まみむめも

2025年02月02日

2025年2月1日(土)稽古 まみむめも

今年の目標、「間の捉え」と「無の感覚」といったことを挙げていたが、つらつら考えるうちに、「ま行の教え」を身に着ける、でいいのではという気がしてきた。
”み”は身、”目”は目線と考えると、かなり重要。
”も”は何?藻?喪?!
ということでまとめてみた。

:間の感覚。主に距離感や相手が打とうとした瞬間など、自分がここと思う瞬間
:身。動ける身体を作る、身体をさぼらずに動く
:無。余計なことを考えずに動く
:目。目付、どこに視線を持っていくか
:摸。見本を素直に真似る、そのことの難しさ

これらは今までもやってきたことのため、今目指すべき次の段階があると思い、考えてみた。

「まみむめも第2」:
:間の感覚。空間と時間の融合、すべてを包み込む自然に引き出される動き
:適切な身の置き所、身の在り方
:無の意識。相手を意識しない、取ろう、取られまいとしない、何もしない、何もない
:目線をどこに置こうという意識はなし、目付などは超えて、広くとらえる
:結果の調和。すべてを自ずと受け入れる

”も”は”摸”、実はこれが習う上で一番重要で難しい。
つい自分はこう思う、とフィルターをかけて動きがち。
自分なりの解釈も大事なのだが、まずは素直に真似ることが上達に近いことを非常に感じるようになった。
それを重ねることで、自己と擦り合わせ、形だけ真似ることでない、理がついてきて、調和につながっていく。

ただ、第2が上なのかというと、第1があってのこと。

壮大な「まみむめも」になってきて、今年はこれを目標とは言いにくくなってきたが、少しはつかんでいけるように意識してみたい。
意識すら邪魔になってくる段階がその先にある気がするが。


稽古
この日は日差しが昼間は暖かだったが、来週は寒いらしい。。。
日曜は雪か?

基本の動き
・基本の動き各種
手をひらひらさせるような動き、ちょっとは慣れてきたか?
・腕素振り
ここまでの動きで身体全体活性化する感じで、腰が痛いのがいい感じに緩和されて、全体的にも気分がいい。
・手足一致突き、蹴り
・手刀素振り(上段、袈裟)
jujutsu_kesagiri2
身体の動きと連動、というか一致して大きく取り上げる
・歩法(丁寧に)
・受身各種
・鳥船(大きく、対人も)
鳥船の動きから相手が押さえてきても気にせず動けば相手を崩せて鳥船も続けて動ける。
鳥船自体が身体全体を使ういい動きらしい。

柔術
・半身突き避け
今回は避けを相手を意識の片端ぐらいでとらえて見過ぎず避けるようなことを行った。
・片手持ち肩斬落とし
鳥船を意識して行った。
足から動いていく感覚をつないで行う感じでやったが、それなりに崩せる。皆さんうまかった。


・素振り
・中伝組杖1、5本目
動きの確認を主に行った。
5本目は杖の斬り上げが体を使わないとコントロールできないため、いい稽古になる。

剣術
・素振り(交互)
・斬り返し(大きく)
・受け流し、中心立て(ゆっくり止めずに)
受はあるべき剣先の位置はあるが、相手を取り続ける意識さえあれば何とかなる。
・初伝六太刀
通しで。手順というか、やるべきことがたまに抜けるので、自身でたまに確認しておく必要ありそう。

居合
・腹抜、腹抜突き
iai_haranukitsuki
しっかり抜いて、しっかり飛ばす
・縦抜(通常、前・後ろ脚の動きとともに、ジャンプ)
・後伝表6本目
一人ずつ動画で確認した。
ラインの取り方や身体の動かし方など勉強になる。

最後にサンチンで体の動きを整えた。

でんこ

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