2024年1月6日(土)初稽古 初試斬!2024年1月20日(土)稽古 一教の学び

2024年01月15日

2024年1月13日(土)稽古 基礎の見直し

スマホ三脚を買った。
稽古中に動画撮影の機会が増えたので便利かと思って、ある程度高さがあるものを探してみた。
結構人気がありお安めのものを発見。
同じ価格で160cmと210cmがあり、収納時は50cmと70cm。
意外に収納時がどちらも大きく、持ち運びがちょっと不便そう。
冷静に考えれば短いほう(それでも160cm)だが、高くから撮りたくなるときがあるのでは、と思い、長いほうを注文してしまった。
(同じ値段だったら大きいほう、という得したい根性がつい出た。
絶対そんな高いところから撮らなそうな気がする。)
きっと道具入れに木刀などと一緒に入るだろう、という安易な考えもあり。

届いたのを見ると、やはり収納時でも大きい。。。
道具入れに入らないことはないが、きつそうだ。。。
使用上は必要最低限は満たしていて問題はなく、撮影時は便利だった。
持っていくのが面倒で三脚使わない、という懸念が今から若干あるのが残念。。。


稽古(取りまとめ)
雪が降って雨になった。
だいぶ寒いものの、芯から冷えるほどではなし。

基本の動き
・鳥船、呼吸、黙想
・ラジオ体操第一
・足入替、受身各種、歩法、膝行など
・突、蹴、打、半身の確認
半身は前を意識する、ということをせず、周りをとにかく広く捉えてやってもらった。
すると伸びやかで大きな半身の構となっていた。
構の形が、もやっとするかと思ったが、前の押さえも効いていた。
視点の持っていき方で変化の余地はかなりある。
・小太刀の素振り

柔術
・技の掛け合い(肘、肩、手首)
どう相手にアプローチしたら崩れるのか掴むことと、かけられた側の体のほぐしも兼ねて、肘、肩、手首の3か所から、一教などのような感じで崩すところだけ取り出して受け取り交互に行った。
ゆくゆくは連続で行いたいが、まずは区切って動きの確認をした。
受けは変に厳しくせず、相手にやられた分だけ動く。
まずは動きに慣れて、技へ応用できるようにしていきたい。
・肩抜落
・腕を取って肘から真下への落
・手解肩返

jujutsu_tehodokikatag
肩を返して腕の方向に抜いていく。

・素振
・廻し杖

剣術
・素振
止まった状態で素振りをすると斬りと体の一致が難しいと感じたため、今回は前後の動きを使った素振りにした。
さらに相手と向かい合い、相手が斬ったのに対して引いてかわして斬る、という間の攻防も入れた。
素振り自体が雑になる可能性もあるが、斬りに体を乗せやすく、目的が明確になるため、斬り自体も明確になった気がする。
・前後斬のための基礎的な動き
前後斬は非常に難しい。
そのため、剣先が遅れずに斬るための体と剣との同調を強制的に行う基礎練習をしたうえで、前後斬を行った。
まずは体の軸と剣を合わせて前後に動く。
kenjutsu_zenogokiso
一致させようとするのではなく、伸びやかに剣が動いていくのに身体を合わせる

次に剣を額につけて撞木で前後に切り換えて一致感を出す動き。
最後に前後斬。
とにかく剣先への意識があれば何とかなる。

・斬返
できるだけ数行い、受の感覚をつかんだ。
自身は課題である居着きを減らすため、腰が反って上半身が追い込まれないように、腰を引いていい体勢で受けることをこっそりいろいろと確認した。

Niさんは、受の安定感はさらにでてきたように思う。
初太刀での合わせがもっと早くできればさらに余裕が出てくる

居合
・腹抜、腹抜突
まずは基本の見直しとして、腰をしっかり落として、横に鞘ごと抜き出して左足を内側に落としたところから、身体は固定して鞘引きだけできるところまでやり、腰で止まったところでさらに鞘引きするのに合わせて腰を開いて抜ききる、ということを行った。
先に腰が開いて鞘と剣がガリガリいうことが減り、きれいに抜ける人が多くなった。
腹抜突は、抜ききるときに軸をすっと立てると剣先が鞘から出たところから前に出ていくため、それをつかまえて前に突いていけばよい。

・縦抜
腹抜同様、腰をしっかり落として剣を鞘ごと前に抜き出し、身体は固定して鞘引きだけできるところまでやり、腰で止まったところでさらに鞘引きするのに合わせて腰を開いて抜ききる、ということを行った。
右手は始めに剣を抜き出したところから上に伸び上がろうとせずに固定して抜ききる。

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少し取り気味の縦抜き。
きっちり半身を切ることで、剣が抜け、剣先がおのずと飛んでいく。

本来体を緩めて理想の動きを求めることになる居合だが、余計な動きが増えて抜きがいまいちになることがある。
制約を大きく設けることで、本来の刀が導く動きを感じ、逆に理想的な動きに近くなることが往々にしてある。
それを理解したうえで、さらなる自由な動きの高みを見つけていけたらよい。

自主稽古時間に型の撮影。
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初伝裏4本目。前方へ剣先を迷いなく飛ばす。

まとめの動き
・体をほぐす動き、呼吸、黙想

今年初の取りまとめ。
今後何回か行うことになると思うが、基礎の見直しととにかく動くことを行っていきたい。

でんこ


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