2024年02月

2024年02月25日

2024年2月24日(土)やるべきことをやれば何とかなる

ミキサーをしまった。
ずっと台所と居間の境目に置いてあった。
あると便利だろう、と思って数年前に買ったが、思いのほか活躍の場がない。
ポタージュは好きなのだが、みそ汁や具沢山スープのほうがいっぺんにいろいろ具材が取れるのでついそちらを選択してしまう。
スムージーも何度か作ったが、ミキサーを洗う手間など考えると、やらなくなってしまった。
出しておけば使うかも、しまったら出すのが面倒で使わないのでは、と思っていたが、いつの日か、しまうことが面倒で置きっぱなしになり、ほこりをかぶった時に掃除をするという、なんとも意味のない存在になってしまった。
思い切ってようやくしまい、すっきりした。
(それほどの手間ではないのだが、ずぼらすぎていろいろ面倒に思ってしまう)
しまってしまったものの、何とか今後使うようにしたいものだが。。。
(料理の下ごしらえなどでレパートリーの幅が広がりそうなので、何かいい案あれば、教えてください)


稽古(取りまとめ)
ずっと雨で寒かったのがこの日は久々の晴れ。
ただ明日もまた雨で寒い。。。

基本の動き
・鳥船、呼吸、黙想
・ラジオ体操第一(忘れてやらなかった)
・足入替、受身各種、歩法、膝行など
・突、蹴、半身の確認(広くとらえる)
・手刀の打
半身の形を意識して素振りの後、実際に打ち込みを打受決めて行った。
・小太刀の素振り
・半身相撲
久々に攻防系。
まずは攻め込まれないことが大事だが、中心を取られない状態を維持することが重要。

・素振
・突き巻き落とし・打ち落とし
jo_tsukiuke
突き、受とも明確に行う

・斬返
空いているラインをしっかり取ることを確認するために、一太刀目を袈裟に打ち込んだところから、二太刀目逆袈裟の打ち込みに対して、受は止まったままで打ちが受の杖をきちんと回避できているか確認した。
それを四太刀まで確認することで、ラインの重要さを体感してもらった。

柔術(めざしさん取りまとめ)
・技の掛け合い(肘、肩、手首)
・一教表・裏(座)
相手の肩を大きく返していくやり方をやった。
あたかも腕のみに働きかけているように見えるが、腕を介して相手の中心を制御していくことを意識して行う必要がある。

剣術
・素振(前後の動き)
・上段打受
めざしさんは受でも剣先が効いていて、Niさんは受の形がさらに安定してきた。
・中心立
中心に立てるほうに意識が行きがちなので、まずは上段の受をしっかりして万全な体勢から立てないとうまくいかない。
・斬返
・初伝裏
いきなり行うと、打太刀と仕太刀の手順が混同してくるが、打太刀が打ち込む、仕太刀がそれを後に先に捌いていくという役割を考えればおのずと手順も出てくるはず
(ただ、理想であって、なかなか。。。)。
・中伝裏1本目、変化1
寄りが一方的に打ちかかる型だが、変化1では待ちが打ち込める間合いに来た時に打ち込んで寄りが捌く。
待ちが打ち込まないと結局寄りに打ち込まれる。
待ちはどの間合いで自分が打ち込めるのか、一部の人に間合いを確認してもらった。
その間合いで打ち込めば、寄りより先に絶対に打ち込める
(なぜかは理屈で考えればおのずとわかる)。
なので慌てて速さで打ち込む必要はない。
ただ、始めはその心意気も大切。

待ちから打ち込むタイミングは皆さんよくなってきた。

寄りは待ちが打ち込んでくることを予測して止まってしまうと稽古にならない。
打ち込まれて怖い気もするが、打ち込む気で寄っていけば慌てずに受の体勢に入れる。
kenjutsu_chuden1
打ち込む意識で寄れば、適な間で打ち込まれても適な受けができる

居合
・初伝六太刀(立)
基本の確認を型を通して行うために、立で行った。
1つ1つの動きを明確にするために、つなげずにまずは止めを意識してもらった。

・上伝3本目
左右に向かって抜き出す型だが、形が取れている人が多かった。
iai_joden3
奇跡のシンクロ

まとめの動き
・体をほぐす動き、呼吸、黙想

稽古後、もぐもぐタイム。
皆さん、ありがとうございました。
DSC_0321
博多に旅行しためざしさんから。

DSC_0320
稽古に参加できなくて罪悪感からか、先生から。

でんこ

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15:46|Permalink

2024年02月23日

2024年2月21日(水)稽古 それだけだった

この日の居合も腰を落とすことで、長い居合刀でも何とかそれほどつっかえずに抜け、納刀もできた。
とりあえず、さぼらずにやればうまくいくことが増えた。
え、さぼらずにやればいいだけ?

なーんだ、それだけか。

当たり前のことをやっていないだけだった。
技術でもなんでもない。
ちゃんとやればできる可能性が上がる。
少しがっかりした気もするが、ちゃんとやり続けることがいかにできていないか痛感させられた。
それこそ技術を学ぶ前に大事なことのようだ。
楽してうまくなることはなさそうだ。
ある意味、それが技術かもしれない。

でんこ



11:52|Permalink

2024年02月18日

2024年2月17日(土)稽古 流れと速さ・早さ

毎週注文したものと一緒に届けられていた、パルシステムのカタログ中止を申し込んでみた。
エコの観点からやってみたのだが、紙関係が一切来なくなり、確かに環境にはよい。
注文一覧も来なくなったので、ネットでいちいち一覧を見て全部来ているか確認しなくてはいけなくなった。
また、今までは紙のカタログを見渡してあらかじめ選んでからネット注文していたが、いきなりネットから選ばなくてはいけなくなった。
不便さを感じるものの、足りないものがあるわけではないため、特に問題はなさそう。
むしろ紙をいちいち引き取ってもらう手間が省け、部屋につい散らかして置いていたものがなくなってよい方向に行っているのでは。
状況の変化に合わせるのがなかなかできないほうだが、柔軟性を持っていくことが良い方向につながると改めて感じた。

ここまで来たら、何か安くなっているものを見逃してしまうのでは、と思って商品一覧を全部見ないと気が済まない性格を(結局ネットでも全部見たくなってしまう)、何とか必要なものだけ見て注文できるようにしたいものだ。
とにかく今は注文に時間がかかってさらに余計なものまで注文してしまっている気がするので。。。


稽古
小春日和だったり、冷たい風が吹きつけたり、寒暖の差が激しい日々。。。

基本の動き
・腕素振りバリエーション
・剣素振り(真向変化、廻剣)
・受身各種

・素振り(体捌きにつながる返し突きや打ち、三方突変化など)
杖の動きをなめらかに、さらに体も一致して動く。
・合わせ(巻き落とし(外・内))

柔術
・横面打からの変化
袈裟で打ってくる相手に対して、入っていく受、打ちを抜く受の2種を行い、そこから一教的な崩しや小手返しに入る。
受けたところからのつなぎが難しいが、流れを途切れさせないように意識して行うと、意外と道筋が見えてくる。

jujutsu_yokomen
柔術風景。相手の動きに合わせてかけていく。

居合(凪さん取りまとめ)
凪さん初取りまとめ。
・腹抜突合わせ
・初伝六太刀6本目合わせ
・心の型1本目 上段の相手に対して意識を持ちながら型を行う
相手との間の合わせを意識した稽古。
1つ1つを集中して行った。
長尺居合刀だったこともあり、疲れてきたがやり続けることが鍛錬になった。

剣術
・素振り(各種(対面交互))
・斬返、斬返変化(崩し)

kenjutsu_kirikaeshi3
斬返。打ちも受けもさぼらず体全体で行う。

・中伝裏2本目・3本目部分
両方とも斜の構えから相手が斬りかかってきたものを斬り割る、相手に斜のままつけていく、というものだが、安易に自分の中心を空けずに剣先で相手を取っていくことは共通している。
体捌きは難しいので、間合い、取り続ける意識を持ち続けることが重要。

Kaさん、ほぼ初めてだと思うが、要件は満たせていて、かなりいい形が取れていた。

自主稽古での動画撮影。
中伝居合の流れ。
止めないからと言って速くやるのではなく、意識をつないでいくことでおのずと早い動きとなる。
iai_chudenno6_3
6本目。流れで動いても個々の動きに問われるものは明確に行う。

試斬
自主稽古時間に行った。
何回かやってきたこともあり、斬れた人、派が入った人もちらほら出てきた。
経験を積むことはやはり大切なようだ。

shizan_kesa2
剣を楽に伸びやかに振ることでおのずと斬れる

shizan_kesa3
牛乳パックの高さを調節して袈裟斬り。
対象物の高さが変化しても斬れなくてはいけないが、自身がどの高さが斬りやすいか把握して確実に斬ることも大切。

前回、今回とバレンタインデーが近かったこともあり、チョコレートのお披露目会!
choco1
カラフルなものや、珍しいもの(チーズチョコ?)
choco2
種々のキットカットが大量!

楽しいひと時を過ごせました!!

でんこ

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16:14|Permalink

2024年02月11日

2024年2月10日(土)稽古 ラインを取ることの大切さ

木刀はささくれ立ってくる。
当会の稽古では、かなりしっかり木刀で打ち合うため、稽古をしていけば避けられないものであり、稽古の賜物でもある。
天然木であるため、ささくれができやすいもの、できにくいものといった差はある。
使い始めに油などを塗るなどして少しの補強はできるものの、いつかはささくれる。
だいぶ昔になるが、何かいいものはないか、とホームセンターを見に行った時に、面取り向けらしいハンディカッターを見つけた。
削るところがコの字になっているので、木刀がちょうど入って削りやすい。
木刀の目の向きを気にしながら削ると、完全にきれいにはできないが、大きなささくれは改善されるため、応急処置にはなる。
対処療法のため、結局しばらくしたら木刀を変えることにはなるのだが。
handycutter
今回ささくれ木刀があったため、ハンディカッターで対処した。対処前を撮り忘れたが、きれいにはなっている。


稽古(取りまとめ)
月曜日に雪が降ったがたまに道の端に少しある程度でもう影響はなし。

基本の動き
・鳥船、呼吸、黙想
・ラジオ体操第一
・足入替、受身各種、歩法、膝行など
・突、蹴、打(半身の形意識)、半身の確認(広くとらえる)
・小太刀の素振り
・半身突避

柔術
・技の掛け合い(肘、肩、手首)
肘では崩されたところから相手を返せるところまで入り込んでかけ返すことも行った。

jujutsu_kuzushikiso_hijiyaritori
相手がかける流れを感じてそれに乗ってしっかり体を入れてかけ返す

・小手返(座)
前回同様、相手が他意なく正座して手を太ももの上に置いているところから手を取り上げるときに、腕のラインを意識して取り上げた。
まずは受ける側は簡単に手を取られないようにする意識(これは普段から意識してほしいところ)。
かける側は取り上げたラインをつなげて崩すところまで相手とのつながりを感じてかけきることを意識できたらよい。

jujutsu_kotegaeshi
手を極めることなく流れでかけきる。

・素振
・三方突
やるべきことの明確さから、この日は最速でも行った。
・斬返
空いているラインをしっかり取る。

jo_kirikaeshi2
杖の陰に入って相手の空いているところにラインを合わせる。

・組杖初伝3本目
斬返も入っている型のため、上記を意識して型をやりきる。
jo_syodenno3
最後は相手の中心を取る意識。

剣術
・素振(前後の動き)
kenjutsu_suburi
素振りであるが、相手を取る意識で行う。

・袈裟打受
・上段打受
・初伝表
・巻太刀
右腕のラインを意識して落として巻いていく。
小手返の手の取り方と一緒。
剣先の重さを活かしてやるとやりやすい。

居合
・初伝六太刀
1つ1つの動きを明確にして基本を含めて行った。
iai_syoden6no3
抜きに体を合わせていく。

・縦抜(通常の抜き)
早く抜くことで斬りを意識。
その中で、ゆっくり抜いたときと同様の抜きをどうやったら行えるかが課題となる。

・中伝4、5本目

まとめの動き
・体をほぐす動き、呼吸、黙想

自主稽古時間にて動画撮影。
中伝の居合は斬りのラインが難しい。
iai_chudenno6
6本目。斬り上げに合わせて体に浮き身をかける。

Niさん、自主稽古時間に熱心に自主練で上段の受確認。
上段の受などは体全体で形が取れつつあるので、剣先に意識が行くような動きができると、なおよさそう。

でんこ

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16:49|Permalink

2024年02月08日

2024年2月7日(水)稽古 関係なさそうな膝の緩みの大切さ

今日の気づき
剣術中伝裏2本目、相手に剣を斬り割られたときに半身で後傾で抜けて相手に打ちかかるが、この後傾で抜けるのがいつも適当にしかできなかった。
後ろ側の膝と腰を緩めて抜けようとしてごまかしが入っているような感じでやっていたが、逆に関係なさそうな前側の膝を緩めたら、ふっと変な偏りのない緩みの後傾ができて、前よりはうまいこと抜けられるような気がした。
偏って力が入っているところがあるとうまくいかないことに気づいた。

居合はこの日やっと長尺居合刀の納刀でつっかえることなく刀を納められる動きができる頻度が増えた。
上記の膝の緩みとちょっと関係しているか。
納刀が苦痛で仕方なかったが、ちょっとだけ楽しくなってきた。
ようやく長尺居合刀を一度離れられる日が近づいたか。。。

285iaito_saya
鞘の内側を納刀で削っていた日々とさよならできるかも。。。

でんこ

08:00|Permalink

2024年02月04日

2024年2月3日(土)稽古 足からの体全体での動き

節分、豆まきをした。
といっても、集合住宅であることや、後片付けのことを考えて、必要最小限で。
豆は、例年のごとくお安いOKストアの福豆。
家にたまたまあるそれっぽい枡に入れて、まずはベランダから、
「鬼は外!」
と大きく1粒外へ。
「福は内!」
と小さく家の中に1粒。
玄関に行って同じことをやって終了。
そして歳の数だけ豆を食べる(段々食べるのに多さを感じるように。。。)。
福が来てくれますように。。。


稽古
明日から寒くなるらしい。雪という説も。。。

基本の動き
・腕素振りバリエーション
・剣素振り(真向変化、踵上)
・受身各種

柔術
・肩抜落0本目
相手の後ろから腕を剣の用に持ち、斬り落とすことで崩す。
つい崩そうとしたり引き込もうとしたりすると崩せない。
・技の掛け合い(肘、肩、手首)
一教のような肘からは、体全体で大きく動かしていくように行った。
さらに崩されたほうは、そこから体を落とされた下に2歩で入り、相手を崩し返す。
それを繰り返して体で相手に働きかける感覚をつかんでいく。
・肘抜落
今回は剣の斬りを意識して行った。

・素振り(体捌きにつながる返し突きや打ち)
杖と体との一体となる動きを学ぶ。
動き自体がきちんとできればかっこいい。
・合わせ(巻き落とし(外・内))

剣術
・素振り(各種(対面交互))
・斬返、斬返変化
袈裟打ちから上段の受けをひと手間入れた動き。
・受流、袈裟受流
受けをしっかりすることが前提。
そこで崩れると、流すところでごまかそうとしてもきかない。

kenjutsu_ukenagashi
流す前の上段の受。相手の押さえ、剣先への意識。

居合
・腹抜、腹抜突(膝落とし固定(一文字腰、踵をつけて))
・中伝1、2本目
斬り上げからの袈裟斬り。
斬りのラインが難しい。

自主稽古での動画撮影。
柔術立合いの間詰。
止と比べて間を取っていく必要があるが、間を取ることに捉われるとうまくいかず、場と調和することを意識したほうがよさそう。
jujutsu_tachi5
5本目。袈裟打ちに対してきっちり半身で捌いて脇に入っていくことで、取は受身を取らざるを得なくなる
jujutsu_tachi5_2
取は前廻り受身に入っていく

稽古後の団らんで、Niさん、睡眠負債を抱えていたらしいが、解消したとのこと!
私も抱え気味なので、心して解消しなくては。。。

でんこ

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15:39|Permalink