2022年08月

2022年08月28日

2022年8月27日(土)稽古

通勤で自転車を使用しているが、階段横を押して上がるところがあり、今までは腕を縮めて体で押すような感じで押していた。
腕を伸ばそうと腕に力を入れると腕がプルプルしてくる感じでバランスが悪い感じだった。
少し前に腕に力が入らないのは逆に体に力が入ってしまっているからでは、と思い始めたこともあり、何回かやっているうちに、腕を伸ばした状態でぶれずに登れるようになった。
最近はむしろこちらのほうが楽に上がれる感じ。
体が力んでいたであろうことに気づけたとともに、いろいろ観点を変えてみることも大切だとつくづく実感した。


稽古は受身、基本の動きなど。
素手や杖、剣などで半身をしっかり取る動きをそれぞれ行っているが、きっちりやるとかなり疲れる。
さぼろうと思えばさぼれてしまう動きのため、自分をどこまで追い込むかが問われる。
それぞれ短時間でやるため、まだ何とかやれている感じ。
もうちょっと体力をつけて動きに慣れていかないと、きっちりとした動きができない。
普段からちょっとずつやるなど、何とかしたいなあ。。。

柔術基礎
半身突き避けの捌き
捌く側の手を体にしっかり寄せて半身で捌き、相手に入ることの繰り返し。

杖は廻し杖の確認。
杖の動きに体が合っていないため、軌道がおかしくなっている感じがある。
これは何とか慣れていきたい。

居合
腹抜、縦抜、斬上の確認
対人で押さえられた状態での抜き。
共通しているのは、剣にしっかり体を寄せること。

剣術
腕を伸ばした状態での素振り
打ち込みを受け流しを繰り返し。
kenjutsu_tawase
頭上を狙ってくる打ち込みをラインで交わす

上段打ち受け
腕を伸ばした状態で行った。
構えが斜めにならない状態を確認。
きっちり体勢を取ることで斜めになりにくく、真っすぐの感覚を養う。
余計なことをしなければ真っすぐ打ち込めるはずだが、きっちりやると結構つらい。。。
kenjutsu_jodan
上段の構えを曲がらずに取る

切落し種々。
基本の構えで止まっていたり打ち込みの途中だったりするものに対して真っすぐ斬り割る。
割ろうとすると割れないし、軽くなってしまう。
kenjutsu_kiriotoshi
腰を落とした体勢で真っすぐ割る(前回稽古画像)

ついつい剣先に重さを乗せようと力が入ってしまうのだが、Oさんの打ち込みは鋭い早さはないものの、きっちり重さが乗っていて真っすぐ割っていた。
体の緩みがなせる業か。
真似はできないが、力まず剣先に乗る感じが出せることが体感できたのはありがたい。

型は斬り落としが入ったものと中伝裏1本目変化の4本目。
やり取りを感じて剣が当たらずに動いていく。
kenjutsu_ka4
動きつつも取り続ける

柔術
座りで両手を押さえられた状態から斬りに入りつつ返す技。
それを踏まえて右頸動脈に手刀で斬りをかける技。
ぶつかったとしても相手に沿わせて、というか止まらずにかけ続ける。
ただ、ぶつかり続ければよいわけではないので、手に頼らず全身で半身を切って相手に入り続ける。

でんこ



14:36|Permalink

2022年08月25日

再現性を求めない

 稽古が終わった後に、印象的だったことを指導員のでんこさんと振り返るということがよくあります。
 でんこさんは気が向いた時には話に付き合ってくれます。
 昨日は型稽古で技が上手くいったりいかなかったりする、その再現性についての話になったのですが、でんこさん曰く、「私はこの頃は、パッと動くのは無理だなと思っているんだよね。体の調子によって動ける時もあるけど、まず上手くいかない。相手の調子もいつも同じじゃない。」
 どういうこと?と問うと、「とにかくゆるんで、速度を変えずに動いて、相手にぶつかりそうであれば相手に合わせる。一人で動く時も、相手が居る時も。そうすると、まあその時の調子なりになんとか動ける。」とのこと。
 なるほど…私も相手も同じ状態であることが一瞬たりともないことを思えば自明なことなのですが、以前の成功体験、感覚を拠り所として再現性を求めてみても、というか、技に再現性を求めること自体がどうもズレている、ということが腑に落ちてきました。
 月並みだけれども、一期一会ということ。

 分かったつもりになっていたことが、全然分ってなかったじゃん。ということがこの頃続いている。
 本当に、ありがたいことです。

 お猴


19:49|Permalink

2022年08月21日

2022年8月20日(土)稽古

ベランダに鳩が。。。
ある日、夕方ぐらいにガタガタ音がしたので何事かと見ると、鳩が2羽止まっていた。
しばらく動かない。
近づいても動じない。
夜になってもそのまま。しかも寝落ちしている。。。
hato

どんだけ人に慣れているんだ、という感じ。
朝になったらいなくなっていた。しかし、お土産をたくさん置いていった。。。
こりゃ毎日来るのでは、今後来たら追い払うしかないな、と思っているが、今のところ来ていないのでホッとしている。


稽古
受身、基本の動き。
受身の基本的な時間が最近短いため、自分で心してやらないと、なまりそうな感覚がある。
最近水曜日が仕事であまり来れていないこともあり、自分で工夫しないと。。。
両手を前に出したり、杖の動きに合わせたり、半身をきっちり取る稽古が増えてきているが、全然体がついていっていない。
気づくと腰が浮いてしまう。
安定してしっかり半身が取れるようにしないと。。。

hanmitaijinkodachi
半身で小太刀を持って入りと受けを決めて動く。腰が浮くと相手に入れない。

半身突き避けは、最近肩を触るように行っているが、先走らないようにしていると、反応がどうしても遅れる。
どうも体が緩んでいないのが出てしまっている気がする。

剣術
素振りは腕を伸ばした状態での廻剣、上段の打ちなど。
しっかり上に取り上げることが全身を使って非常に疲れる。
どこかさぼると構えが曲がる。。。
型は奥伝の触り。
剣の取り上げでその形状に沿わせて打太刀の打ち込みをそらすような動きの確認。
先走って動くと打太刀が変化する。動くべき時に適切に体を捌く。

居合
腹抜、縦抜、斬上で対人で押さえられた状態での抜き。
緩みで抜くと言ってしまえばそれまでだが、固くても両手を押さえられていることに沿わせれば抜ける。
右手が詰まれば左手のほうを捌いていけばいいし、両手詰まれば詰まる方向でないほうに動けばよい。
その動きを止めているのは自分自身なので、固定観念を捨てて、動ける方向に動けばよいと思う。

柔術
座りで両手を押さえられた状態から斬りに入りつつ返す技。
しっかり斬りの体勢に入るよう相手のほうに肘を入れつつ斬りをかけ、逆の手で相手を返す。
斬りと返しが相手の体の崩れに沿わせていないとぶつかる。

自主稽古時間に居合の確認。
座りから縦抜は、基本では抜き出して行っているが、早くやっても剣を立てる動きを行わずに鞘を引くことにとらわれると、鞘を床にぶつけて前に出ることで抜くことになってしまう。
立てる動きときっちり半身を取る動きを行うことで、剣の抜きが大きくぶつからずに行えそうだ。
ただ、まだまだ早くはできないので、丁寧に行っていきたい。

でんこ


14:59|Permalink

2022年08月14日

2022年8月13日(土)稽古

8月11日は、山の日だが、きのこの山の日でもあるらしい。
きのこの山の日

もしかしたら今年は違うかもしれないが、そこは気にせず、便乗して会社でみんなに配って気分を味わってもらうこととした。
小袋のものがあったらと探したところ、たけのこの里との詰め合わせとなっていた。
長年どちらが人気があるか世の中で議論になっているようだが、配るときにいた人には何となく聞いてみたところ、半々ぐらい?
まだまだ議論は続きそうだ。。。


稽古は台風がちょうど上陸したときと重なったこともあり、無理はしないよう告知していたため、少人数で行った。

基本中心で、体のつながりを感じる動き、受身など。
前受身は、使えていない背中の両脇の筋肉を意識して腕を動かすことで、いつもよりかなり滑らかな動きとなった。

柔術
腕を回してその流れで崩しをかける。
相手の崩れを感じてそれを追っていけば崩せるが、つい先走ると相手はついてくるだけになる。
首投げからの返しは、相手の崩しに乗ってその流れで崩す。
決め打たずに乗ると、相手の遅れがあればそこに入るだけで崩せる。
自身が固めてしまえばそこを取られる。
固めないように、と言われても、言われて緩められればいいが、そこを緩めることで自身が崩れてしまうのでは仕方ないので、なぜそこを固めることになってしまうのか原因を考える、固まっているのがそこではなく、実は別のところ、緩める方向が間違っていて緩まらない、などいろいろ考えるのも解決の糸口になるかもしれない。

剣術は素振り中心。
腕を伸ばした状態で基本素振り、廻剣、上段の打。
腕はとにかくたわめずに伸ばす、しっかり握る。変な緩みは作らない。
腕を伸ばすことで制約ができて、余計なことをしないこともありいい動きが引き出される。
普段緩みでやっていると、さぼっている部分があり、それに気づかされる。

kenjutsu_suburi_jodan
上段。腕を伸ばすと大きくなる。かなり腰を低く落として深い姿勢を取っているつもりだが、見た目でこんなもの。

打ちかかるときには前掛かりになりがちだが、そのときに前のめりになることで前側の足や腰に突っかかりを作ってしまい、可動域を狭くしていることに気づいた。
一瞬の距離は少し手前になるものの、いい位置を保ったまま打ちかかることで、いい動きが引き出される。

kenjutsu_suburi_jodan
打ちかかりで前のめりにならないことで、深い撞木を取ることができる。

居合
腹抜、縦抜の体勢で、両腕を相手に取られた状態での抜き。
ぶつからない方向に体を緩め続けることで抜けてくる。

この日に気づいたことは、結局動きの制限を設けてしまっているのは、自分自身ということである。
柔術では崩れるときに上半身が崩れる方向でも、下半身で止めてしまうとそこを取られ、頑張っているようで、自身も動けなくなる。
一緒に下半身も動くことで、相手が正しく行えば崩されるが、無理やりな動きをされたときは逆に相手の無理な体勢を捉えて崩されない、もしくは崩し返すことができそう。
剣術では、前のめりになることで、関節の可動域を狭めて動けなくしている。
前掛かりになるのはいいが、その場合は下半身もしっかりついていき、中心は保つことで次の動きにつなげられる。

でんこ


14:01|Permalink

2022年08月07日

2022年8月6日(土)稽古

最近枝豆をよく食べる。
旬なので、生のものを買ってきて、前は鍋でゆでていたが、最近は電子レンジで作っている。
シリコンスチーマーに洗った枝豆を入れて塩を適量入れてもみ込んで、レンジで数分、一度取り出してかき混ぜてまた数分やるだけ。
(200gだと塩小さじ一杯、2分、1分半くらいか)
塩が少量でいいし、お湯を捨てなくていいし、お湯にうま味や栄養分が出ないし、おいしいし、ということでなかなか気に入っている。
枝豆以外も根菜や豆類など、ゆでる必要があるときは電子レンジでやってしまっていることが多い。
電子レンジ、あなどれない。


稽古は今回も基本的な動きを中心に行った。
体のつながりを感じる動き、受身、歩法、半身の確認等。

半身突き避けは、今回は肩に向かって突いてくるのを捌く確認。
先走らず、当たってから避けることも行った。


基本のやり取り確認。

居合
基本の確認から、相手に押さえられた状態で縦抜きを行う確認。
型は初伝の内の型。

剣術
素振り、斬り返し
素振りは肘を曲げずに行うものをいくつか取り入れた。
肘の緩みによる遅れは少なくともなくなり、剣と体の一致感は出やすい。
しっかり腰を落として、腕は頭上に伸びあがるぐらいのところを通すとおのずと正しい動きが出てくる。
この感覚で、肘を緩めたときも行えるとよい動きとなりやすい。
Mさん、固めがちなのがこの素振りではよいほうに働いて、大きくしっかり肘を伸ばして動けているところが随所にあった。

攻防は中心取り。
結局は相手に合わせなくては取れないのだが、勝ちパターンを覚えて自分が得意なものを知っていくこともまずは大切。

でんこ


14:42|Permalink