柔術

2025年02月23日

2025年2月22日(土)稽古 基本へ戻ることも大切

左腕の痛み続き。
治ってはいないのだが、かなり気を付けるようにはなってきた。
どうやったら一か所に負担がかからない持ち方ができるか。
ちょっと気を付けるだけで負荷のかかり方、痛みの出方が違う。
フライパンを持つときも、体を入れる。
フライパンに技をかけている?!
普段から古武道の稽古をやっている気分になる。
しかもかなりいい稽古になっているような気がする。。。


稽古(取りまとめ)
寒気が居座り、朝は氷点下の日もあるらしい。
日本海側は記録的な雪らしく、かなり大変そう。
八潮市の陥没事故が少し前にあったが、復旧めどが立たず、非常に気になる。

基本の動き
・鳥船、呼吸、黙想
・小太刀の素振り
・足入替、受身各種
・歩法各種、膝行・膝退
・半身
・手刀素振り(上段、袈裟)
・半身突き避け
jujutsu_hanmitsukiyoke5
形をしっかり取り、相手を意識する

・相手への入りと受け入れ(座)(縦、横)
座りで足を動けない状態にして動けるか確認した。
凪さんとNiさん、まったーり動いて世界を作っている感じだった。

柔術
・両手持ち腕崩し
両手を取り合った状態でダンスをするように左右に揺らして、それをつなげて崩していく。
お互いが気持ちよく動けていると、気持ちよく崩れる
jujutsu_ryotetsunagariwa
崩れた後も思いやりが大切
・二教表
しっかり斬る、明確に相手に入っていくことで崩し切る。
jujutsu_nikyo4
極めも大切。緩まないように極め切る。
・二人掛かり
2人が真向で打ちかかるのを捌く。
久々にやったので、遠慮した動きもあったが、とにかく隙あれば打ちかかり、捌く側はとにかく捌く。
いろいろやろうとすると、ドツボにはまる。
jujutsu_taninzugake4
来たものを素直に捌いていく
Tちゃん、打ち込まれてしまうかと思いきや、うまく来たものを一定の調子で捌いていき、取られることなくやり切っていた。

剣術
・素振り
今回はもう一度基本から確認した。
廻剣は腕をしっかり伸ばして、まずは片手で動きを確認した。
腕を伸ばして行うこと自体が慣れていないと難しいようで、どうしても曲がってしまう。
下段突きは、手で突こうとせず、身体の動きに乗せて前に飛ばすだけ。
下段付けは、突きの延長で高い位置に付けて行く。
上段打ちは、剣が斜めから打ち込むことのないよう、鏡で見ながら確認した。
斜の打ちは、手の動きと身体の動きを分離して確認した。
kenjutsu_suburi_sya2
斜の打ち、足を動かさず、手だけで前に飛ばした

たまに基本を確認して、やるべきことが抜けていないか確認することや、稽古法を覚えておくことも大切。

・袈裟打ち確認
kenjutsu_kesauchi2
大きく行った
・斬返
・中心立、受流
順番を混ぜて行った。
打太刀は、どの場合も同じように一定に相手に打ちかかっていく。
kenjutsu_ukenagashi2
打ちに合わせてラインに入って捌く

kenjutsu_chushindateukenagashi2
緊張感を切らさずに行う

最近しばらく中心立と受流を行っているため、上段の受やこれらが結構様になってきた気がする。

居合
・初伝六太刀(立)
・初伝表1、2本目対人
打太刀が上段に取るのに合わせて抜きつけて間を置くことなく型をやり切る。
取る間も打太刀が取り上げた瞬間、取り上げて斬りつけてくる瞬間など種々あるので、自分がどの間で取っていくか意識を持つことが大切になってくる。
iai_syodenno1
相手を取る意識を切らさず持ち続けることが大切

自主稽古時間に、杖の中伝素振りの手順を確認した。
皆さん熱心に参加。
何となーく手順が入ってきたか。
jo_chudensuburi2
合わせて動きの確認。

でんこ

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18:00|Permalink

2025年02月16日

2025年2月15日(土)稽古 バレンタインデーの和み

左前腕に痛みあり。
左手でフライパンを持つなどしたときにちょっと気になっていたのだが、伸ばすと少し違和感を感じるようになってきた。
いろいろと生活する中で何かが蓄積されてきて出てきたのかな、とも思うが、負荷のかかることを実はやっていないか思い返してみた。

・冷蔵庫が左側でドアが右向き、右開きで、右手でドアを開けて中から物を取るときに正面まで行かずに左肘を反らすように極め気味に物を取り出している、
・食卓の左がカウンターキッチンで少し高めの台があり、食べ終わったときに食器を左手で台の上に置くときに、身体を向けずにやはり左肘を反らして置いている、
・会社の席の左側に脇机があり、物を取り出すときに左手で肘を伸ばして引き出しを開けている

などなど、意外と無意識に左腕に負荷のかかることをやっているのでは、ということが見受けられた。
物を動かすときは、きちんと体をその向きにして体勢を整え、手だけにならないようにする、というのが大事かなと思った。
・・・、これは、古武道の稽古でさんざん言っていることではないか!
身体に負荷がかからない動き、そろそろ普段の生活を見直して、古武道で行っていることを取り入れて気を付けて行く必要がありそうだ。


稽古
今週風が強い日があり、めちゃくちゃ寒かったが、火事や交通機関の運休などの被害もあったらしい。
冬らしいが、寒いのは困る。。。

基本の動き
・基本の動き各種
・腕素振り
・手足一致突き、蹴り
・手刀素振り(上段、袈裟)
・歩法(鳥船の動き意識)
・受身各種
・鳥船

柔術
・立柔術2本目(止)
中段突きに対して交点を止めて入り身をしていたが、素直に手の形を変えずに少し相手に入って半身の入れ替えで斬り込んでいく形で行った。

剣術(凪さん取りまとめ)
打ち込む位置を明確に行うことを意識した稽古だった。
・素振り
・袈裟打受
・斬り返し(大きく、ジャンプ、通常)
バリエーションをつけて相手にしっかり斬り込む確認を行った。
kenjutsu_kirikaeshijump
ジャンプ打ち込み。剣の打ち込みとジャンプの着地を一致させることで重さを乗せていく。

・受流止
kenjutsu_ukenagashiawase
受けをしっかり取った後、相手の打ちの重さを感じて流していく

・受流連続
今回は止める形で行った。
kenjutsu_ukenagashiawase2
受の形ができていることを確認して連続して左右交互に打受を行う

・初伝六太刀2本目
受流の部分があるため、そこを意識して行った。


・初伝組杖3本目
・中伝組杖1本目
jo_chudenno1
やり取りが多いため、動き1個1個を明確に目的を持って行う

居合
・初伝六太刀2、3、5本目応用
共通する廻剣からの斬りを前に動いていく形で行った。
・初伝表2本目、裏2本目
初伝のため、まずは動きを明確に行うことが大切。

最後にサンチンで体の動きを整えた。

稽古後、自主稽古時間にTちゃん廻剣、受流特訓!
だいぶ形が取れてきた。
その後Niさん、Kちゃん中伝一人杖特訓!
手順が長いので覚えるのが大変だが、だいぶ馴染んできた模様。
Niさん、何度かやったところで頭が飽和してきたようで、今日はもう満足、と終了。
それぞれのペースがあって楽しい。

バレンタインデーが近かったので、前回、今回の稽古で持ちより。
ValentineChocoetc
ますこさんの旅行土産や、他の人の旅行、出張土産も加わって賑やか。
和やかなひとときを過ごせた。
ありがとうございました!

でんこ

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14:16|Permalink

2025年02月09日

2025年2月8日(土)稽古 大きく動き続けることの難しさ

節分に今年も豆まきをした。
今年は2月2日とのこと。
例年通り、ライフスタイルに合わせて少量をまいた。
(詳細は昨年参照)
豆はスーパーで購入した。
2種類売っていて、1つは神社でお祓い済みのもので、もう1つは特に何もしていないらしきもの。
価格は同じだが、後者のほうが量が多い。
ちょっと迷ったが、当然のように後者を購入した。
これでいいのか、と多少自問自答したが、これもライフスタイル、身の丈にに合わせたということで、よしとしよう。。。


稽古(取りまとめ)
寒気が入ったとかで、急にめちゃくちゃ寒くなった。
さすがに凍りそうで、植木は家に入れた。
すでに遅しとなっていなければいいが。

最近鳥船の動きで身体全体が動くことを意識して種々の技がかかることを確認している。
それに関連して、身体全体大きく動かすことで技にどう影響があるか意識した稽古とした。

基本の動き
・鳥船、呼吸、黙想
・小太刀の素振り
・足入替、受身各種
・歩法各種、膝行・膝退
・半身
・手刀素振り(上段、袈裟)
・転換
・半身突き避け
jujutsu_hanmitsukiyoke4
しっかり突き込み、しっかり受ける

・相手への入りと受け入れ(縦、横)
jujutsu_irihikiyoko3
身体、足の向きを意識する

柔術
・肩抜落とし0本目
剣の素振り0本目と同じ動作で、相手の腕を剣と見立てて斬りをかけ崩す。
一度自分の感覚で行った後、両手を大きく広げてそこからつなげて相手の腕を取ってかけた。
jujutsu_katanuki0honme
腕を広げて身体につなげて大きく動く
jujutsu_katanuki0honme2
大きな流れの身体の状態を保つことで、うまく崩しにつなげられている

せっかく大きく動いているのに、実際に相手の腕を取るときに小さくなってしまう場合が多かった。
つなげ続ける身体の感覚を身に着けてほしい。

・中段突き小手返し
今まで突かれた腕を縦に立てて真下に崩す縦の動きで技をかけていたが、今回は突かれた腕の方向を活かして螺旋の動きでかけることを行った。
jujutsu_chudantukikotegaeshi
腕を極めるわけではなく、自然な流れで崩す

・一教裏
主に手順の確認を行った。

・中伝素振り
手順の確認を行った。

剣術
・素振り(交互)
交互に行う意味を理解してもらうために、解説を少しした。
相手が打ち込んだ剣に対し、結果的にその件を割り切って相手の狙うべきところに打ち込むことを想定して打ち込む。
打ち込まれるほうは、割られる、取られることを嫌ってしっかり引き取る。
それを交互に行う。
引き取りを先走ると、先走ったところを狙って打ち込まれるため、相手の打ち込みを待って引き取ることが必要だが、遅れると取られるため、その間の感覚を意識して打ち込み、引き取りを行う。
この辺りを意識して素振りも行うと、緊迫感が生まれ、形が整ってくる部分も出てくる。
ただ、それだけでは崩れるため、できれば形の修正と素振りを繰り返せるとよい。
kenjutsu_jodansuburiyaritori
打ち込みに合わせて引き取る間の感覚

・袈裟打ち確認
大きく行った
・斬返
少し大きくも意識しつつ、早く打ち込む意識も持って行った。
kenjutsu_kirikaeshi4
早く打とうとすればするほど小さく突っ込み気味になるため、どう打ち込むか、それぞれ課題を持って行うこととなる

・上段受確認
受の形ができているか個々に確認を行った。
徐々に全体的に良くなってきつつある気がする。
・中心立、受流
前述の受けを意識してそこから中心立と受流を連続して行った。
本来は打ち込みに合わせてどちらか決まってくることもあるが、まずはきちんと受けたところからどちらも行えることを確認した。
打ちもどちらで来ることを予測する打ち込みではなく同じように適切に打ち込めるかどうか、こちらのほうが難しい。
kenjutsu_chushindateukenagashi
1つ1つの動作をきちんと行えるかどうか

居合
・初伝六太刀
・後伝1本目対人
個々に現状を確認後、斬りかかってくる相手より先に抜きつけて、その意識を切らさずに型をやり切ることを行った。
最後に個々に対人の意識を持って一人でできるよう確認した。
iai_kokoro1taijin4
意識を切らさない

・後伝6本目
つなげることを意識していたが、まずは個々の動きができることを確認したうえで、つなげていく方向で行うことにした。

稽古後、Niさんに、稽古に遅れてきた人に今日行った柔術を伝えてもらった。
中段突きについて、
「まずはパンチをして、、、」
パンチか~、間違ってはいないが、ニュアンスがちょっと違うかなあ。。。
伝えてもらうのを見ると、それぞれがどこを理解してどう捉えているかがわかって面白い。
このときのほうが稽古中よりうまく技をかけていた。
人に伝えてもらう場があるのは、ためになりそうなことを改めて感じた。

今回動画を多く撮ったが、自身の姿を見ると、修正してきたつもりが、腰から折れ曲がっていたり、小さく取り上げていたり、否が応でもでも課題をつきつけられ、勉強になる。
素直に受け入れて、改善していきたい。

でんこ

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16:22|Permalink

2025年02月02日

2025年2月1日(土)稽古 まみむめも

今年の目標、「間の捉え」と「無の感覚」といったことを挙げていたが、つらつら考えるうちに、「ま行の教え」を身に着ける、でいいのではという気がしてきた。
”み”は身、”目”は目線と考えると、かなり重要。
”も”は何?藻?喪?!
ということでまとめてみた。

:間の感覚。主に距離感や相手が打とうとした瞬間など、自分がここと思う瞬間
:身。動ける身体を作る、身体をさぼらずに動く
:無。余計なことを考えずに動く
:目。目付、どこに視線を持っていくか
:摸。見本を素直に真似る、そのことの難しさ

これらは今までもやってきたことのため、今目指すべき次の段階があると思い、考えてみた。

「まみむめも第2」:
:間の感覚。空間と時間の融合、すべてを包み込む自然に引き出される動き
:適切な身の置き所、身の在り方
:無の意識。相手を意識しない、取ろう、取られまいとしない、何もしない、何もない
:目線をどこに置こうという意識はなし、目付などは超えて、広くとらえる
:結果の調和。すべてを自ずと受け入れる

”も”は”摸”、実はこれが習う上で一番重要で難しい。
つい自分はこう思う、とフィルターをかけて動きがち。
自分なりの解釈も大事なのだが、まずは素直に真似ることが上達に近いことを非常に感じるようになった。
それを重ねることで、自己と擦り合わせ、形だけ真似ることでない、理がついてきて、調和につながっていく。

ただ、第2が上なのかというと、第1があってのこと。

壮大な「まみむめも」になってきて、今年はこれを目標とは言いにくくなってきたが、少しはつかんでいけるように意識してみたい。
意識すら邪魔になってくる段階がその先にある気がするが。


稽古
この日は日差しが昼間は暖かだったが、来週は寒いらしい。。。
日曜は雪か?

基本の動き
・基本の動き各種
手をひらひらさせるような動き、ちょっとは慣れてきたか?
・腕素振り
ここまでの動きで身体全体活性化する感じで、腰が痛いのがいい感じに緩和されて、全体的にも気分がいい。
・手足一致突き、蹴り
・手刀素振り(上段、袈裟)
jujutsu_kesagiri2
身体の動きと連動、というか一致して大きく取り上げる
・歩法(丁寧に)
・受身各種
・鳥船(大きく、対人も)
鳥船の動きから相手が押さえてきても気にせず動けば相手を崩せて鳥船も続けて動ける。
鳥船自体が身体全体を使ういい動きらしい。

柔術
・半身突き避け
今回は避けを相手を意識の片端ぐらいでとらえて見過ぎず避けるようなことを行った。
・片手持ち肩斬落とし
鳥船を意識して行った。
足から動いていく感覚をつないで行う感じでやったが、それなりに崩せる。皆さんうまかった。


・素振り
・中伝組杖1、5本目
動きの確認を主に行った。
5本目は杖の斬り上げが体を使わないとコントロールできないため、いい稽古になる。

剣術
・素振り(交互)
・斬り返し(大きく)
・受け流し、中心立て(ゆっくり止めずに)
受はあるべき剣先の位置はあるが、相手を取り続ける意識さえあれば何とかなる。
・初伝六太刀
通しで。手順というか、やるべきことがたまに抜けるので、自身でたまに確認しておく必要ありそう。

居合
・腹抜、腹抜突き
iai_haranukitsuki
しっかり抜いて、しっかり飛ばす
・縦抜(通常、前・後ろ脚の動きとともに、ジャンプ)
・後伝表6本目
一人ずつ動画で確認した。
ラインの取り方や身体の動かし方など勉強になる。

最後にサンチンで体の動きを整えた。

でんこ

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16:41|Permalink

2025年01月26日

2025年1月25日(土)稽古 丁寧な動き

スリッパ立をなくしてみた。
玄関にずっと置いてあったが、このスリッパ立自体が薄汚れてきて、これがあることで掃除もしにくく周りも薄汚れている気がした。
スリッパを床に並べることになるが、あまり使わなければ下駄箱に入れればいい。
なくしてみると、思っていたよりスッキリ。
周りもきれいになり、気分もよくなってきた気がする。
なくしてみたシリーズ、今後も何か探してやってみたい。


稽古(取りまとめ)
稽古日は午後から晴れたが、最近微妙に雨が降る日がちらほら。
雪が降るほど寒くはなし。

基本の動き
・鳥船、呼吸、黙想
鳥船は船に乗って漕いでいることを意識して行った。
・小太刀の素振り
・足入替、受身各種
・歩法各種、膝行・膝退
・半身の確認
・手刀素振り(上段、袈裟)
・転換確認
jujutsu_tenkankakunin
相手をついてこさせることを意識して、転換をきっちりおこなう。

・半身突き避け
・相手への入りと受け入れ(縦、横)

柔術
・四方投げ(表・裏)
居合の後伝6本目とほぼ同じ動きであるため、前後を斬る意識を持って行った。
jujutsu_shihonage
コンパクトにやろうとせず、大きく動いて相手に動きを伝えた。

・肩抜落とし
反応が早くなったり脱力してくるとなかなかかけるのが難しくなってくるため、丁寧にかけることで崩しにつながっていく。
結構苦戦している人が多かったが、どうしたらかかるか試行錯誤することがためになる。
jujutsu_katanukiotoshi2
丁寧につなぎ続けることで崩していく

剣術(めざしさん取りまとめ)
・素振り
・中心立、受流
止めずにかつ丁寧に行った。
・初伝六太刀
1本ずつ動きを確認した。
kenjutsu_syoden6no3_3
明確な打ち込みと明確な受けが重要。そこから丁寧に行っていく方向へ。

居合
・初伝六太刀
・後伝1、6本目対人
相手が斬ってくる意識で型を行った。
取られまい、取ろうとすることで、形が整ってくる場合もある。
iai_kokoro6taijin
打ち込む間を取って斬りつけていく

稽古後は食事会でイタリアンへ!
1時間ちょっと、飲み食いしながら語らう時間もまた楽し。

でんこ

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15:04|Permalink

2025年01月19日

2025年1月18日(土)稽古 自分の体勢見直し、体との一致

先日仕事で日本老視学会に参加した。
(3連休の真ん中の日だったので、微妙に損した気分だったが)
内容は多岐に渡っていて非常に勉強になった。
年齢を重ねて目の不調を感じたときに、できるだけすぐ眼科に行って対応することで病気の進行を食い止めたり、見えを改善させたり快適な生活に近づいてほしいという取り組みの報告があった。
最近ではアイフレイルとして、コマーシャルなども流して啓蒙活動が盛ん。
そんな中、老視や老眼といった名前がよくない、ということで変更しようというワーキンググループが立ち上がり、アンケートを取るなどの活動報告があった。
変える方向で合意が得られたので、さらに広い範囲で取りまとめ、1、2年後には変えていく模様。
まー確かに、老眼というと、いかにも年を取った、という印象が強く、認めたくない方向に行きがちなので、なじみやすく、気軽に対応してもいいかな、と思える名前に変更されるとありがたい。


稽古(取りまとめ)
かなり寒くなってきた。冬本番。
植木を入れなくてはいけないと思いつつ、まだ氷点下でないからいいかなと様子見。
(これが根腐れの原因になってしまいそうだが)

基本の動き
・鳥船、呼吸、黙想
・足入替、受身各種
・歩法各種、膝行・膝退
・半身の確認
・手刀素振り(上段、袈裟)
・転換
・半身突き避け
・相手への入りと受け入れ(縦、横)
しっかりもらって返す。
jujutsu_irihikiyoko2
もう少しのけぞらず全身で受け入れられたらよいが、入られて楽しそう?!

柔術
・小手返し(座)
細かいところにあまりこだわらずにやってもらったが、つっかえてしまった場合、一度自分の軸が崩れていないか、相手を見ているかを確認したうえで途中からかけ続けてもらい、かかることを確認した。
jujutsu_kotegaeshi2
相手の腕を楽に取り上げてその流れで返していく

Niさん、どうしても手を極めたい動きが直らないため(本能か?)、取り上げたところからは手をグー以外禁止にしてやってもらった。
グーにするのは練習法の一環でもあり、それでも技はかけられる、というかむしろ余計なことをしないので、かけやすい。

・腕切落し
しっかり乗せて、しっかり斬る。
つっかえても自分を見直してかけ続ける、ということで行った。
・一教表
体の入りで返していく方向で行った。
jujutsu_ikkyo4
体の入りと手を返していく動きが一致して入れていると、相手の崩れにつながる。


・素振り
・廻し杖
・袈裟打受

剣術
・素振り(向かい合わせ交互)
相手が斬り込んできたのに合わせて引き、打ち込んできた相手に打ち込む意識で行った。
kenjutsu_suburi_yaritori
間をしっかり見て行うことで、素振りも緊迫したやり取りとなる。

・袈裟打受(間合い確認)
相手にしっかり打ち込める間合いを認識してもらう。
kenjutsu_kesauchitoma3
大きく踏み込み、剣先を遠くに飛ばす意識で打ち込む

・斬り返し
・上段受、中心立、受流
受けがしっかりできていることを確認し、その受けを行ったうえで中心に立てたり受け流したりをできるだけ止めずに行った。
上段の受自体をきちんと行うことが難しいため、常に剣先への意識を持って行う必要がある。

居合
・初伝六太刀
・後伝6本目
どう真っすぐ斬り上げるか、どう後ろの斬りにつなげていくかが難しい。

稽古後に、試斬会。
今回はスパッと切れる感じが少なかったが、それでも結構切れている人はいた。
それぞれ課題が持てたと思うので、次回の試斬会や、普段の稽古でも同様の動きが出ているはずなので、通常稽古中も参考にして活かしてほしい。

でんこ

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2025年01月12日

2025年1月11日(土)稽古 受、打ち込みの感覚をつかむ

正月休み明けで当然のように仕事始めとなった。
カレンダー通り、長い休みの後にいつも通りの5日間連続勤務はなかなか大変。
初日は会社全体が冷え切っている感じで、底冷えがした。
前に会社で買ってもらった足元パネルヒーターは大活躍。
冷えて仕事に集中できないことは回避できそうだが、温かさで眠くならないように注意が必要だ。。。


稽古
また冬晴れの寒い日。
場所によっては夜に道路が凍結しているらしい。

この日のテーマは、相手を受け入れる感覚で行うということだった。

基本の動き
・基本の動き
手をひらひらさせるような動きがあるが、それが何気に難しい。
・腕素振り
・手足一致突き、蹴り
・手刀素振り(上段、袈裟)
・歩法(向かい合わせでグーで合わせる、半身など)
・転換合わせ
・受身各種

柔術
・半身突き避けから側面入り身
・杖支えからの崩し
杖を持っている手を押さえた状態で崩せないことを確認後、倒れてくる杖を大事に受け止めることを行った後、その感覚を保って同じように崩すと崩せることの確認。
身体の在り方が大事なようだ。
・手解


・素振り
・袈裟打受
受は下から受けていく方向で行った。
逆の袈裟方向から打ち込まれても受の形はそのままに一度受け、そこから逆半身の受に入るよう丁寧に行った。
・上段打ち受流し
受杖の形をしっかり取れる確認を続けた。

剣術
・素振り
・袈裟合わせ
平正眼で合わせたところの距離を取って打ち込み。
・受け流し、中心立て(ゆっくり止めずに)
受けの形をしっかり取った後に止めることなく打太刀の剣の打ち込みをもらって受け流す、もしくは立てる、ということを行った。
仕太刀は受ける感覚、打ち込みをしっかりもらって斬られただけ流すことを意識する、
打太刀はゆっくりながら剣先を意識して相手の中心に向かって斬り続ける、
ということをやり遂げる必要がある。

居合
・腹抜、腹抜突き
・縦抜(通常、前・後ろ脚の動きとともに)
・後伝裏
手順、太刀筋の確認を行った。
iai_kokoro9
流れるように足元への突きを入れる。

iai_kokoro12
しっかり鞘引きをしたうえで抜きつける。

最後にサンチンで体の動きを整えた。

でんこ

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20:02|Permalink

2025年01月06日

2025年1月4日(土)稽古始、今年の所信表明

年始早々、食事会に呼んでいただいた。
年末発表会にも来ていただいたPさんのお宅、素敵なものが数多く部屋に飾られており、食事も非常に凝っていて美味しく、お酒も頂き楽しいひとときを過ごさせていただいた。
oyobare
写真はほんの一部。
ロゼワインと干し柿チーズのせ。素晴らしいマリアージュ。

話の中で、鬼滅の刃に出てくる呼吸について話題が及び、Pさんから、なぜか時透無一郎に似ていると言われた。
どこがそう思わせるのか、どちらかというと、気質的には、火や雷の呼吸のほうが近いような感じだが。

そこで思い浮かんだのが前々から考えていた今年の抱負。
剣術などで、とにかく突っ込み気味となり、相手が適切に打ちかかってきたときに適切に下がれない(前にしか進めない)ということに気づき始め、これはまずいと思っていた。
そうなると稽古で掲げている視野を広げるに反して、対応に手一杯になって他が見えなくなっているため、今年の目標の一つは「突っ込まない」にしようと思っていた。
昨年末からどうしたら下がれるか半身の見直しや体捌きといった技術的なところは見直し始めていたが、特に上半身が突っ込むのは、気持ちの問題であることを考え始めた。
相手に打ちかかろうとすればするほど突っ込むため、ここは思い切って、相手に打ちかからない、何もしない、何もない、を目指したらどうか、と思い始めていた。
これこそ「無」かな、ということで、今年のテーマは、広く、「無」と考えていたところで、Pさんからの指摘があったため、さらに思い切って、今年の目標は
「時透無一郎の霞の呼吸を身に着ける」
にしようかと(だいぶ飛躍しすぎ)。
その辺まで見越した指摘だとすると、さすがPさん、と感心せざるを得ない。

呼吸はともかく、今年は「間」とともに「無」を突き詰めていきたい。
(「無」に「間」が入るような”無限”の境地にいきたい)


稽古
冬晴れの寒い日。

例年より早めの稽古始だった。

基本の動き
・基本の動き
腰の在り方を主に確認するような動きを行った。
・腕素振り
・手足一致突き、蹴り
・手刀素振り(上段、袈裟)
・歩法(向かい合わせ)
・転換合わせ
・受身各種

柔術
しっかり圧をかけて抵抗があったところから体を整えて崩すようなことを行った。
・腕切落し
・腕抱え崩し
丁寧に自分の身体を見つめなおすことで、相手の崩れを誘発する。
Tちゃん、うまく相手に動きを伝えて崩していた。


・素振り
・袈裟打受
袈裟のラインをしっかり取っていくが、相手の打ち込みが常に入らないようなところに取っていく。
受はどう行っていくか今後決まっていく見込みか。

剣術
・素振り
・袈裟合わせ
平正眼で合わせたところの距離を取って打ち込み。
・受け流し
最近打ち込みを見直して、離れた間から打ち込む方針を取り入れている。
めざしさん、この方法と身体との一致を意識してもらったところ、だいぶ打太刀の要素が出てきたように思った。

・中伝裏1本目、変化2つ目
丁寧に一太刀ずつ行っていった。

居合
・腹抜、腹抜突き
・縦抜

2尺5寸に今年から戻した初日。
体全体の使い方は、長尺居合刀を抜いていた時と変えないことを意識して行った。
当たり前だが簡単に鞘から抜ける。
納刀は始め剣先が入り始める距離感のずれに戸惑ったが、数回抜くとすぐ慣れた。
腹抜突きは、身体を使い切る前に抜けてしまうため、そこから飛ばすところが手で持っていく感じになってしまった。
縦抜は、抜き出しのところで今まで鞘が床に当たって腰をある程度までしか落とせなかったが、鞘が短くなって落とせるようになったため、抜き方に差が出てきた気がする。
違いを受け止めて、長尺居合刀で培ってきたものを活かせるよう気を付けて稽古していきたい。

最後にサンチンで体の動きを整えた。

でんこ

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2024年12月31日

2024年の振り返り 視野の広がり、長尺居合刀の学び、間の捉え

今日の空と富士山。
fuji3

たなびく雲と夕日が重なり、見事なコントラストをつけていた。
空は毎日違う絵画を見せてくれているようで、毎日感動させてくれる。

稽古納が終わり、袴の洗濯をした。
通常着けている濃紺袴と、主に演武会等で着ける白袴。
洗濯すると、どうしてもひだの折れ目が緩くなってしまうため、アイロンをかける必要がある。
干す前の濡れた状態で、テカテカしないようにできるだけ裏から、あまりこすらないようにかける。
きれいに広げて重ねた状態でいっぺんにかけらればよいが、うっかり違うところが折れてしまうと大変なので、袴の布を回しながらひだ1つ1つかけている。
心を込めて、、、やれればよいが、面積が大きくて折り目が多く、とにかく時間がかかるので、必死にやるので精一杯。
腰に近いところは折り目の応酬で、間違えないよう神経を使う。

最近、袴腰の在り方、と腰に着目した稽古も行っており、袴は古武道を行う上で重要な役割を果たしている。
袴のキュッとした締め上げで、身体が整い、スイッチが入る感覚もある。
歩くとき、座るとき、足捌き、袴捌きの勉強にもなる。
稽古を終えて袴を畳むとき、これも丁寧に行うことでひだが美しく保たれる。
畳むところもおそらく稽古の1つなのだろう。
袴は種々の心得を教えてくれる非常にありがたいものなので、心してアイロンがけをしたい。
(が、やらなくて済むならそうしたい。。。)


2024年の振り返り
稽古全体としては、打ち込む間を捉える、視野を広げる、ということを中心に行ってきた。
視線を上げて広く前を見ることで、自ずと構や動きも大きく楽になり、間も感じられる。
重点的に思い返したのは、長尺居合刀と間について(詳細は下記)。
来年は課題がいろいろあるが、特に打太刀の打ちの在り様を詰めていきたい。

長尺居合刀
宇宙をイメージして青を基調に作ったが、結果的には深い沼だった気がする
(縁金のカニも星座ではなくサワガニ、鍔の月も水面に映るものだったなあと)。

長尺居合刀はもともと興味があり、何か学べるかな、と軽い気持ちで購入を検討した。
オーダーすることになり、長尺としてよくある2尺8寸をお高く作るのもなあと、差別化を図るため2尺8寸5分で頼んだ。
結果的に、背の低い私にとってこれが絶妙な長さで、頑張れば抜けるギリギリ。
とにかく始めは抜くだけで大変、うっかり袴をきつめに履こうものなら絶対に抜けない、緩くしてもある程度の制約が入るので、鯉口をひっかけないと無理だった。
納刀はさらに大変で、頑張らないと入らない。
納めなくてはいけないつらさを思うと、抜くのを躊躇するほどだった。
とにかく全身を使って抜かなければいけず、しかも重くて振るのも全身、納刀も全身、とさぼらせてもらえないため、居合が苦痛になりかけた。
それでも徐々に慣れてきて、長いものを抜くことが、抜けることが少し楽しくなってきた。
思い切って抜けない分、丁寧に抜ききるということを学んだ。
数か月やったらある程度慣れて元の長さに戻すという目論見は外れ、結果的に1年以上抜き続けることになってしまったが、得るものは大きかった。
もともと使用していた2尺5寸と同じような抜きができることを目指していたが、とても同じように早く抜くことはできなかった。
しかし、目指す必要はなく、今までかなりサボって手だけで抜いて早さを出していたことは身に染みてわかった。
来年2尺5寸に戻した時に、今の感覚で抜いていけるか、気を引き締めていきたい。
全身を使う感覚は、剣術や杖、柔術など他の術にも生かされてきたと思う。
結局2尺8寸5分を使いこなすまではいけなかったが、今の実力ではここまでだと思うので、他の面で向上させて、また戻った時にどんな抜きができるか、楽しみである。
今回ここまで来れた、と思えるまでできたことはありがたい。

間の感覚
常に対人では、間が近い、届いてない、といったことが問われる。
そこで空間的な間を詰めるため、今年の後半は各人がどこまで届くか確認することを念頭に稽古を構成してきた。
今年だけでは全然やり遂げられておらず、発展途上なため、継続していきたい。
さらに、時間的な間について考え始めたが、これは空間的な間と等価で、実はないのではという考えに至った。
しかし、同じ距離になるにしても、緩急、等速など、果たす役割は大きいことに気づき始めた。
見えない動き、捉えにくい動きとは、速い動きではなく早い動き。
早い動きとは?
この辺を詰めていきたい。

静稽会の根岸先生が書かれた静稽録の中で、所作について言及されており、その中でも早さについて触れられていた。
 
所作も大事な稽古、身につまされる言葉である。
早さは計って決められるものではなく、美しい所作をするうえで、しかも人それぞれ決まってくるのでは。

ただ、間の行きつく先は、空間、時間、どちらでもよく、自分を取り巻く時空すべてを受け入れて、違和感なく動く、いや違和感とかも関係なく、すべてを巻き込んで動けるように、動きたいように、心が開くように、すべてが開くかのように、しかし確たる己を感じて動ければよいのかもしれない。

自分の理想に向かうには、それなりの稽古を積まないことには机上の空論になってしまうため、精進していきたい。

今年はますこさんが年始は体調を崩して大変だったが、11月11日にすべての居合の型を抜くという目標を掲げて実践したことに感銘を受けた。
実際、年末発表会の居合の斬りが鋭くなっており、稽古は裏切らないことを魅せつけられた。

今年もいろいろと考えさせられる1年でした。
ありがとうございました。

でんこ


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2024年12月30日

2024年12月28日(土)稽古納

前日が仕事納め。
ため込んでいた新入社員時代に使用していたテキストを思い切って処分しようと思ったが、今読んだらためになりそうだったので、ホチキスを外してスキャンを繰り返し、紙媒体は捨てた。
今のスキャナーはよくできていて速いが、それでも時間がかかり、フロア中にガシャコンガシャコンと音が響き渡っていたが、そこは心を強く持ってやり遂げた(迷惑だったに違いない)。
ある意味平常心を保つ訓練になったか?
まあ、見ることはないかもしれないが。。。

稽古
ずっと雨が降っていなくて乾燥している。
週間天気も雨の予報は出ていないので、しばらくカピカピ生活。

この日が稽古納だった。

基本の動き
・袴腰確認
腰の在り方を壁を使って確認してその状態で動くことを試みた。
・サンチン
・腕素振り
・手足一致突き、蹴り
・手刀素振り(上段、袈裟)
・歩法(向かい合わせ)
hoho_hanmi
相手の入りに合わせて自然に下がっていく

・転換合わせ
転換の動きを相手に伝えていき崩しにつなげる
・受身各種
・半身突き避け
受は間を取る状況を行った

柔術
・立柔術3本目
突きに対して間を取っていくことを行ったが、まずは突きをしっかり捌けることが前提。


・杖素振り合わせ 上段打受
jo_jodanuchiuke
打ち込みに対してラインでしっかりかわす

・袈裟打受
あいているラインにしっかり入り、相手にしっかり斬り込まないと、相手が受ける必要がなくなってくる。

剣術
・素振り
・袈裟合わせ
遠くへまずは打ち込もうとしないことには、自分の打ち込める適切な間合いは見えてこない。
・斬返
・中伝裏1本目、変化2つ目
ゆっくりだがしっかり打ち込み、やるべきことを確認した。
kenjutsu_chudenno1no3
打ち込みを受けた後に後傾しながら抜いて打ち込んでいく

重さんは、相手に入り込む打ちがかなり出てきて、受け手がうかうかしてられない打ち込みができてきたように思う。

居合
・腹抜突き
足の位置を変えつつ、回数を多めに合わせて抜いていった
・縦抜
通常、前脚踏込、後脚踏込と変えながら抜きを確認した。

自主稽古時間に、長尺居合刀の区切りをつけるため、動画を撮影した。
演武会などで行っている型の手順を確定させたため、それを残しておくという意味もあった。
iai_goho1

iai_goho1_4

iai_goho1_3
まあ身長の割に長い

完全に納得のいく抜きではなかったが、今の実力としてはこんなところか、というところまではできたため、これで締めとすることとした。
縦抜きなどは、無理をして抜く感じにはなったが、全身を使わなくてはいけず、かなり勉強になった。
とにかく抜く、納めるのがつらかったのが、それがむしろ少し楽しくなってきたため、少しは何かが身に着いたのだろう。
何とか通常の居合刀に納得して戻せるようになり、ホッとしている。

稽古後に、忘年会でそれぞれの振り返りと意気込みを表明してお開きとした。

でんこ

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