年末発表会

2024年12月22日

2024年12月21日(土)年末発表会振り返り稽古

コロナ、インフルエンザが流行っている。
会社でもある階の北側で、先週だけでコロナ7人、インフルエンザ2人とのことで、閑散としていたとのこと。
私がいるところはまだその気配がないが、いつまん延してくるか、予断を許さない。
年末前にかかって正月に寝込むのだけは避けたい。。。


稽古(取りまとめ)
夜はすっかり寒くなったが、そこまで冷え込まなかったので夜出かけるときは助かった。

今回は年末発表会の振り返りを行った。
それぞれ良かった点、悪かった点を挙げてもらい、それを踏まえた稽古を行った。
良かった点はそれを伸ばしてもらい、悪かった点は修正を行って、厄を祓うではないが、気持ちの良い年越しが迎えられたらよいかと。

基本の動き
・鳥船、呼吸、黙想
・小太刀の素振り
・足入替、受身各種
・半身の確認
・手刀素振り(上段、袈裟)
・半身突き避け
・相手への入りと受け入れ(縦、横)

柔術振り返り
柔術は各自の課題を全員で行った(下線が行った型)。
・でんこ:
良 あいさつ柔術で気持ちよく受けが乗れた
悪 上段打ち入身投流れを大きく捌くところがあまり大きくできなかった
・めざしさん:
良 ますこ柔術の受身がうまく取れた
上段打ち側面入り身が明確にできなかった
・重さん:
良 うまく相手と合っていたときがあった
悪 突きの距離が近いところになってしまった(例えば立柔術2本目)、技をかけるときに相手を無視した感じになってしまった
・凪さん:
良 相手と一緒に動けたときがあった
2回かわしからの背面落としを手順を踏んで丁寧にやるべきだった
・Kちゃん:
良 挨拶柔術はよい流れを作れた
上段打ち渦落としで柔術の受けを固めてしまった
・Niさん:
良 滞りなくできた
立柔術5、6本目の斬りが明確でなかった

jujutsu_sokumenirimi
側面入り身は伸び伸び、開放する感じをまずは相手に伝えたい

jujutsu_tachi2_3

jujutsu_tachi2_2
立柔術2本目、突きの間合い、明確な斬りの意識

Tちゃんが非常に良い動きをしていて、素直に技がかけられた。


杖も各自の課題を全員で行った(下線が行った型)。
・凪さん:
良 初伝組杖3本目の手順違いあったがリカバリーできた
初伝組杖8本目の打ち込む位置が明確でなかった
・Niさん:
良悪 初伝組杖3本目の手順違いがあったが何とか続けて行えた

jo_syodenno3_3
初伝組杖3本目、相手に打ち込めるラインをきちんと取る

jo_syodenno8_2
初伝組杖8本目、手首・足元への打ち込みと明確な受け

剣術
各自の振り返りを言ってもらった後で、先生と私が元太刀となり、各自の課題を行った。
・でんこ:
良 中伝小太刀での打ち込みがある程度明確にできた
悪 袈裟打ちが突っ込んでしまった
・めざしさん:
良 怪我せずできてよかった
悪 上伝5本目をうまく受け流せなかった
・重さん:
良 組居合5本目の斬り上げの先を取れた気がする
悪 袈裟打ちが手が遅れた、初伝小太刀の打ちの間合いが明確でなかった 
・凪さん:
良 中伝裏3本目斬り上げが相手に入っていけた気がする
悪 中伝裏1、2本目がうまく受、打ち込みできなかった
・Kちゃん:
良 うまく入れたときがあった
悪 初伝小太刀1本目をうまく越せなかった
・Niさん:
良 手順間違えずにできた
悪 初伝六太刀2、3本目の構えがうまく取れなかった

居合
各自の振り返りを言ってもらった後で、それぞれ各自の課題を行った。
・でんこ:
良 引っかかりそうになってもそれを受け入れて抜ききろうとすることができた
悪 手順を間違えた、4本目がうまく動けなかった
・めざしさん:
良 上伝1本目がのびのびできた
悪 後伝5本目間詰が間詰になっていなかった
・重さん:
良 後伝1本目廻剣の剣捌きの流れがうまくいった
悪 後伝1本目浮いて沈んでが理解不足でうまくできなかった
・凪さん:
良 上伝5本目など、手順がつながっていく居合が抜けた
悪 自分の流れに乗れたが、流れが他の人との流れに合っておらず遅れてしまった
・Kちゃん:
良 集中があまりできず、それが結果的に緊張しなかったがそれがよかったのかどうか
悪 得意としている型の剣がぶれてしまった
・Niさん:
良 初伝六太刀2本目がうまく抜けた
悪 後伝6本目がいつも引っかからないのに引っかかった

最後に後伝1本目のやるべきことを確認した。

各自の課題を振り返ることで、全体としてもよい課題をもらえ、非常に勉強になったと思う。
何気ない振り返りだが、よく考えると非常に意味のあるものが多数ある。
今回の稽古だけで挽回できていないものも多いと思うので、今後の課題ともして頂けたらよい。

でんこ

インスタグラム、随時更新中です。
翡縁会インスタグラム      

16:42|Permalink

2024年12月17日

2024年12月14日(土)年末発表会!

年末発表会当日を迎えた。

今年は例年来ていただいていたゲストPさん、Sさんに加え、静稽会、直毘会からもご参加いただき、非常に豪華な会となった。
演武はどの方も非常に見ごたえがあった。
それぞれの文脈があり、大切にしているものがあり、今までの稽古や人生の積み重ねが演武に表れていたと思う。
静稽会の稽古を重ねていることがわかる練り込んだ動き、直毘会のこだわりと確信を持った打ち込み、Pさんの剣との一体感と緩急の居合、Sさんの自分の動きの良さを知った上での居合、と感じ入った。

自身の振り返り。
まず全体を通して気づいた点。
対人での技は、やり取りがせわしなくなることがある。
特に技と技の合間は、こちらの間に合わせる人と合わせず自分の間でぱぱっと動く人がいると思っていたため、早くなってしまうのは相手のせいでもあると思っていた。
しかし、自分の間で動く人に対しても、こちらが落ち着いて動くと、相手の動きが合ってくる感覚があった。
結局せわしなくなる問題はこちらにもあったのだな、と気づかされた。

今年は第1章で今年の稽古内容を表現する試みをした。
第1章
・構・太刀筋・間積り
袈裟での打ち込みを構の高さを変えて、間積りを適なところを見積もって打ち込むことを表現するのだが、気負ってしまいあまりいい打ち込みができなかった。
剣に任せる感覚を自然に持ちたいものだ。

・交点・接点での剣立
中心立の打太刀を行い、割られる感覚を感じつつ、打太刀の在り方を考えながら行った。
今年から遠間から打つこととしたが、何か変わったか、もう少し練っていきたい。

・間積り・拍子
中伝裏1本目とその変化合わせて5本を行った。
歩み寄りながら単に打ち込むことの難しさ、
打ち込む意識で寄った時に逆に待ちに打ち込まれたときは、やるべきことができていれば受けられるはずなのだが下がれずのけぞり気味になってしまう残念さ、
とにかく基本ができていないことを思い知らされる結果となった。
5本目、練習でゆったり確認すると逆に早い間となっていたため、この感じで行うはずだったが、つい早く動いて何となく早く対応するということに終始してしまった。
練習不足はあるものの、普段から身に着けていきたい内容ができていないことを確認できた。

第2章
・居合
今回の年末発表会にて長尺居合刀をいったん終了とするつもりで臨んだのだが、型を間違えるという痛恨のミス。
鞘から抜ききれないという残念な箇所もあり。
ただ、だいぶ馴染んできていろいろとサボらなくなってきて抜ききることへの対応力はついてきた。
修正を今年中に行って長尺居合刀の締めとすることとした。
nennmatsu24_iai

・初伝裏
練習不足感があるとこんな感じ、というところか。
表現できるところを意識して今後取り組みたい。

・中伝小太刀
打太刀で上段に構えたときに手が緩んでいる感覚があったので、少し剣を立てる感じで途中から行った。
ますこさんに安定感が出て安心して打ち込め、ある程度メリハリのあるやり取りになっていたように思う。

・柔術
昨年の振り返りとして腕振りからの入り身投げ、半身を取ることでの技、今年取り入れた肘や型を通しての相手への働きかけの3つをテーマとして技を行った。
後半、ますこ柔術は技の明確さとは違う、相手を巻き込んで対抗する意識を起こさせないまま気持ちよくかけられるという究極さが素晴らしく、柔術とは何かをいろいろと考えさせられた。
とにかくやっていて楽しいのが素敵。

・上伝
打太刀として認識があやふやなところがあったので、もう少し何をすべきか理解を深めたいとやりながら感じた。
めざしさんは、もう少しこちらに詰めてきてほしいものの、取り切るところの明確さは素晴らしいものがあった。

演目はそこまで多くなく、新規の型もほとんどなかったため、覚えるという意味ではそこまで大変ではなかった。
一番大変だったのはバタバタして数日前から覚えることになってしまった二部の神楽舞だったかも。。。
こんなの覚えられるのか!と始め思ったが、頑張れば手順は入るもの、記憶力はまだまだある、ということを改めて感じられたのはよかった。

年末発表会の運営、今回も感覚でやってしまい必要なことが抜けそうになったり期限ギリギリになったり。
懇親会などは個々の挨拶も考えていたがすっかり忘れてしまい、Bさんに助けられた。
次回はきちんと項目出し、スケジュール立てをやらねば。

二部はそれぞれの持ち味披露!
力が抜けて楽しいひと時が過ごせた。

最後に、撮影に終始ご協力いただいたBさん、Sさん、素晴らしい演武をご披露いただき、最後までお付き合いいただいたゲストの方々、稽古に真摯に向き合い楽しい会にして頂いた会員の皆さんにお礼を申し上げたい。

nennmatsu24_syodenomote

nennmatsu24_syodenkodachi

nennmatsu24_syodenkumijo

nennmatsu24_ryuteki

nennmatsu24_iai2

nennmatsu24_nagi

nennmatsu24_joden

nennmatsu24_iai3

nennmatsu24_iai4

nennmatsu24_iai5

nennmatsu24_seikeikai

nennmatsu24_naobikai

nennmatsu24_bon
みんなで盆踊り!
nennmatsu24_mai
恒例の神楽舞
nennmatsu24_hiengoods
恒例の翡縁会グッズ。ますこさん、ありがとうございました!

でんこ

インスタグラム、随時更新中です。
翡縁会インスタグラム      

00:53|Permalink

2024年12月03日

2024年11月30日(土)稽古 年末発表会間に合うか!

マレーシア旅行に行った。
まるまる4日間観光する旅程。
マレーシアに知り合いがいて、案内してくれることになったため、決断できた。
移動は基本一人で不慣れであり、もーいろいろあった。
旅行向けにWiseカードを作ったらなぜか名義が違っていて日にちギリギリで変更でき、何とかチャージしたり、
クアラルンプール空港で両替しようとしたら狙っていた銀行のATMが壊れていて、隣のATMでやったら質問がわからず賭けで操作して何とかお金が出てきてホッとしたり、
空港バスがよくわからなくて何度も聞いて何とかしてもらったり(座席番号決まっているはずが番号が書いていなくて自由席状態、しかも手すり壊れてる)、
電車も切符の買い方わからず何度も聞いたり、
スマホのローミングが遅くて地図がなかなか更新されず、やっとの思いでホテルに到着したり、
(単に高速モードにしていなかっただけだった)
夜遅く疲れたので夕飯諦めて朝食を買いにに行こうとしたらすごい雨、諦められずザーザーの中屋台に買いに行ったり、
せっかく行ったのだから、とあちこち歩き回り、気分が高揚していることもあってガンガン歩けてしまったので歩いたらホテルでくったくたなことに気づいたり、
帰りの空港バスはあやうく行先逆方向に乗りそうになったり、
帰りのeチケットが機械が通らず、飛行機に乗れないピンチになったり。

いろいろあって胃が痛くなりそうになったものの、総じて振り返れば、非常に楽しい旅だった。
知り合いに旅程を決めてもらい、しかも3日間も昼間案内してもらって心強かった。
基本的に食べ物は美味しく、円安ながらもそれほど高くなかった。
(観光地は外国人価格もあって結構あちこち高かったが。。。)
スマホは楽天モバイルだがローミングも2Gbまで高速で使え、通話もタダで非常に助かった。
↓いろいろ撮りまくったが一部写真
IMG_1967
初めて乗ったモノレール。近代的。
IMG_1972
駅のそば。非常に栄えている。伊勢丹あり。その他ファミマ、ユニクロなど、日本企業多数あった。
IMG_1994
朝ごはんを買いに行った屋台。
IMG_2002
そこで買ったナシ・ルマッ。ご飯に肉、小魚、ゆで卵、きゅうりなどを乗せて、テイクアウト用にバナナの葉で包んだものをホテルに持ち帰り。具沢山でとてもおいしい。
IMG_2038
国立モスク。マレーシアにはモスクが多く、どこもとてもきれい。
IMG_2104
美術館展示品。うねうねの剣が気になる。
IMG_2348
バトゥ洞窟。ヒンドゥー教の聖地。272段の階段を上る。サルが多い。色遣いが日本にはない感じ。
IMG_2442
階段を上った先はパワースポットを感じさせるところだらけ。
IMG_2534
ツインタワー。夜はライトアップされ、噴水ショーも。
IMG_2286
スーパーで買ったカットフルーツ詰め合わせとザクロジュース、ココナッツジュース。
南国フルーツが安くておいしい。ホテルはキッチンがあったので、これ以外にフルーツまるごと買ってカットして食べたり。
IMG_2884
チャイナタウンもどきで買った亀ゼリーとお茶。どちらも体にいいらしいが、苦い。。。
IMG_2989
帰りはラッキーにもアップグレードされ、しかもお供の分の座席まで!
(単に空いていただけ)

非常に良い旅だったのだが、最終日にうっかり寝冷えしてしまい、微妙に風邪気味で帰ってきたら、その後体調を崩して会社を数日休む羽目に。。。
特に海外旅行の体調管理の大切さが身に染みた。

今回はいろいろと重なったため勢いで決断できたが、また海外旅行、行けるだけの精神力が持てるかどうか。。。


稽古(取りまとめ)
昼間は晴れるととても暖かい。
年末発表会まであとわずかのため、演目を中心とした稽古とした。

基本の動き
・鳥船、呼吸、黙想
・小太刀の素振り
・足入替、受身各種
・半身の確認
・手刀素振り(上段、袈裟)

柔術
・相手への入りと受け入れ(縦、横)
jujutsu_irihikiyoko
相手が入ってくるのをさぼらずしっかり捌く

・調和の感覚
相手から押されたときに足を動かさずに捌くのと、足も自由に動かして捌くことを確認した。
どちらも勝手に動かず、相手に押されただけ動く、崩されずに保つことが要求される。
jujutsu_oshisabaki
安易に押すと、相手がそれをもらってどんどん入ってきて対応できなくなるため、押す側も相手の中心を意識して押すことが要求される

・年末発表会稽古
組に分かれて内容、動き確認。
やる項目も決まってきて、後は詰めるのみか。
我々は今年学んだ型からますこスペシャル、エンディングの予定!
ますこスペシャルは、やっていることは楽しげだが、実は非常に高度なことをやっている。
ぐだぐだにならないよう、締めるところは締めていきたい。

杖、剣術
・年末発表会稽古
相手がいるところから一通り確認した。
とりあえず、手順の確認はできた模様。
kenjutsu_nenmatsumuke

居合
・初伝六太刀
・年末発表会稽古
それぞれの組が型の確認を行うところから。
本番までに仕上げられるのか。
iai_nenmatsumuke2

まとめの動き、呼吸、黙想

でんこ

インスタグラム、随時更新中です。
翡縁会インスタグラム     


20:31|Permalink

2023年12月23日

2023年12月16日(土)年末発表会

口唇ヘルペスではなく、帯状疱疹だったらしい。
だいぶ発疹は引いてきたものの、まだまだあまりお見せできる状況ではないまま、年末発表会を迎えてしまった。
演武は非常に迷ったものの、これが今の私なので、とある種の覚悟を持ってマスクはせずにおこなうこととした。
周りは突然おかしなことになっている状態の口の周りを見て、ぎょっとされたかもしれないが、それも仕方なし。

「年末発表会」
夜でもマフラーが必要ないくらいの暖かな日だった。

第一部は全体的に準備万端、とは全然行かなかったものの、それぞれのやれる成果を出していたと思う。
nenmatsu2023_syodenkumijo

nenmatsu2023_shodenomote1

nenmatsu2023_chudenura

nenmatsu2023_ryuteki

nenmatsu2023_chudennito

nenmatsu2023_jujutsu3

その中で、Kちゃんの居合が本番で格段に良くなっていたのが印象的だった。
重さんが体調不良で抜けたことでリーダーになった影響があったのか、声の張りと斬る感じがいい方向になっていた。
この流れで今後の動きがどうなるか楽しみ。
nenmatsu2023_iai5

nenmatsu2023_iai2

nenmatsu2023_iai4

nenmatsu2023_iai12

nenmatsu2023_iai7

nenmatsu2023_iai8

担当演武:
・居合
長尺居合刀での居合。
抜ききれないところ多数。
長くて大変、ということを克服して演武して通常居合刀に戻す方向を考えようかと思っていたが、あまり練習できず、やりきれなかった。
慣れる必要はないが、体をしっかり使い切ることを学ぶことは必要。
これはもう少し続けるか、一度戻して検討するか、再考が必要。
nenmatsu2023_iai10

・初伝小太刀
ますこさんと。落ち着いて受けができ、だいぶ安心して打ち込めるようになった。
5本目の斬り割りは非常にうまい。
nenmatsu2023_syodenkodachi

・中伝小太刀
Kちゃんの打太刀を急遽行うこととなった。
練習なしだったが、10月の稽古総見で一度行っていたため、安心して打ち込んでいたが、Kちゃんの安定感が出てきたように思う。
nenmatsu2023_chudenkodachi

・中伝表
急遽2組担当。
Naさんとは本番当日に2回ほど練習したのみ。
強く打ち込んでも対応力はあるものの、手での捌きになっていたが、本番ではだいぶ体を使う感じとなっていた。
Kaさんとは練習も多くやっていたが、間の間隔と体での対応がよくできていた。
2人とも打てば打つほどいい動きが出てくるため、どんどん打ち込みたくなってくる。
nenmatsu2023_chudenomote

・薙刀連刀
Kちゃんと。
流れはできて練習ではよい流れになってきたが、本番では先に動いてしまうところがあってかみ合わないところがあったものの、最後は決まったのでまずはよしとしたい。
nenmatsu2023_nagiren

・柔術
めざしさん、Kちゃん、ますこさんと。
私が選択した技3種は、今年から取りまとめを行う中での気づきを取り入れたもの。
両手斬り下ろしからの入り身投げ、両手斬り上げからの小手返しは身体全体を使って動くことで相手と同調して技をかけられる思い付きの技、
二教は、相手の手を取って斬りをかけるところが、痛めつけて崩すのではなく、体で斬ることで局所への働きかけではなく全体に働きかけがいき崩せる、
という学びを体現した。
ますこさん提案の挨拶柔術、アベック柔術は、種々の挨拶の流れから崩す、腕や肩を組んだところから崩すなど、相手と呼応する中で崩そうとせずに崩せるもの。
不思議と崩されるのと、何より楽しい。
実現しているKちゃんとますこさんが素晴らしいのもある。
最後みんなで輪になって波打つように崩れるのもこれまた楽しい。
nenmatsu2023_jujutsu

nenmatsu2023_jujutsu2

・先生との剣術
手順は入っていたが、今回はそこまでやり込めなかったので、それぞれの型でやるべきことが淡かったかもしれない。
微妙に全体的に1テンポ遅れている気がする。
最近の感覚が、過敏に何かに反応するわけではなく、確証のないものは動かない、という感じのため、何かを待ってしまっているのかもしれない。
待ち構えているわけではなく、遅れたら遅れただけ差し込まれているので、ここは来年の課題にしたい。
nenmatsu2023_jodenue

第二部はそれぞれ気楽に得意分野を披露!
津軽三味線の盆踊り参加型などとても工夫されたものもあり、楽しいひと時!!
nenmatsu2023_2bu_tsugaru

刀剣乱舞再現の剣舞に入れてもらった。
なかなか動きが早く、稽古でやらないような剣捌きがあって、大変だったものの楽しく舞い切った!はず。
nenmatsu2023_2bu_tokenranbu

終了後は恒例の懇親会。
楽しく飲んで、盛り上がった。
恒例のますこさんのご厚意翡縁会スイーツ、翡縁会クッキー!
ありがとうございました!!
nenmatsu2023_markcookie

急病や都合等により突然の演武不参加、見学不参加がいたことは非常に残念だったが、本人が一番残念に思っていることと思う。

皆さま、充実したひとときをありがとうございました。

でんこ

12:41|Permalink

2022年12月11日

2022年12月10日(土)年末発表会

年末発表会がとうとう来た。
これだけ多くのことを集中して行う機会は年に1度かその辺であり、仕事以外だとなかなかないため、貴重な場でもある。
稽古する機会は多くても週に2回になってしまうため、型の手順、動きはイメージトレーニングで。
頭の中でスムーズに出てくるようになれば、手順はとりあえず理解して稽古に臨める。
(ただ、あまり真剣にやると取りつかれてしまい、夜眠れなくなったり、仕事に支障をきたすので、ほどほどに。。。)

発表会前準備はいろいろな方のご協力があってスムーズにいったが、全体のことばかり気にして自分自身の準備が整っていないことに始まってから気づき、トップの居合をやることになっていただけに、進行を遅らせてしまったのは反省点。

全体的には、なかなか時間がなく合わせられない中、皆さん頑張って今できる演武をやっていたと思う。
頑張りが表れ、見ていて清々しかった。

今年の出番は7項目。
居合
広い視野でのびのび五方を切り開く、という感じでやりたかったが、全体的に初動が何かをさぼっていてなぜか手が見える感じだった。
1本目は初伝七太刀の2本目で最近必ず抜いている、きっちり動くことで成り立つ型だが、流れでごまかせない分難しくなっている。
今回もつまりはしなかったが、まだ苦しい抜き方になっているため、体全体を解放して動けるようにしていきたい。

剣術:初伝六太刀
Mさんは固い中でものびのびできていてメリハリもあり、よかった。
打太刀はなかなか取りに行く感じを出すのが難しい型であるため、何をすべきか今後考えていきたい。

杖:中伝組杖
Hoさんは明確性もあり技もうまくかけていてよかった。
打太刀は打ちが微妙に浅いところがあったかも。

剣術:二刀
めざしさんは少し引き込む感じがあったものの、捌きは問題なく、少し慣れが出てきた。
この慣れを今後良い方向に持っていけるかどうか。
打太刀は間積もりを曖昧にしないで打つべきところで打ち込めるようにしたい。

集団柔術
それぞれの個々の技は、稽古していない中それなりにできていた。
特に介護柔術はそれっぽく、ますこさん、Kちゃんともやりすぎない動きが相手を誘導していた。
構成が少し間延びしてしまったので、次回機会があれば見直してさらに面白いものにしたい。

薙刀:薙刀連刀
Oさんは限られた稽古数でよく手順を身に着けていて、自身がちょっと手順が微妙になってしまったところがあったがそれでもまあ形になった。
間が少し詰まっているところの見直しと、やるべきことの明確さが出せるようにするとなおよいものになりそう。

剣術:先生との剣術
なかなか動きを委ねられず、特に1本目は先に動いてしまった。
そのほかはテンションが上がった先生に速さについていけないところはあったがまあ何とかこなしたというところか。
どうしても速くなると固めてしまいそうになり、ここは課題。
nennmatsu22_kenjutsu_Ono1

二部は恒例の演奏と持ちネタなど。
Nさんの居合は雰囲気があった。
Kちゃんの合宿ネタの歌は相変わらずの歌唱力で、今年の合宿が思い出され、Oさんの三味線は聞かせる感じで、ますこさんの鍵盤演奏は、さすがでまた1つ多彩さの片鱗を見ることができた。
最後の浦安の舞は参加させてもらったが、何とかこうとか自身は間に合わせられた。ますこさんのリードに助けられっぱなしではあったが、厳かに歳を越せそうな感じはちょっとは出せたかな、という感じ。
nennmatsu22_urayasu
写真を見ると、微妙にサンタクロースのような。。。

何とか楽しく、怪我無く無事に終えることができた。
そして、いい場を会の皆さんとゲストの皆さんと共有でき、それぞれの持っているものを表現し、そのうえで課題を抱えて、来年につなげていけると思う。
撮影に協力して頂いた方々、ゲストの皆様、ありがとうございました。

でんこ


23:07|Permalink

2021年12月18日

2021年12月11日(土)年末発表会(全体総括)

年末発表会は普段ほとんどない全員に近い稽古仲間が集まり、
またゲストの方々も来ていただき、
適度な緊張感の中、演武を披露できる貴重な場となりました。

皆さん緊張感がある中緊張している感じもありましたが、
普段できている動きが素直に出ていたと思います。
やるべき型に対して集中して行えたのはレベルを上げる、
いい経験だったのではと思います。
(私がやらせて頂いた演目に関しては別の日のブログにて。)

Pjujutsu2
Pさんとコラボ柔術、場を感じ流れに乗るいい経験になりました。

daihyo_iai
代表居合。力が抜けて雰囲気が出てきたのでしょうか。

昨年に引き続き、今年もコロナの影響が多く、稽古がオンラインでの時期もあり、
決してのびのびと稽古できていなかったところがあり、
また稽古を積み重ねる中で間を見る少しの余裕が出てきたことと、
やろうとすればするほどかからない、うまくいかないということを感じてきたことで、
これらを加味した”無理をしない演武”、という感覚が
今回の発表会では自分の中にあったような気がします。
ポジティブには道具の動き、体全体の動きを感じて
突っ込み気味だったのが多少抑えられた動きになっていたかというところ、
ネガティブには思い切ったチャレンジした動きができていなかったかな、
というところです。
また、自身の動きを見ると、どうしても上半身の動きに頼った突っ込み気味に見える動きは
出てしまっていたので、これは来年への課題だと思います。

今回は、めざしさんと一番多く演武させてもらいました。
呑み込みが早く、私にはどう練習してもできない一致感ややりすぎない感じなど
うまさがあるので、とても勉強になりました。

2部は楽しく稽古会員らの多彩な一面が。
楽しいひと時でした。

hiengirls
ひえんgirlsの決めポーズ

saruenbu
代表の謎演武。心配げなおさるの顔が。。。

今年の年間最多参加賞(指導員以外)は、ますこさん!
ますこさんは、限られた参加できる時間を駆使して来ていただきながら、
Tプロジェクト、ひえんgirlsプロデュース、会の限定お菓子作成など、
会員が楽しくなるイベントをいろいろとやって頂きました。素晴らしい!!
稽古だけでは煮詰まることもある中、楽しみに一つになってました。
また、ブログもよく書いていただいて、稽古の時にこんなことを感じているのか、と
とても参考になりました。
ありがとうございました!!!

全体を通して、気負わずに演武できて場を楽しめる空気感があった、
非常に良い年末発表会だったと思います。
多々良先生、会員の皆さん、ゲストの皆さん、本当にありがとうございました。

でんこ

16:17|Permalink