっちゃいるけど…
 曖昧であることの豊穣とかエラそうに書いていても、なかなか指導の中で体現するのは難しいです。
 しゃべって楽になりた~い

 でもやっぱり余白は大切。
 私自身そのようにして導いていただけたので今があります。
 課題だなぁ

 お猴

14:54|Permalink

2021年6月9日(水)稽古

会場の都合で早めに稽古開始だったため、
こっそりいつもよりは早めに会社を出ようとしたが、
そういう時に限って質問が。。。
無下に断るのも悪いので、いろいろと答えていたが、
結局出るのが遅くなり、遅刻。まあ、こんなものか。

この日は体験の方が来てくれた。
形をとるのがうまい。参考になるところもある。

稽古は基本的なところを中心に行われた。
足の入れ替えなど、明確に落ちを意識して行うと、
やはり明確に入れ替えやすくなる。
1個1個の動きをどこに注目して行うか意識して行うことも
時によっては大事だと思う。

最後に杖の型を連続して複数人で行った。
しのごの考えず、とにかく行うことで余計な動きが出なく素の動きになることもある。
これも大事。

でんこ

13:45|Permalink