稽古総見

2024年10月06日

2024年10月5日(土)稽古 稽古総見に向けたそれぞれの課題

11月初旬に大型連休を取ることになった。
ここ1年程度の間に連休を取得するように、と会社からのお達しが出たので、おそらく何かと被っていないであろうこの時期に決めた。
いい機会なので、こんなことでもないと腰が重くて動かないので、海外旅行を計画中。
パスポートも切れてしまったため、取得からになる。
マイナンバーカードでコンビニなどで戸籍謄本を取得しようとしたら、本籍地と住所の地域が違う場合、取得するための申請が必要、しかも3日ぐらいかかる!
申請の手続きを進めると、本籍地を記入するところに出くわした。
そもそも詳細な本籍地を覚えていないぞ、とごそごそ家の中を探索。
航空券と宿はどう取ったものか、と調べると、一人旅なので、狙った地域のパックツアーがほとんどない。。。
これはお高くなるかも、と心折れそうになる。
とにかくいろいろと1つ調べるとぞろぞろとやるべき、調べるべきことが出てきて時間もかかる。
そのたびに心折れる。
もっと早く動いていれば、、、と思いつつ、粛々と何とか進め中。
旅行に到達できるのか?!


稽古
この日もほぼ雨。。。

基本の動き
・両手を振る動きからの体捌き確認
・半身、転換
・突き、蹴り、受身
・歩法

柔術
・一教(表・裏)
体の入りと斬りを一致させて崩していく方向で行った。

杖、薙刀
・稽古総見各自課題
課題ごとに分かれて確認した。
薙刀は久々で、素振りをやってから型の確認を行った。
長いものを扱うことで全身を非常に動かすことになる。
流れに乗る、相手を取っていく意識などが重要。
nagi_ren
しっかり相手の足を狙っていく意識が大切。

jo_chudenno5
杖のやり取り。どこまで緊張感を出していけるか。

剣術
・稽古総見各自課題
最初から各組で合わせていった。
型の手順はほぼ入って理合いを詰めている人、手順確認と理合いを並行して詰めている人、それぞれ。。。

kenjutsu_chudenomoteno3
中伝表。打太刀は代打。仕太刀はどこまで居着かずに動けるか。

kenjutsu_chudenurano6
中伝裏。いい動きになりつつある。ラインにもっと入っていけるとさらによくなる。

kodachi_chudenno5
中伝小太刀。仕太刀は代打。打太刀はきっちりあるべき間で迷いなく打ち込めるか。
(4本目仕太刀は手順を間違えた。。。)

居合
・稽古総見各自課題
各自の練習後に合わせを行った。

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五方切拓。どこまでのびのびできるか。

iai_sokenmuke5
今日は2人。何とか抜く間が合ってきつつある。

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早さと合わせはできてきているので、それに頼らない型が要求する理合いをどこまで入れていけるか。

最後に各手合いを場への入場から通して行った。
できていないことが浮き彫りになってくるので、ここからどこまで詰められるか。
早くも本番まであと1週間!

でんこ

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16:17|Permalink

2024年09月29日

2024年9月28日(土)稽古 どこが、どうしたら、の意識

エコ茶葉食健康法(過去のブログ参照)は続けている。
当然急須も使っているわけで、湯飲みも含め、どうしても茶渋がついてくる。
こすってもある程度取れるが、取り残しはあるし、茶こしのネットはさびているんだか何だかわからなくなっている状態になる。
そこで登場するのが粉の酸素系漂白剤。
茶渋がついたものに少しかけ、お湯をかけると泡が発生してくる。
全体が沈む程度までお湯を入れてしばらく漬け込んでおくと、ピッカピカ!
茶こしも新品同様に!!
非常に簡単なのだが、それでもズボラのためどうにもこうにも茶渋で見栄えがわるくなったな、となったときまで放置してしまう。
ただ、やったときは非常にすがすがしくなるので、定期的にやる、ぐらいにしていきたいものだ。


稽古(取りまとめ)
秋分の日を過ぎ、だいぶ日が短くなり、夜は寒いくらいになってきた。
稽古中は汗だくになるが。。。

基本の動き
・鳥船、呼吸、黙想
・小太刀の素振り
・足入替、受身各種、歩法など
・突、蹴、半身の確認
・手刀素振り(上段、袈裟)
・転換
・半身突き避け

柔術
・相手への入りと受け入れ
ぎりぎりのところで受けている気がする。
部分的に残して、緩めるのが得意なところに頼っている動きになっているため、もう少し研究したい。
・肩抜落とし
相手の肩の状態を確認した後に崩す。
久々に行うと、手順やポイントを忘れてしまうので、思い出しておきたい。
・片手持ち袈裟斬落し
相手の腕を剣に見立てて崩していく。
撞木で斬りきる意識があると結構うまくいくが、途中で方向を変えると戻ってしまう。
jujutsu_katatemochikesa2
相手の中心は常に追い続ける
・半身での押し合い
どこを安易に緩めないか、どこが固まっているかなど、もう少し詰めると面白いことになりそうだ。

・素振り
・初伝杖素振り、上伝杖素振り
たまにやらないと忘れるので久々にやってみた。
・中伝組杖
全体の手順を確認した。

剣術
・素振
・袈裟打受(遠間)
自分がどこまで遠くに打ち込めるか知る前に、どうしたら遠くに打ち込めるか、できるようになることが時間がかかるようだ。
kenjutsu_kesauchitoma2
どうしたら突っ込まずに遠くに打ち込めるかそれぞれ考えてほしい。

・稽古総見演目練習
手順確認から、要素確認に入りつつある。

居合
・稽古総見演目練習
各組の練習。
初めて全員揃った組もあり、動きの確認を行っていた。
iai_keikosokenkumi
ベテラン組は、初めてでもある程度の合わせができていた。
後は個々の動きを詰めることで、合わせも変わってくるため、さらに稽古するとよさそう。

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長尺居合刀だとここまで半身を切らないと抜けない。
鞘は縦に動かしたいが、もう床についているため、横に逃がしているようだ。

自主稽古時間に薙刀の動き確認。
開場が狭いため、杖にて手順を主に確認。
過去にやり込んでいるだけに、何とかなりそうだ。
jo_rennagi

jo_rennagi3

jo_rennagi4
足の斬り払いを避けつつ斬り払う動き

でんこ

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14:46|Permalink

2024年09月22日

2024年9月21日(土)稽古 身に着けたい型への自覚

前回の台所排水口トラップの続き。
取り外したものは捨ててもいいのだが、交換後に不具合が出たときのことも考えてしばらく取っておくことにした。
新しいトラップが送られてきたダンボール箱には納まりきらず、はて、と家の中を見回すと、放置されたよさそうな大きさのダンボール箱を発見。
入れてみると、なんとすっぽりきれいに納まった!

これだから箱が捨てられなくなる。。。


稽古
夕方また雨っぽくなってきた。
ちょっと涼し気になった。

基本の動き
・両手を振る動きからの体捌き確認
・半身基礎、転換
両手を合わせて前に出し、片方の半身を固定したまま、もう片方を出す、引くことで半身を確認した。
・足入替、受身

柔術
・肩を押す、押した分だけ受入、そこからの戻しによる相手への働きかけ
勝手に行かない、押されたものを相手に返す。

・持ち替え
・両手持ち廻し杖
・素振り
・突き直払
・突き打ち落とし

剣術
・構、素振
・袈裟打受
・上段打受
取られない感覚を持っていきたい
・斬返
・稽古総見各自課題
静稽会の稽古総見に出させてもらうこととなり、いよいよ稽古が本格的に始まった。
剣術は、指導員を元太刀に練習したい型を告げて1本ずつ確認した。
その後実際に行うペアで確認した。
まずは手順を確認する段階。

今回は、ある程度やってきた人には型の希望を出してもらい、それに沿って全体のバランスを取りながらそれぞれが演武する型を決めた。
それぞれが次に何を学んでいきたいのか、自分の興味の方向などを確認しながら取り組むことで、上達につなげてくれることを期待したい。

居合
・稽古総見各自課題
今回は2組参加。
1組はますこリーダーのもと、型とフォーメーションを決めて行っていた。
かなり凝った構成!合わせられるか?!
決まればかっこよさそう、さすがますこさん。
練習の成果が出る本番が楽しみ。
iai_sokenmuke
動きの確認はできつつあり。

でんこ

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13:02|Permalink

2023年10月27日

2023年10月22日(日)静稽会稽古総見

Windows11フォトで動画からフレームを切り出すと、なぜか表示したタイミングより少し前のフレームが保存される。
せっかく動画を細かく送っていいショットを選んでもずれては意味がない。
仕方がないので、ずれることを考慮してえいやとフレームを保存して確認、を繰り返して何とかそれっぽいものを保存するしかない。
ネットで調べてもあまり出てこないので、私のPCのせいか?
そんなこんなで保存したフレームは後半へ。。。

稽古総見
コロナで数年ぶりとなった静稽会稽古総見に参加させていただいた。
静稽会の方々の居合は雰囲気があり、貴重な学びになった。
目線の置き方、間の取り方、軸の立て方、所作。
いかに斬ること、相手を意識することや遅れのないことなどのみを主に念頭に置いた居合を稽古しているため、こういったことの大切さも改めて気づかされた。

「自身の振り返り」
集団居合
長尺居合刀で全身を使い、腰を落としてゆっくり稽古してきたが、稽古総見に向けて久々の通常居合刀に戻してどこまでできるか確認する場となった。
普段の稽古自体が早さの結果を求めず、丁寧な居合の抜付けや斬りの稽古を行ってきたことで、結果的に実のある早さが出てきたか。
今回の手合いでは、ある程度の早さ、一致感は出せてきた気がする。
ただ、粗いものは粗い。
もう少し練ってもよさそう、というかまだ体ができていない感じがするため、また長尺居合刀に戻して稽古を積む予定。
一緒に集団居合を行っためざしさんの切れのある一致感、Kちゃんのまとまった動きなどに助けられ、集団居合として一つの形になったことは喜びである。

小太刀
打太刀としてどこまで攻めるか、逆に攻めないか。
攻めさせない雰囲気をKちゃんが出していたような気もする。
Kちゃんの小太刀に入る感じは非常に参考になる。

剣術上伝
1本目は打ち負けてしまっているため、終始取られて最後何とかしのいで終わっている。
そのほかは何とかなっているところもいくつかあったか。
流れをつかんで相手を取り切ることの学びになった。

今回本番までに何度か本番を意識した稽古をするにあたり、思わぬところでのミスを何度か経験した。
ここで間違うのか、という気づきの積み重ねであり、技術というより経験なのだが、それも技術の一環かもしれない。

本番にあたり、それほど稽古しなかったが何となくうまくできたというより、稽古を重ねたけれど本番でミスったということを今後に生かすほうが人生豊かになると思う。
プロの意識では許されないことで、古武道を楽しみ身に着けていくことを意識するアマだから言えることではあるのだが。

ありがたい場をいただいたすべての皆様に感謝。

以下、何とか切り取ったフレーム。

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keikosoken_syudaniai

 
keikosoken_syudaniai2

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各人の良さがあり、それぞれ反省点があると思うが、何か1つは持って帰れたことと思う。

稽古総見後の稽古がすでにあったが、また長尺居合刀を抜いてみた。
なぜか抜きやすく感じたのは気のせいだろうか。
今後が少し楽しみになった。

でんこ

08:00|Permalink

2023年10月15日

2023年10月14日(土)稽古

静稽会HPの静稽録(非常に格調高い)で、先日試斬会のことを記載したブログについて触れて頂いた。
https://www.seikeikai-iai.com/2023/10/02/%E8%A9%A6%E6%96%AC%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8/

その中で、
”まさに試斬に対する私の思いと同じ”
との記載が!
最近たまにしか試斬をしない若輩者がブログで偉そうなことを書いてしまったと思わずにいられないが、少しでも通じると思っていただける部分があったのであれば、非常にありがたい。
まだまだ試斬についてわかっていないことだらけなので、何とか稽古して安定した感覚を身に着けていきたいものだ。

通常稽古でもたまに試斬を行う機会を増やしていく許可を先生には頂いたので、不定期で試斬の場を設ける予定。


稽古(取りまとめ)
だいぶ涼しくなってきて、最近稽古を裸足で行っていたが、ちょっと武道足袋にしておこうかなと思うようになってきた。。。

基本の動き
・ラジオ体操第一
今回も懲りずに取り入れた。
Bさん実は指導者の資格をお持ちとのこと、さっそく前に出て一緒にやって頂いた。
細かい手の所作、どこをポイントに行っているか教えて頂き、ほお~、と感心しながら行え、非常にためになった。

・受身各種、歩法、膝行など
膝行、膝退と、皆さんやたらうまい。
・突、蹴、打、半身の確認
・転換(腕の振りに合わせて)
・半身突き避け

柔術
・上段打ち入り身投げ(両手廻しバージョン)
懲りずに続けているが、なかなか身に着けるまではいかなそう。
思い切って両手を振ることのいかに難しいことか。
・諸手持ち袈裟斬り
腕を剣と見立てて斬りをかけることで、相手を崩す。
余計なことをすると相手の腰が残ってしまう。
・二教裏
斬りの部分は相手の肩に詰めて斬るが、難しければ肘から抜いてしまっても崩せるようだ。
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斬りの後、しっかり相手を制して極めに入る。

・素振
・縦回転
・初伝素振り、合わせ

剣術
・素振
・袈裟打受
・斬返
今回も皆さんある程度安心して打ち込める受になっていた。
・稽古総見向け稽古(それぞれの課題)
Kちゃんの小太刀は非常に雰囲気があって取る感じもよい。
常に半身が切り切れ左手が締まっていると、さらにかなり良くなると思う。

居合
・腹抜、縦抜
・稽古総見で行う型を対人で確認
形を取るだけではなかなか決まらないが、対人にすると自然といい形になる。
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取ろうとする側、それをさせない側とも、かなりの雰囲気が出てくる

久々に長尺居合刀から2尺5寸に戻して型を行ったが、当然長尺居合刀よりは楽に抜けた。
斬りに対する一致感は出てきた気がする。
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後に向けた斬りは、体の切り替えと斬りが結果的に一致するとうまくいっているらしい

ただ、長尺居合刀での稽古が活かし切れているかというと、せっかくしっかり鞘引きをしないと抜けないという状態で稽古していたのに、長さに合わせてサボってしまっている気がする。
おそらく腰を突っ込んでしまう癖が抜けていないで、意識して直していきたい。

稽古の最後に、稽古総見に向けたリハーサルを時間の確認も兼ねて行った。
iai_kokoro3

kenjutsu_chudenno5

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時間は想定通りだったようで、流れは確認できた。
後は個々の技を磨いていくだけなのだが、、、間に合うかどうか。。。

でんこ


23:57|Permalink