コロナ

2024年12月22日

2024年12月21日(土)年末発表会振り返り稽古

コロナ、インフルエンザが流行っている。
会社でもある階の北側で、先週だけでコロナ7人、インフルエンザ2人とのことで、閑散としていたとのこと。
私がいるところはまだその気配がないが、いつまん延してくるか、予断を許さない。
年末前にかかって正月に寝込むのだけは避けたい。。。


稽古(取りまとめ)
夜はすっかり寒くなったが、そこまで冷え込まなかったので夜出かけるときは助かった。

今回は年末発表会の振り返りを行った。
それぞれ良かった点、悪かった点を挙げてもらい、それを踏まえた稽古を行った。
良かった点はそれを伸ばしてもらい、悪かった点は修正を行って、厄を祓うではないが、気持ちの良い年越しが迎えられたらよいかと。

基本の動き
・鳥船、呼吸、黙想
・小太刀の素振り
・足入替、受身各種
・半身の確認
・手刀素振り(上段、袈裟)
・半身突き避け
・相手への入りと受け入れ(縦、横)

柔術振り返り
柔術は各自の課題を全員で行った(下線が行った型)。
・でんこ:
良 あいさつ柔術で気持ちよく受けが乗れた
悪 上段打ち入身投流れを大きく捌くところがあまり大きくできなかった
・めざしさん:
良 ますこ柔術の受身がうまく取れた
上段打ち側面入り身が明確にできなかった
・重さん:
良 うまく相手と合っていたときがあった
悪 突きの距離が近いところになってしまった(例えば立柔術2本目)、技をかけるときに相手を無視した感じになってしまった
・凪さん:
良 相手と一緒に動けたときがあった
2回かわしからの背面落としを手順を踏んで丁寧にやるべきだった
・Kちゃん:
良 挨拶柔術はよい流れを作れた
上段打ち渦落としで柔術の受けを固めてしまった
・Niさん:
良 滞りなくできた
立柔術5、6本目の斬りが明確でなかった

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側面入り身は伸び伸び、開放する感じをまずは相手に伝えたい

jujutsu_tachi2_3

jujutsu_tachi2_2
立柔術2本目、突きの間合い、明確な斬りの意識

Tちゃんが非常に良い動きをしていて、素直に技がかけられた。


杖も各自の課題を全員で行った(下線が行った型)。
・凪さん:
良 初伝組杖3本目の手順違いあったがリカバリーできた
初伝組杖8本目の打ち込む位置が明確でなかった
・Niさん:
良悪 初伝組杖3本目の手順違いがあったが何とか続けて行えた

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初伝組杖3本目、相手に打ち込めるラインをきちんと取る

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初伝組杖8本目、手首・足元への打ち込みと明確な受け

剣術
各自の振り返りを言ってもらった後で、先生と私が元太刀となり、各自の課題を行った。
・でんこ:
良 中伝小太刀での打ち込みがある程度明確にできた
悪 袈裟打ちが突っ込んでしまった
・めざしさん:
良 怪我せずできてよかった
悪 上伝5本目をうまく受け流せなかった
・重さん:
良 組居合5本目の斬り上げの先を取れた気がする
悪 袈裟打ちが手が遅れた、初伝小太刀の打ちの間合いが明確でなかった 
・凪さん:
良 中伝裏3本目斬り上げが相手に入っていけた気がする
悪 中伝裏1、2本目がうまく受、打ち込みできなかった
・Kちゃん:
良 うまく入れたときがあった
悪 初伝小太刀1本目をうまく越せなかった
・Niさん:
良 手順間違えずにできた
悪 初伝六太刀2、3本目の構えがうまく取れなかった

居合
各自の振り返りを言ってもらった後で、それぞれ各自の課題を行った。
・でんこ:
良 引っかかりそうになってもそれを受け入れて抜ききろうとすることができた
悪 手順を間違えた、4本目がうまく動けなかった
・めざしさん:
良 上伝1本目がのびのびできた
悪 後伝5本目間詰が間詰になっていなかった
・重さん:
良 後伝1本目廻剣の剣捌きの流れがうまくいった
悪 後伝1本目浮いて沈んでが理解不足でうまくできなかった
・凪さん:
良 上伝5本目など、手順がつながっていく居合が抜けた
悪 自分の流れに乗れたが、流れが他の人との流れに合っておらず遅れてしまった
・Kちゃん:
良 集中があまりできず、それが結果的に緊張しなかったがそれがよかったのかどうか
悪 得意としている型の剣がぶれてしまった
・Niさん:
良 初伝六太刀2本目がうまく抜けた
悪 後伝6本目がいつも引っかからないのに引っかかった

最後に後伝1本目のやるべきことを確認した。

各自の課題を振り返ることで、全体としてもよい課題をもらえ、非常に勉強になったと思う。
何気ない振り返りだが、よく考えると非常に意味のあるものが多数ある。
今回の稽古だけで挽回できていないものも多いと思うので、今後の課題ともして頂けたらよい。

でんこ

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16:42|Permalink

2023年09月30日

2023年9月23日(土祝)試斬会

胃の内視鏡検査を受けた。
会社の健康診断の血液検査でピロリ菌の疑いありとのことで、まずは病院探しからして、何とか近隣に良さそうなところを見つけた。
かなり前に2回内視鏡検査したことはあるものの、飲んだ感じが薄れかけていた。
全身麻酔も選べたが、麻酔しないほうが早く終わるしまあ大丈夫だろう、ということで、のどの麻酔だけして検査。
麻酔が微妙に効いていなかったのか、反射が、、、!
これはまずいかも!と暴れそうになるのを必死にこらえて、看護師さんがさすって声掛けしてくれて山は越え、あとは残りを何とか耐えれば、、、とそうこうしているうちに終了。。。
助かった。。。

数分後に撮影画像を見ながら説明を受けた。
見た目はかなりきれいだったようだ。
念のためピロリ菌除去の抗生物質を1週間飲み続けた
(味が変わってあまりいい気分ではなかったが何とかなった)。
検査から1週間後に予約診察に行ったところ、医師がコロナで急遽休診!
これは新たな予約をして引き返しか、と思ったら、この日は様子を伝えるのと、除菌できているかどうかの検査についての説明の日だったらしく、看護師さんが対応してくれた。
1か月後に呼気検査。
また内視鏡ではなかったのは助かった。。。
1か月後、たぶん大丈夫だろう。。。


試斬会
通常稽古は祝日で休みだったが、試斬会が開催された。
家に大量に牛乳パックがあったので、台用のダンボールとともに自転車に何とかくくりつけて稽古場へ運んだ(家が少しすっきり!)。
試斬自体がかなり久々だったのだが、何とか少しは斬れた。

pack_kesagiri2
袈裟斬り。一応2つになっている。

できるだけ今までの感覚を捨てて、剣に任せる感じを心掛けて少し軽く振れていたが、後半は斬ろうとする気持ちが出てきて、積極的な斬りになってしまっていた。
それが悪いわけではないが、斬りに対して余計なものでしかない場合が多いので、どちらも使い分けてできるようにしたい。
ただ、まずは軽く斬る、剣を尊重させることを安定させたい。

昔一部のやり込んだ人には負けるが、稽古で試斬ができるときにかなり練習して、斬れない状態からあるとき脱却して斬りの感覚を身に着けていった記憶がある。
ただそのときは自分の感覚に頼って、明確に斬ることを意識していた。
剣と一体になっている感覚があるときもあった。
ただ、軽く剣を振ったら斬れないのでは、という不安感が常にあった気がする。

試斬は奥が深い。斬ろうとすればするほど斬れない。
誰かに昔、どう斬っているのかと聞かれたことがある。
牛乳パックと対峙して、斬る瞬間に、斬ろうと思わず、斬れていると思うことかなあ、
といったことを答えた気がする。

今日初めて体験した人も何人か。
今回は苦戦気味の人が多かったが、斬れる感覚をつかむところまでいってほしい。
素振りをやってもらって斬りをやるが、素振りと斬りが同じようにやることがまず難しい。
いかに実際に斬るときに、斬ろうとする意識を消せるか、自分との戦いになる。

pack
斬れたパック。左は軽く斬れたもの。右はたたきつけ系。
斬れた後が違うのも面白い。
右は誰が斬ったかは、名誉のためにここでは伏せておく。

でんこ


13:46|Permalink

2023年03月19日

2023年3月18日(土)稽古

3月13日から、マスク着用が自己判断になった。
町でも会社でも着用しない人はちらほら。
稽古会では今までも特に規制していたわけではないものの全員着けていたが、ここにきて着けずにやる人もでてきた。
特に攻防系はマスクで結構苦しい場面もあったので、少し楽になった感じはする。
このままコロナが終息していってくれるといいのだが。。。


稽古
この日も取りまとめを行った。

基本の動き
・鳥船、呼吸、ストレッチ、ジャンプ
・受身各種、歩法、膝行など
・突、蹴、半身の確認、転換
・小太刀の素振り
後受身は2人で1人が両手で入っていくのに対して受けることを確認した。
取は相手の全体を意識して一体となるように動く。
受は来るのを感じて来るがままに受けを取る。

shikko
膝行は安易に腰を上げないことと、半身の切り替えを意識

柔術
・小手返(流れ、止め)
前回同様、相手との一体感、崩れを感じて崩す。

・打受(座)、そこからの一教
上段打ちは明確な構えを取るが、正面打ちは何気ないところから打ち込む感じとなり、間を捉えるのが難しく感じやすくなる。
受の間が遅れたとしても、体全体でそこから合わせていけば、崩されることは少ない。

・一教裏(立)
相手からの上段打ちに対して半身と緩みを意識して真っすぐ落とす方法で行った。
相手にしっかり寄り、引かずに真下に相手の崩れを尊重して崩す。

・素振、一人杖の部分稽古
一人杖はやったことがある人が多かったため、通しでできた。
個々の部分の精度を上げていきたい。

hitorijo
導入は緩みで入ることの確認

剣術
・素振、斬返
斜は久々に上半身のみと足のみの部分稽古で確認したうえで全体で合わせて素振りをした。
基礎稽古を久々に行うと、動きの意味を考え直すいい機会になる。

・剣を合わせての攻防、上段打上段受、中心立
剣を縦と横それぞれどちらかに合わせて攻め合う。
攻められたところを挽回しつつ、相手に入る。
久々だったが、どうしたらよい体勢が取れるか確認するいい稽古になる。
上段からの打ちに対する受も、攻防的に入られそうにならない、万全な体勢を取れるようにする。
そうすることで、中心立もやりやすくなる。
打ちも受けも、相手の中心に斬りをかけるようにする。

居合
・腹抜、縦抜

iai_tatenukiashiage
縦抜は踏み込みを使って剣を飛ばす、斬るを確認

・初伝表、裏
型と動きの確認。

最後に今回は中心について、それぞれ思うことを言ってもらった。
それぞれの捉え方を深めていければと思う。
中心はあるのかないのか、謎は深まる。

稽古後にめざしさんと上段の打ち、上段の受の確認をした。
稽古中は体勢が苦しそうだったが、打ちも受けも力を入れて相手に入るのではなく、斬りをかけることを意識してもらったら、かなりよくなった。
打ちは相手が適切なことを行っているかどうかが判別しやすい打ちになっていた。
すぐに修正できるところが、今までの稽古の積み重ねの証。
この感覚が身につくと安定した稽古ができると思われる。

今回は前回よりさらにそれぞれをあっさり、できるだけ対人はいろいろな人と行えるようにしてずっと動くことを意識して行った。
動くことで自力をつけていけたらいいと思うが、どうなるか。
内容は、やりたかった技を行えなかったところもあるため、また次回に活かしたい。

でんこ


17:37|Permalink

2022年09月24日

2022年9月21日(水)稽古

OKストアのピザをたまに買う。
店で焼いているらしいが、結構大きくて種類もあり、安くておいしい。
この前買ってきたときに、少し時間がたって冷めたため、切ったピザをガスコンロで網に乗せて軽く焼いて食べたところ、生地がサクサクになって別物のようになり、絶品に!
売っていたものそのままはわりと生地がふにゃっとしていて少し重い感じだったが、焼くことで軽くなり、何枚でもいけてしまいそうな感じ。
ちょっとした手間でこれだけ変わることがほかにもないか探したい。


先生がコロナに感染したため、先週は急遽稽古は中止となった。
おそらく先週の日曜日にもらってしまってその後発症、という感じらしく、会員への感染の影響はほぼなし。
火曜日あたりにはほぼ症状もなくなり、だいぶ良くなっていたようだが、21日水曜日は先生は休み、代理で取りまとめを行った。

準備体操
通常行う準備体操を、伸びる部分を意識して、勢いをつけずにじわっと行った。

小太刀の素振り
久々に基本の斬りから、型を行った。
腰をできるだけ落として。
きっちり振ろうとすると、体を目一杯使わないと動けないことが確認できた。
型も忘れていなくてよかった。。。

受身一通り

杖での半身の動き、廻し杖
同じ回し方でも大きく行ったり、コンパクトに行ったりして、動きの違いの確認。
めざしさん、もともと回すのがうまかったが、より体で回す感じになっていた。
私のほうがかなりぎこちない。。。

居合
壁抜、腹抜、縦抜、
心の型一通り
基本の動きを確認後、とにかく型を抜き続けた。
一通り止まらずに抜けることの確認もたまには必要。

剣術
素振り、廻剣での交わし交互、中心立、受流、摺上
基本的に腕を伸ばして素振りを行った。
廻剣での交わし交互は、受ける形と、受け止めずに流す形を行ったが、結局は一緒で、流すときに交点が下がってしまっては当たることになる。
この点をいつも意識していけば、安心して受け流しを行うことができる。

中伝裏一通り
2本目はかわす側はしっかり後傾して慌てず剣を抜ききって斬りかかる。
3本目は上段から打ちかかって斬り上げるほうは、小手を斬り上げることを意識して入り込めば転がっていかずに済む。
6本目はかわしたほうが打ちかかる位置から体を捌いたうえで打ちかかりを防いだところで斬りをかけることでやり取りができる。
待ちが慌てて打ちかかりが来る前にと斬りかかるより、捌きをしっかり行えば流れで斬りかかることで十分間に合うように思った。
久々に中伝裏を行ったが、やりこんだだけあって、皆少し動けばいい動きが出てくる。

めざしさん、上段の構えが常に横にぶれず、振りも真っすぐになっていた。
素晴らしい。真似したい。。。
また、すべての型でかなりいい動きになっていた。
取り切れればさらによい。

打太刀が要求されることは、やるべきことをやる、ということだが、それが何かというのが難しい。
きちんと斬りをかけているうえで、相手の中心を剣先が追い続けていることを意識するのがまずは大事かと思った。

まとめの体動かし

思えば日が空いての稽古だったので結構疲れたが、いろいろ動きも確認でき、気持ちよく稽古できた。

でんこ

13:34|Permalink