2024年12月

2024年12月31日

2024年の振り返り 視野の広がり、長尺居合刀の学び、間の捉え

今日の空と富士山。
fuji3

たなびく雲と夕日が重なり、見事なコントラストをつけていた。
空は毎日違う絵画を見せてくれているようで、毎日感動させてくれる。

稽古納が終わり、袴の洗濯をした。
通常着けている濃紺袴と、主に演武会等で着ける白袴。
洗濯すると、どうしてもひだの折れ目が緩くなってしまうため、アイロンをかける必要がある。
干す前の濡れた状態で、テカテカしないようにできるだけ裏から、あまりこすらないようにかける。
きれいに広げて重ねた状態でいっぺんにかけらればよいが、うっかり違うところが折れてしまうと大変なので、袴の布を回しながらひだ1つ1つかけている。
心を込めて、、、やれればよいが、面積が大きくて折り目が多く、とにかく時間がかかるので、必死にやるので精一杯。
腰に近いところは折り目の応酬で、間違えないよう神経を使う。

最近、袴腰の在り方、と腰に着目した稽古も行っており、袴は古武道を行う上で重要な役割を果たしている。
袴のキュッとした締め上げで、身体が整い、スイッチが入る感覚もある。
歩くとき、座るとき、足捌き、袴捌きの勉強にもなる。
稽古を終えて袴を畳むとき、これも丁寧に行うことでひだが美しく保たれる。
畳むところもおそらく稽古の1つなのだろう。
袴は種々の心得を教えてくれる非常にありがたいものなので、心してアイロンがけをしたい。
(が、やらなくて済むならそうしたい。。。)


2024年の振り返り
稽古全体としては、打ち込む間を捉える、視野を広げる、ということを中心に行ってきた。
視線を上げて広く前を見ることで、自ずと構や動きも大きく楽になり、間も感じられる。
重点的に思い返したのは、長尺居合刀と間について(詳細は下記)。
来年は課題がいろいろあるが、特に打太刀の打ちの在り様を詰めていきたい。

長尺居合刀
宇宙をイメージして青を基調に作ったが、結果的には深い沼だった気がする
(縁金のカニも星座ではなくサワガニ、鍔の月も水面に映るものだったなあと)。

長尺居合刀はもともと興味があり、何か学べるかな、と軽い気持ちで購入を検討した。
オーダーすることになり、長尺としてよくある2尺8寸をお高く作るのもなあと、差別化を図るため2尺8寸5分で頼んだ。
結果的に、背の低い私にとってこれが絶妙な長さで、頑張れば抜けるギリギリ。
とにかく始めは抜くだけで大変、うっかり袴をきつめに履こうものなら絶対に抜けない、緩くしてもある程度の制約が入るので、鯉口をひっかけないと無理だった。
納刀はさらに大変で、頑張らないと入らない。
納めなくてはいけないつらさを思うと、抜くのを躊躇するほどだった。
とにかく全身を使って抜かなければいけず、しかも重くて振るのも全身、納刀も全身、とさぼらせてもらえないため、居合が苦痛になりかけた。
それでも徐々に慣れてきて、長いものを抜くことが、抜けることが少し楽しくなってきた。
思い切って抜けない分、丁寧に抜ききるということを学んだ。
数か月やったらある程度慣れて元の長さに戻すという目論見は外れ、結果的に1年以上抜き続けることになってしまったが、得るものは大きかった。
もともと使用していた2尺5寸と同じような抜きができることを目指していたが、とても同じように早く抜くことはできなかった。
しかし、目指す必要はなく、今までかなりサボって手だけで抜いて早さを出していたことは身に染みてわかった。
来年2尺5寸に戻した時に、今の感覚で抜いていけるか、気を引き締めていきたい。
全身を使う感覚は、剣術や杖、柔術など他の術にも生かされてきたと思う。
結局2尺8寸5分を使いこなすまではいけなかったが、今の実力ではここまでだと思うので、他の面で向上させて、また戻った時にどんな抜きができるか、楽しみである。
今回ここまで来れた、と思えるまでできたことはありがたい。

間の感覚
常に対人では、間が近い、届いてない、といったことが問われる。
そこで空間的な間を詰めるため、今年の後半は各人がどこまで届くか確認することを念頭に稽古を構成してきた。
今年だけでは全然やり遂げられておらず、発展途上なため、継続していきたい。
さらに、時間的な間について考え始めたが、これは空間的な間と等価で、実はないのではという考えに至った。
しかし、同じ距離になるにしても、緩急、等速など、果たす役割は大きいことに気づき始めた。
見えない動き、捉えにくい動きとは、速い動きではなく早い動き。
早い動きとは?
この辺を詰めていきたい。

静稽会の根岸先生が書かれた静稽録の中で、所作について言及されており、その中でも早さについて触れられていた。
 
所作も大事な稽古、身につまされる言葉である。
早さは計って決められるものではなく、美しい所作をするうえで、しかも人それぞれ決まってくるのでは。

ただ、間の行きつく先は、空間、時間、どちらでもよく、自分を取り巻く時空すべてを受け入れて、違和感なく動く、いや違和感とかも関係なく、すべてを巻き込んで動けるように、動きたいように、心が開くように、すべてが開くかのように、しかし確たる己を感じて動ければよいのかもしれない。

自分の理想に向かうには、それなりの稽古を積まないことには机上の空論になってしまうため、精進していきたい。

今年はますこさんが年始は体調を崩して大変だったが、11月11日にすべての居合の型を抜くという目標を掲げて実践したことに感銘を受けた。
実際、年末発表会の居合の斬りが鋭くなっており、稽古は裏切らないことを魅せつけられた。

今年もいろいろと考えさせられる1年でした。
ありがとうございました。

でんこ


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2024年12月30日

2024年12月28日(土)稽古納

前日が仕事納め。
ため込んでいた新入社員時代に使用していたテキストを思い切って処分しようと思ったが、今読んだらためになりそうだったので、ホチキスを外してスキャンを繰り返し、紙媒体は捨てた。
今のスキャナーはよくできていて速いが、それでも時間がかかり、フロア中にガシャコンガシャコンと音が響き渡っていたが、そこは心を強く持ってやり遂げた(迷惑だったに違いない)。
ある意味平常心を保つ訓練になったか?
まあ、見ることはないかもしれないが。。。

稽古
ずっと雨が降っていなくて乾燥している。
週間天気も雨の予報は出ていないので、しばらくカピカピ生活。

この日が稽古納だった。

基本の動き
・袴腰確認
腰の在り方を壁を使って確認してその状態で動くことを試みた。
・サンチン
・腕素振り
・手足一致突き、蹴り
・手刀素振り(上段、袈裟)
・歩法(向かい合わせ)
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相手の入りに合わせて自然に下がっていく

・転換合わせ
転換の動きを相手に伝えていき崩しにつなげる
・受身各種
・半身突き避け
受は間を取る状況を行った

柔術
・立柔術3本目
突きに対して間を取っていくことを行ったが、まずは突きをしっかり捌けることが前提。


・杖素振り合わせ 上段打受
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打ち込みに対してラインでしっかりかわす

・袈裟打受
あいているラインにしっかり入り、相手にしっかり斬り込まないと、相手が受ける必要がなくなってくる。

剣術
・素振り
・袈裟合わせ
遠くへまずは打ち込もうとしないことには、自分の打ち込める適切な間合いは見えてこない。
・斬返
・中伝裏1本目、変化2つ目
ゆっくりだがしっかり打ち込み、やるべきことを確認した。
kenjutsu_chudenno1no3
打ち込みを受けた後に後傾しながら抜いて打ち込んでいく

重さんは、相手に入り込む打ちがかなり出てきて、受け手がうかうかしてられない打ち込みができてきたように思う。

居合
・腹抜突き
足の位置を変えつつ、回数を多めに合わせて抜いていった
・縦抜
通常、前脚踏込、後脚踏込と変えながら抜きを確認した。

自主稽古時間に、長尺居合刀の区切りをつけるため、動画を撮影した。
演武会などで行っている型の手順を確定させたため、それを残しておくという意味もあった。
iai_goho1

iai_goho1_4

iai_goho1_3
まあ身長の割に長い

完全に納得のいく抜きではなかったが、今の実力としてはこんなところか、というところまではできたため、これで締めとすることとした。
縦抜きなどは、無理をして抜く感じにはなったが、全身を使わなくてはいけず、かなり勉強になった。
とにかく抜く、納めるのがつらかったのが、それがむしろ少し楽しくなってきたため、少しは何かが身に着いたのだろう。
何とか通常の居合刀に納得して戻せるようになり、ホッとしている。

稽古後に、忘年会でそれぞれの振り返りと意気込みを表明してお開きとした。

でんこ

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2024年12月22日

2024年12月21日(土)年末発表会振り返り稽古

コロナ、インフルエンザが流行っている。
会社でもある階の北側で、先週だけでコロナ7人、インフルエンザ2人とのことで、閑散としていたとのこと。
私がいるところはまだその気配がないが、いつまん延してくるか、予断を許さない。
年末前にかかって正月に寝込むのだけは避けたい。。。


稽古(取りまとめ)
夜はすっかり寒くなったが、そこまで冷え込まなかったので夜出かけるときは助かった。

今回は年末発表会の振り返りを行った。
それぞれ良かった点、悪かった点を挙げてもらい、それを踏まえた稽古を行った。
良かった点はそれを伸ばしてもらい、悪かった点は修正を行って、厄を祓うではないが、気持ちの良い年越しが迎えられたらよいかと。

基本の動き
・鳥船、呼吸、黙想
・小太刀の素振り
・足入替、受身各種
・半身の確認
・手刀素振り(上段、袈裟)
・半身突き避け
・相手への入りと受け入れ(縦、横)

柔術振り返り
柔術は各自の課題を全員で行った(下線が行った型)。
・でんこ:
良 あいさつ柔術で気持ちよく受けが乗れた
悪 上段打ち入身投流れを大きく捌くところがあまり大きくできなかった
・めざしさん:
良 ますこ柔術の受身がうまく取れた
上段打ち側面入り身が明確にできなかった
・重さん:
良 うまく相手と合っていたときがあった
悪 突きの距離が近いところになってしまった(例えば立柔術2本目)、技をかけるときに相手を無視した感じになってしまった
・凪さん:
良 相手と一緒に動けたときがあった
2回かわしからの背面落としを手順を踏んで丁寧にやるべきだった
・Kちゃん:
良 挨拶柔術はよい流れを作れた
上段打ち渦落としで柔術の受けを固めてしまった
・Niさん:
良 滞りなくできた
立柔術5、6本目の斬りが明確でなかった

jujutsu_sokumenirimi
側面入り身は伸び伸び、開放する感じをまずは相手に伝えたい

jujutsu_tachi2_3

jujutsu_tachi2_2
立柔術2本目、突きの間合い、明確な斬りの意識

Tちゃんが非常に良い動きをしていて、素直に技がかけられた。


杖も各自の課題を全員で行った(下線が行った型)。
・凪さん:
良 初伝組杖3本目の手順違いあったがリカバリーできた
初伝組杖8本目の打ち込む位置が明確でなかった
・Niさん:
良悪 初伝組杖3本目の手順違いがあったが何とか続けて行えた

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初伝組杖3本目、相手に打ち込めるラインをきちんと取る

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初伝組杖8本目、手首・足元への打ち込みと明確な受け

剣術
各自の振り返りを言ってもらった後で、先生と私が元太刀となり、各自の課題を行った。
・でんこ:
良 中伝小太刀での打ち込みがある程度明確にできた
悪 袈裟打ちが突っ込んでしまった
・めざしさん:
良 怪我せずできてよかった
悪 上伝5本目をうまく受け流せなかった
・重さん:
良 組居合5本目の斬り上げの先を取れた気がする
悪 袈裟打ちが手が遅れた、初伝小太刀の打ちの間合いが明確でなかった 
・凪さん:
良 中伝裏3本目斬り上げが相手に入っていけた気がする
悪 中伝裏1、2本目がうまく受、打ち込みできなかった
・Kちゃん:
良 うまく入れたときがあった
悪 初伝小太刀1本目をうまく越せなかった
・Niさん:
良 手順間違えずにできた
悪 初伝六太刀2、3本目の構えがうまく取れなかった

居合
各自の振り返りを言ってもらった後で、それぞれ各自の課題を行った。
・でんこ:
良 引っかかりそうになってもそれを受け入れて抜ききろうとすることができた
悪 手順を間違えた、4本目がうまく動けなかった
・めざしさん:
良 上伝1本目がのびのびできた
悪 後伝5本目間詰が間詰になっていなかった
・重さん:
良 後伝1本目廻剣の剣捌きの流れがうまくいった
悪 後伝1本目浮いて沈んでが理解不足でうまくできなかった
・凪さん:
良 上伝5本目など、手順がつながっていく居合が抜けた
悪 自分の流れに乗れたが、流れが他の人との流れに合っておらず遅れてしまった
・Kちゃん:
良 集中があまりできず、それが結果的に緊張しなかったがそれがよかったのかどうか
悪 得意としている型の剣がぶれてしまった
・Niさん:
良 初伝六太刀2本目がうまく抜けた
悪 後伝6本目がいつも引っかからないのに引っかかった

最後に後伝1本目のやるべきことを確認した。

各自の課題を振り返ることで、全体としてもよい課題をもらえ、非常に勉強になったと思う。
何気ない振り返りだが、よく考えると非常に意味のあるものが多数ある。
今回の稽古だけで挽回できていないものも多いと思うので、今後の課題ともして頂けたらよい。

でんこ

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16:42|Permalink

2024年12月21日

年末発表会and今年もありがとうございました!

みなさまこんにちは!
2024年12月14日(土)、年末発表会でした。

今回ゲスト参加してくださった、直毘会の立木先生、静稽会の根岸先生とH様、毎年お世話になっているP様、S様、素晴らしい演武を間近で拝見する機会をいただき、ありがとうございました。
どうすれば先生方や先輩方の域に、せめて指一本でも届くのか、そんな日がいつかくるのだろうか?
私も、見惚れるような美しい一太刀を、生み出してみたいなあ…….
あこがればかりが募りますが、試行錯誤しながら、自分なりに進んでいきたいと改めて思いました。

写真を撮ってくださったBさん、Sさん、たくさんありがとうございました!
体調不良やご都合が合わずで参加できなかった会員の方々とも、また近く、よい機会があればいいなあと思っています。
Hさんが観に来てくださり、久しぶりにお会いできたのもとても嬉しかった!
そして、年末発表会が終わって、お忙しい中にも関わらず早々に写真や動画をシェアしてくださったでんこさん、ありがとうございます!
皆さんの演武を見返して、カッコいいなあ、こんなふうに動けたらなあと思ったり、自身の演武を見返して、冷や汗を流したりしながら、次へ向けての課題を見つけたりしています(課題はありすぎるので、できるところからひとつずつ……)。

第一部第一章、今年の稽古の振り返り。
できなかった記憶がよみがえり、この時こんなご指摘をいただいたなあと思いながら私自身も今年の自分を振り返りました。
第一部第二章、演武。
自身の演武について今後のための覚書など。
剣術初伝表六本、中伝表、初伝組杖は打太刀、待ちを担当。
いつも打太刀の時はおっかなびっくり、合わせに行ってしまうのだけど、掛かっていく感じに表現できるよう頑張りました。が………
表六本は間が詰まりすぎてしまった。もっとTさんの良いところを引き出せたはず。工夫したい。
中伝表は4本目の上段からの打ちが手元が落ちて剣先が遅れているように思う。Nさん余裕で受けられたのでは。こちらも全般今後の課題。
組杖6本目は完全に届いていない早すぎる間でした。Kさんの脅威になれなかったはず。6本目は自分の中で落とし込めていないところがあって、迷いまくりがそのまま出てしまった。
もっと正確に明確に、やれるようにならねば。
中伝小太刀は仕太刀。3本目、これまでで一番、過不足なく対応できたような、気が、します。型であって型でないような不思議な感覚がありました。この感覚、大事に育ててみたい!
柔術、最初、体を固めてしまった、反省。後半は、今年も皆さんにお付き合いいただき大感謝です。最終奥義(ここ笑うところですのでヨロシク!)だぁれだ?をお披露目できてよかったです、めざしさんありがとうございました!
居合は、これまでよりは左半身が動くようになった気がするけど、鞘引きできていないので掘り起こす鉱山がまだまだあるぞということで前向きに。そして昨年からの持ち越しの後伝裏1本目、昨年末、先生から持ち方を直していただき、P様からいただいたアドバイスを胸に、無事に引っ掛かることなく抜けました!もうもうもうこれだけで枕を高くして年が越せます。ありがとうございます!!
第二部は、恒例の自由演技(?)披露。
中国武術、空手、十手、弾き語り、三味線、盆踊り……と今年も充実!会員の皆さんの得意技隠し技を見せていただける貴重な機会なのです。今年もよかった〜〜!!
女子部は時間のない中でしたが、鈴舞を。4人で合わせたのはほぼぶっつけ本番でしたが、さすがの女子部でした!今年もありがとう!!(私は小道具を作るのが楽しくてそこで満足してしまったところがありました……)もう少し工夫できるところがありそうなので、また何年か後に言い出したら、よろしくお願いします!
最後に先生の、来年に向けての稽古が盛り込まれた演武を拝見しました。
こ、これ、わたし、できるかな!?

懇親会では、過分な功労賞をいただき、申し訳なく、ありがとうございました。日本刀を模した菓子切りをいただきました、大切に使います!
私のお楽しみ、翡縁会おやつも、今年も秘密裡に無許可事後承諾にて作りましてお配りできました。根岸先生にも喜んでいただき、ブログにも書いていただいて嬉しく、恐縮です!

最後になりますが、先生、でんこさん、今年もたくさんご指導をいただき、年末発表会に参加させていただきありがとうございました。
客観的に自分を捉えて、客観的にやり直してみる、本当に今更なことに、やっと目が向き始めた気がします。

今年は年初に入院、手術とあり、あまり稽古に行けなかったのですが、また稽古に復帰でき、稽古が楽しいこと、学びが多くかけがえのない時間であること、あらためて感じられた年にもなりました。
2年越しの課題「完全水平仰向けからの勢いを使わない後ろ周り受身」が、なんとできるようになりました!(注、皆さんは普通にできるやつです)
来年は、もはやライフワーク?いまだかつて一度も切れたことのないパック斬りを、なんとか、スパッと、一刀両断してみたいなあ。

今年の私のぼやきブログはこれが最後になりそうです。
少し早いですが、今年も大変お世話になりました。
先生、会の皆さん、来年もどうぞよろしくお願いいたします!

ますこ

13:03|Permalink

2024年12月19日

2024 翡縁会年末発表会

 年末発表会が終わって気が付いたら数日が過ぎてしまいました。

 今年はいつも私がご指導いただいている新陰流直毘会の立木十八先生や、交流のある静稽会の根岸秀雄先生とHさん、そして稽古仲間で常連メンバー?のPさん、Sさんをお招きしての贅沢な発表会となりました。
 ご参加いただいた皆様のお陰で、主催した自分が言うのもおかしな話なのですが、学びと刺激に満ちた素晴らしい集いとなったと思います。
 ありがとうございました。
 お世話になっている他団体の先生方を、いつかはお招きしたいと思っていたのですが、今回実現できて本当によかった。

 今年は新しい試みとして、一年の稽古の振り返りを、稽古風景の一部を再現するという形で演武の冒頭に組み込んでみました。
 あくまで会員に向けてのもので、何がどれほど伝わったかはわかりませんが、少なくとも私の整理にはなって非常に得るものがありました。

 来賓の演武に関して感想をいくつか。
 まずは静稽会のお二方の演武ですが、肥後新陰流の三学と猿飛、それと居合をご披露下さいました。
 根岸先生はお体が万全でない状態での演武でしたが、それを全く感じさせることがなく、お二人の組太刀はとても練り込まれている様子がうかがえて、また居合はいつも以上に気が乗っている感じで、その集中と気迫に目が離せなくなる素晴らしい演武でした。
 
 立木先生とは新陰流の九箇之太刀と小太刀を演武させていただきました。
 今回学びになったのは立木先生の間の取り方。
 礼法や型の終わり際の間の取り方について、普段からゆったりしている印象はもっていたのですが、演武の時はこれほどゆったりになるのか!という感じで、自分がどれだけせかせか動いているかが演武の途中でも自覚できるほどでした。
 小詰で私の太刀がすっぽ抜けて一瞬頭が白くなる、という稽古の時にはしたことのないようなミスもあり、私自身けっこう緊張していたことに、演武の途中で気が付かされました。

 Sさんは今回アーニスは封印?して居合のみ演武。
 居合の稽古を再開されてしばらく経つとのことですが、古巣の居合のよい部分やSさんらしさが表現されていて見応えがありました。一致感が素晴らしかった。
 来年は二尺八寸での稽古を復活されるとのことで、今から楽しみです。
 私も来年は超久しぶりに長尺居合を稽古する予定なので、がんばります。

 Pさんの居合は、独自の世界観に年々深まりが感じられて、いつも興味深く拝見させてもらっているのですが、今年はご自身の居合に対するある種の諦観が、よい意味で気負いのなさにつながっている感じで、私的には過去一技術と表現の調和が実現されていて、見入ってしまうような素晴らしい演武でした。
 錬金術居合!?の今後に目が離せません。

 ついでに私自身の他の演武をざっと振り返り。
 下段受け中心立て。最近この稽古と出会い直すことができた感がありました。今回最大の収穫。
 でんこさんとの華車刀変化。まだまだ豊かな鉱脈が広がっていることを再確認。
 同じくでんこさんとの連刀。今回はコンセプトの提示に留まったので、練り込む中でより適切な表現が出てくると思います。
 はじめさんとの中伝二刀。二刀もさらに掘り下げたい。面白い展開になる予感があります。
 居合。普段はあまり真剣を使って稽古していないのですが、真剣を用いると真剣の凄さを痛感します。まだまだ道具に助けられている。
 ただ今回久しぶりに真剣を抜いた時に、「もっとこのように抜いてほしい」という真剣の聲をはっきりと聴いた気がしました。(妄想)言葉にすると恥ずかしいものがありますが、貴重でありがたい経験でした。
 演武は、まだ自分で剣を扱ってしまっている。もっと剣の流れに乗りたいです。

 会員の方々の演武に関しては個別にお伝えしていますので、詳細は省きますが…
 あらためて感じたことは、やはり稽古量は大切で、成長は詰まるところ自分次第、それから年齢は成長の足かせにはならない、ということです。
 お互いに精進していきましょう。

 懇親会でも先生方からは、会や会員への温かい言葉掛けをいただくことができました。
 中でも静稽会のHさんが、会員の居合を「野の花を摘むように抜かれていて」と評されていたのがとても印象に残りました。
 また根岸先生が話されていた薩摩の剣士の話「薩摩では剣術だけ出来ても天吹(笛)と薩摩琵琶が出来なければ一人前とは認められない」にも感じるものがありました。

 最後になりますが、よき学びの場を共に創って下さった立木先生、根岸先生、Hさん、Pさん、Sさん、撮影にご協力いただいたBさん、Sさん、そして会員、関係者のみなさまにお礼申し上げます。

 多々良隆行

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2024年12月17日

2024年12月14日(土)年末発表会!

年末発表会当日を迎えた。

今年は例年来ていただいていたゲストPさん、Sさんに加え、静稽会、直毘会からもご参加いただき、非常に豪華な会となった。
演武はどの方も非常に見ごたえがあった。
それぞれの文脈があり、大切にしているものがあり、今までの稽古や人生の積み重ねが演武に表れていたと思う。
静稽会の稽古を重ねていることがわかる練り込んだ動き、直毘会のこだわりと確信を持った打ち込み、Pさんの剣との一体感と緩急の居合、Sさんの自分の動きの良さを知った上での居合、と感じ入った。

自身の振り返り。
まず全体を通して気づいた点。
対人での技は、やり取りがせわしなくなることがある。
特に技と技の合間は、こちらの間に合わせる人と合わせず自分の間でぱぱっと動く人がいると思っていたため、早くなってしまうのは相手のせいでもあると思っていた。
しかし、自分の間で動く人に対しても、こちらが落ち着いて動くと、相手の動きが合ってくる感覚があった。
結局せわしなくなる問題はこちらにもあったのだな、と気づかされた。

今年は第1章で今年の稽古内容を表現する試みをした。
第1章
・構・太刀筋・間積り
袈裟での打ち込みを構の高さを変えて、間積りを適なところを見積もって打ち込むことを表現するのだが、気負ってしまいあまりいい打ち込みができなかった。
剣に任せる感覚を自然に持ちたいものだ。

・交点・接点での剣立
中心立の打太刀を行い、割られる感覚を感じつつ、打太刀の在り方を考えながら行った。
今年から遠間から打つこととしたが、何か変わったか、もう少し練っていきたい。

・間積り・拍子
中伝裏1本目とその変化合わせて5本を行った。
歩み寄りながら単に打ち込むことの難しさ、
打ち込む意識で寄った時に逆に待ちに打ち込まれたときは、やるべきことができていれば受けられるはずなのだが下がれずのけぞり気味になってしまう残念さ、
とにかく基本ができていないことを思い知らされる結果となった。
5本目、練習でゆったり確認すると逆に早い間となっていたため、この感じで行うはずだったが、つい早く動いて何となく早く対応するということに終始してしまった。
練習不足はあるものの、普段から身に着けていきたい内容ができていないことを確認できた。

第2章
・居合
今回の年末発表会にて長尺居合刀をいったん終了とするつもりで臨んだのだが、型を間違えるという痛恨のミス。
鞘から抜ききれないという残念な箇所もあり。
ただ、だいぶ馴染んできていろいろとサボらなくなってきて抜ききることへの対応力はついてきた。
修正を今年中に行って長尺居合刀の締めとすることとした。
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・初伝裏
練習不足感があるとこんな感じ、というところか。
表現できるところを意識して今後取り組みたい。

・中伝小太刀
打太刀で上段に構えたときに手が緩んでいる感覚があったので、少し剣を立てる感じで途中から行った。
ますこさんに安定感が出て安心して打ち込め、ある程度メリハリのあるやり取りになっていたように思う。

・柔術
昨年の振り返りとして腕振りからの入り身投げ、半身を取ることでの技、今年取り入れた肘や型を通しての相手への働きかけの3つをテーマとして技を行った。
後半、ますこ柔術は技の明確さとは違う、相手を巻き込んで対抗する意識を起こさせないまま気持ちよくかけられるという究極さが素晴らしく、柔術とは何かをいろいろと考えさせられた。
とにかくやっていて楽しいのが素敵。

・上伝
打太刀として認識があやふやなところがあったので、もう少し何をすべきか理解を深めたいとやりながら感じた。
めざしさんは、もう少しこちらに詰めてきてほしいものの、取り切るところの明確さは素晴らしいものがあった。

演目はそこまで多くなく、新規の型もほとんどなかったため、覚えるという意味ではそこまで大変ではなかった。
一番大変だったのはバタバタして数日前から覚えることになってしまった二部の神楽舞だったかも。。。
こんなの覚えられるのか!と始め思ったが、頑張れば手順は入るもの、記憶力はまだまだある、ということを改めて感じられたのはよかった。

年末発表会の運営、今回も感覚でやってしまい必要なことが抜けそうになったり期限ギリギリになったり。
懇親会などは個々の挨拶も考えていたがすっかり忘れてしまい、Bさんに助けられた。
次回はきちんと項目出し、スケジュール立てをやらねば。

二部はそれぞれの持ち味披露!
力が抜けて楽しいひと時が過ごせた。

最後に、撮影に終始ご協力いただいたBさん、Sさん、素晴らしい演武をご披露いただき、最後までお付き合いいただいたゲストの方々、稽古に真摯に向き合い楽しい会にして頂いた会員の皆さんにお礼を申し上げたい。

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みんなで盆踊り!
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恒例の神楽舞
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恒例の翡縁会グッズ。ますこさん、ありがとうございました!

でんこ

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00:53|Permalink

2024年12月08日

2024年12月7日(土)年末発表会向け稽古

eco検定を受験した。
もう何年も前に何となく通信教育をやり、その後受験が面倒で放置していたが、何とか締めたいと決断して試験日1か月半ほど前に申し込んだ。
しかし、旅行だったり体調を崩したりバタバタして試験の2週間ほど前に勉強を開始した。
前に少し勉強したこともほぼ忘れているし、時間もないので公式問題集を解いて復習と、緑のgooという過去問ができる便利なサイトを昼休みにやることにほぼ集中した。
試験はIBT方式という、家で行うもの。
部屋や机の上に余計なものがあってはいけないので、その片付けもしなくてはいけなかった。
(面倒だなと思いながらも部屋を片付けるいい機会になった。)
試験は専用サイトにアクセスして、ネット環境の確認、試験官に身分証明書と部屋全体を見せて画面共有、試験中は常にカメラで監視される。途中離席禁止。
1時間30分の試験時間15分前ぐらいに全体見直し含め終了。
終了ボタンを押すと、カメラの監視が終了して、すぐさま結果が出てきた。
何とか合格、有終の美は飾れたか。
何とか締めることができたので、やっとずっと抱えていたeco検定のモヤモヤを解消することができた。
せっかく勉強したので、COP29も最近あったことだし、今後もいろいろと関心を持っていきたいものだ。


稽古(取りまとめ)
夜はすっかり寒くなった。自転車に乗ると耳が痛い。
稽古は年末発表会向けにほぼ専念した。

基本の動き
・鳥船、呼吸、黙想
・足入替、受身各種
・半身の確認

年末発表会稽古
・今年の稽古のまとめ確認
今年は第1章として、今年行った稽古のポイントを行うこととなった。
押されたときの身体の捌きや中心立、遠間からの打ち込みなど、やることの確認は行えた。
通しでできなかったため、次回まとめることとなりそう。
稽古内容を披露する感じだが、演目よりも逆に難しく感じる面もある。

・各演目稽古
相手がいるところからとにかくどんどん確認した。
居合は今回初めて全員で合わせる組もあり、なかなかのドタバタだった。

リハーサル
とにかく流れを確認すること、本番に近くやってみてできていそうなこと、できていないことを把握してもらう場とした。
思ったよりもテンポよくできそうで、想定していた時間より早めの感じか。
あとはそれぞれが動いてみて一番何かを感じていると思うので、修正していってもらえたらと思う。

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でんこ

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20:33|Permalink

2024年12月4日(水)稽古のこと いつも心にミーアキャットを

みなさまこんにちは!
でんこさんのマレーシア旅行記、ほれぼれと読みました。
お知り合いがいらっしゃるとはいえ、一人海外旅行を企画して実行して、ハプニングを乗り越えながら、美味しいものを食べ異文化に触れて……写真とお話をシェアしてもらって、素敵!うらやましい!やってみたい!と思いつつ、果たして私に同じことができるだろうか?と考えました。

……………いや〜〜〜ツアー旅行に紛れて連れて回ってもらって、自由行動の日はホテルから一歩も出ないとかじゃねーー!?
でんこさん、ますますリスペクトです!

2024年12月4日(水)の稽古に参加しました。
この日の稽古は、基本稽古から、年末発表会に向けての各自稽古、流れの確認などでした。

基本稽古、Tちゃんと。
Tちゃん、体の様子が素直でよい感じ。
かたや私はもらった力以上の動きになってしまう。
どこか固めているのかなあ、自分の中にたまっているエネルギーが上乗せされてしまうのだろうか、など、自身のありようを見直してみる。
剣術、Tさんと初伝表6本、打太刀を担当。
Tさん始めてまだ日が浅いのですが、型も覚えておられるし打ち込みも強い。
年末発表会まであまり時間がないのだけど、型のストーリーなどわかってくると、ぐんと精度が上がるのではないかと思います。
私も打太刀を正確にできるよう頑張ります。
剣術、中心立て、上段の受けから正眼の構えへ変化。
先生から、相手の剣を引き込んでしまっているとご指摘をいただく。
交点を止めてしまっているのだろうか?手元が先に落ちてしまっているのだろうか。
なんとなく、変化の初めに相手の剣の重さに負けているのが原因のような気も。
うーん!!
居合は、鏡を見ながら自分の様子を確認しました。
でんこさんから、しっかり斬るようにとご指摘いただく。
型のことばかり気にしていると斬りの意識がどこかへ行ってしまう私の悪い癖、ゆっくり丁寧に抜く時も忘れずに行いたいです。
昨年の年末発表会で大失敗した1本をリベンジで抜く予定!
何が悪かったのか今回しっかり考えてやりたいです。
柔術はでんこさんが書いてくださったますこスペシャルのところ、昨年よりも新しい技が増えました。みなさまお楽しみください!

それにしても時間がない、あせる。
とにかくやるしかない!

先日のいい居合の日の自撮り動画を見直したのですが、軸を立てているつもりでも立っていないところが多くあり、どうしたものかと考えた結果、スマホの待受画面をミーアキャットの画像に変えました。
スマホの画面を見たら軸を立てることを思い出すように!
スマホは日常生活でとにかくよく触るので、これなかなか良いです。
年末発表会、軸の立った私をお見せできるように頑張ります!

ますこ

12:24|Permalink

2024年12月03日

2024年11月30日(土)稽古 年末発表会間に合うか!

マレーシア旅行に行った。
まるまる4日間観光する旅程。
マレーシアに知り合いがいて、案内してくれることになったため、決断できた。
移動は基本一人で不慣れであり、もーいろいろあった。
旅行向けにWiseカードを作ったらなぜか名義が違っていて日にちギリギリで変更でき、何とかチャージしたり、
クアラルンプール空港で両替しようとしたら狙っていた銀行のATMが壊れていて、隣のATMでやったら質問がわからず賭けで操作して何とかお金が出てきてホッとしたり、
空港バスがよくわからなくて何度も聞いて何とかしてもらったり(座席番号決まっているはずが番号が書いていなくて自由席状態、しかも手すり壊れてる)、
電車も切符の買い方わからず何度も聞いたり、
スマホのローミングが遅くて地図がなかなか更新されず、やっとの思いでホテルに到着したり、
(単に高速モードにしていなかっただけだった)
夜遅く疲れたので夕飯諦めて朝食を買いにに行こうとしたらすごい雨、諦められずザーザーの中屋台に買いに行ったり、
せっかく行ったのだから、とあちこち歩き回り、気分が高揚していることもあってガンガン歩けてしまったので歩いたらホテルでくったくたなことに気づいたり、
帰りの空港バスはあやうく行先逆方向に乗りそうになったり、
帰りのeチケットが機械が通らず、飛行機に乗れないピンチになったり。

いろいろあって胃が痛くなりそうになったものの、総じて振り返れば、非常に楽しい旅だった。
知り合いに旅程を決めてもらい、しかも3日間も昼間案内してもらって心強かった。
基本的に食べ物は美味しく、円安ながらもそれほど高くなかった。
(観光地は外国人価格もあって結構あちこち高かったが。。。)
スマホは楽天モバイルだがローミングも2Gbまで高速で使え、通話もタダで非常に助かった。
↓いろいろ撮りまくったが一部写真
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初めて乗ったモノレール。近代的。
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駅のそば。非常に栄えている。伊勢丹あり。その他ファミマ、ユニクロなど、日本企業多数あった。
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朝ごはんを買いに行った屋台。
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そこで買ったナシ・ルマッ。ご飯に肉、小魚、ゆで卵、きゅうりなどを乗せて、テイクアウト用にバナナの葉で包んだものをホテルに持ち帰り。具沢山でとてもおいしい。
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国立モスク。マレーシアにはモスクが多く、どこもとてもきれい。
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美術館展示品。うねうねの剣が気になる。
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バトゥ洞窟。ヒンドゥー教の聖地。272段の階段を上る。サルが多い。色遣いが日本にはない感じ。
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階段を上った先はパワースポットを感じさせるところだらけ。
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ツインタワー。夜はライトアップされ、噴水ショーも。
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スーパーで買ったカットフルーツ詰め合わせとザクロジュース、ココナッツジュース。
南国フルーツが安くておいしい。ホテルはキッチンがあったので、これ以外にフルーツまるごと買ってカットして食べたり。
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チャイナタウンもどきで買った亀ゼリーとお茶。どちらも体にいいらしいが、苦い。。。
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帰りはラッキーにもアップグレードされ、しかもお供の分の座席まで!
(単に空いていただけ)

非常に良い旅だったのだが、最終日にうっかり寝冷えしてしまい、微妙に風邪気味で帰ってきたら、その後体調を崩して会社を数日休む羽目に。。。
特に海外旅行の体調管理の大切さが身に染みた。

今回はいろいろと重なったため勢いで決断できたが、また海外旅行、行けるだけの精神力が持てるかどうか。。。


稽古(取りまとめ)
昼間は晴れるととても暖かい。
年末発表会まであとわずかのため、演目を中心とした稽古とした。

基本の動き
・鳥船、呼吸、黙想
・小太刀の素振り
・足入替、受身各種
・半身の確認
・手刀素振り(上段、袈裟)

柔術
・相手への入りと受け入れ(縦、横)
jujutsu_irihikiyoko
相手が入ってくるのをさぼらずしっかり捌く

・調和の感覚
相手から押されたときに足を動かさずに捌くのと、足も自由に動かして捌くことを確認した。
どちらも勝手に動かず、相手に押されただけ動く、崩されずに保つことが要求される。
jujutsu_oshisabaki
安易に押すと、相手がそれをもらってどんどん入ってきて対応できなくなるため、押す側も相手の中心を意識して押すことが要求される

・年末発表会稽古
組に分かれて内容、動き確認。
やる項目も決まってきて、後は詰めるのみか。
我々は今年学んだ型からますこスペシャル、エンディングの予定!
ますこスペシャルは、やっていることは楽しげだが、実は非常に高度なことをやっている。
ぐだぐだにならないよう、締めるところは締めていきたい。

杖、剣術
・年末発表会稽古
相手がいるところから一通り確認した。
とりあえず、手順の確認はできた模様。
kenjutsu_nenmatsumuke

居合
・初伝六太刀
・年末発表会稽古
それぞれの組が型の確認を行うところから。
本番までに仕上げられるのか。
iai_nenmatsumuke2

まとめの動き、呼吸、黙想

でんこ

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20:31|Permalink