稽古総見

2023年10月27日

2023年10月22日(日)静稽会稽古総見

Windows11フォトで動画からフレームを切り出すと、なぜか表示したタイミングより少し前のフレームが保存される。
せっかく動画を細かく送っていいショットを選んでもずれては意味がない。
仕方がないので、ずれることを考慮してえいやとフレームを保存して確認、を繰り返して何とかそれっぽいものを保存するしかない。
ネットで調べてもあまり出てこないので、私のPCのせいか?
そんなこんなで保存したフレームは後半へ。。。

稽古総見
コロナで数年ぶりとなった静稽会稽古総見に参加させていただいた。
静稽会の方々の居合は雰囲気があり、貴重な学びになった。
目線の置き方、間の取り方、軸の立て方、所作。
いかに斬ること、相手を意識することや遅れのないことなどのみを主に念頭に置いた居合を稽古しているため、こういったことの大切さも改めて気づかされた。

「自身の振り返り」
集団居合
長尺居合刀で全身を使い、腰を落としてゆっくり稽古してきたが、稽古総見に向けて久々の通常居合刀に戻してどこまでできるか確認する場となった。
普段の稽古自体が早さの結果を求めず、丁寧な居合の抜付けや斬りの稽古を行ってきたことで、結果的に実のある早さが出てきたか。
今回の手合いでは、ある程度の早さ、一致感は出せてきた気がする。
ただ、粗いものは粗い。
もう少し練ってもよさそう、というかまだ体ができていない感じがするため、また長尺居合刀に戻して稽古を積む予定。
一緒に集団居合を行っためざしさんの切れのある一致感、Kちゃんのまとまった動きなどに助けられ、集団居合として一つの形になったことは喜びである。

小太刀
打太刀としてどこまで攻めるか、逆に攻めないか。
攻めさせない雰囲気をKちゃんが出していたような気もする。
Kちゃんの小太刀に入る感じは非常に参考になる。

剣術上伝
1本目は打ち負けてしまっているため、終始取られて最後何とかしのいで終わっている。
そのほかは何とかなっているところもいくつかあったか。
流れをつかんで相手を取り切ることの学びになった。

今回本番までに何度か本番を意識した稽古をするにあたり、思わぬところでのミスを何度か経験した。
ここで間違うのか、という気づきの積み重ねであり、技術というより経験なのだが、それも技術の一環かもしれない。

本番にあたり、それほど稽古しなかったが何となくうまくできたというより、稽古を重ねたけれど本番でミスったということを今後に生かすほうが人生豊かになると思う。
プロの意識では許されないことで、古武道を楽しみ身に着けていくことを意識するアマだから言えることではあるのだが。

ありがたい場をいただいたすべての皆様に感謝。

以下、何とか切り取ったフレーム。

keikosoken_iai

keikosoken_syodenomote

keikosoken_syoden6

keikosoken_kodachi

keikosoken_syudaniai

 
keikosoken_syudaniai2

keikosoken_syudaniai8

keikosoken_chudenura

keikosoken_joden2-4

各人の良さがあり、それぞれ反省点があると思うが、何か1つは持って帰れたことと思う。

稽古総見後の稽古がすでにあったが、また長尺居合刀を抜いてみた。
なぜか抜きやすく感じたのは気のせいだろうか。
今後が少し楽しみになった。

でんこ

08:00|Permalink

2023年10月15日

2023年10月14日(土)稽古

静稽会HPの静稽録(非常に格調高い)で、先日試斬会のことを記載したブログについて触れて頂いた。
https://www.seikeikai-iai.com/2023/10/02/%E8%A9%A6%E6%96%AC%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8/

その中で、
”まさに試斬に対する私の思いと同じ”
との記載が!
最近たまにしか試斬をしない若輩者がブログで偉そうなことを書いてしまったと思わずにいられないが、少しでも通じると思っていただける部分があったのであれば、非常にありがたい。
まだまだ試斬についてわかっていないことだらけなので、何とか稽古して安定した感覚を身に着けていきたいものだ。

通常稽古でもたまに試斬を行う機会を増やしていく許可を先生には頂いたので、不定期で試斬の場を設ける予定。


稽古(取りまとめ)
だいぶ涼しくなってきて、最近稽古を裸足で行っていたが、ちょっと武道足袋にしておこうかなと思うようになってきた。。。

基本の動き
・ラジオ体操第一
今回も懲りずに取り入れた。
Bさん実は指導者の資格をお持ちとのこと、さっそく前に出て一緒にやって頂いた。
細かい手の所作、どこをポイントに行っているか教えて頂き、ほお~、と感心しながら行え、非常にためになった。

・受身各種、歩法、膝行など
膝行、膝退と、皆さんやたらうまい。
・突、蹴、打、半身の確認
・転換(腕の振りに合わせて)
・半身突き避け

柔術
・上段打ち入り身投げ(両手廻しバージョン)
懲りずに続けているが、なかなか身に着けるまではいかなそう。
思い切って両手を振ることのいかに難しいことか。
・諸手持ち袈裟斬り
腕を剣と見立てて斬りをかけることで、相手を崩す。
余計なことをすると相手の腰が残ってしまう。
・二教裏
斬りの部分は相手の肩に詰めて斬るが、難しければ肘から抜いてしまっても崩せるようだ。
jujutsu_nikyoura
斬りの後、しっかり相手を制して極めに入る。

・素振
・縦回転
・初伝素振り、合わせ

剣術
・素振
・袈裟打受
・斬返
今回も皆さんある程度安心して打ち込める受になっていた。
・稽古総見向け稽古(それぞれの課題)
Kちゃんの小太刀は非常に雰囲気があって取る感じもよい。
常に半身が切り切れ左手が締まっていると、さらにかなり良くなると思う。

居合
・腹抜、縦抜
・稽古総見で行う型を対人で確認
形を取るだけではなかなか決まらないが、対人にすると自然といい形になる。
iai_kokoro1taijin3
取ろうとする側、それをさせない側とも、かなりの雰囲気が出てくる

久々に長尺居合刀から2尺5寸に戻して型を行ったが、当然長尺居合刀よりは楽に抜けた。
斬りに対する一致感は出てきた気がする。
iai_syudan4
後に向けた斬りは、体の切り替えと斬りが結果的に一致するとうまくいっているらしい

ただ、長尺居合刀での稽古が活かし切れているかというと、せっかくしっかり鞘引きをしないと抜けないという状態で稽古していたのに、長さに合わせてサボってしまっている気がする。
おそらく腰を突っ込んでしまう癖が抜けていないで、意識して直していきたい。

稽古の最後に、稽古総見に向けたリハーサルを時間の確認も兼ねて行った。
iai_kokoro3

kenjutsu_chudenno5

iai_syudan2

時間は想定通りだったようで、流れは確認できた。
後は個々の技を磨いていくだけなのだが、、、間に合うかどうか。。。

でんこ


23:57|Permalink