豆まき

2025年02月09日

2025年2月8日(土)稽古 大きく動き続けることの難しさ

節分に今年も豆まきをした。
今年は2月2日とのこと。
例年通り、ライフスタイルに合わせて少量をまいた。
(詳細は昨年参照)
豆はスーパーで購入した。
2種類売っていて、1つは神社でお祓い済みのもので、もう1つは特に何もしていないらしきもの。
価格は同じだが、後者のほうが量が多い。
ちょっと迷ったが、当然のように後者を購入した。
これでいいのか、と多少自問自答したが、これもライフスタイル、身の丈にに合わせたということで、よしとしよう。。。


稽古(取りまとめ)
寒気が入ったとかで、急にめちゃくちゃ寒くなった。
さすがに凍りそうで、植木は家に入れた。
すでに遅しとなっていなければいいが。

最近鳥船の動きで身体全体が動くことを意識して種々の技がかかることを確認している。
それに関連して、身体全体大きく動かすことで技にどう影響があるか意識した稽古とした。

基本の動き
・鳥船、呼吸、黙想
・小太刀の素振り
・足入替、受身各種
・歩法各種、膝行・膝退
・半身
・手刀素振り(上段、袈裟)
・転換
・半身突き避け
jujutsu_hanmitsukiyoke4
しっかり突き込み、しっかり受ける

・相手への入りと受け入れ(縦、横)
jujutsu_irihikiyoko3
身体、足の向きを意識する

柔術
・肩抜落とし0本目
剣の素振り0本目と同じ動作で、相手の腕を剣と見立てて斬りをかけ崩す。
一度自分の感覚で行った後、両手を大きく広げてそこからつなげて相手の腕を取ってかけた。
jujutsu_katanuki0honme
腕を広げて身体につなげて大きく動く
jujutsu_katanuki0honme2
大きな流れの身体の状態を保つことで、うまく崩しにつなげられている

せっかく大きく動いているのに、実際に相手の腕を取るときに小さくなってしまう場合が多かった。
つなげ続ける身体の感覚を身に着けてほしい。

・中段突き小手返し
今まで突かれた腕を縦に立てて真下に崩す縦の動きで技をかけていたが、今回は突かれた腕の方向を活かして螺旋の動きでかけることを行った。
jujutsu_chudantukikotegaeshi
腕を極めるわけではなく、自然な流れで崩す

・一教裏
主に手順の確認を行った。

・中伝素振り
手順の確認を行った。

剣術
・素振り(交互)
交互に行う意味を理解してもらうために、解説を少しした。
相手が打ち込んだ剣に対し、結果的にその件を割り切って相手の狙うべきところに打ち込むことを想定して打ち込む。
打ち込まれるほうは、割られる、取られることを嫌ってしっかり引き取る。
それを交互に行う。
引き取りを先走ると、先走ったところを狙って打ち込まれるため、相手の打ち込みを待って引き取ることが必要だが、遅れると取られるため、その間の感覚を意識して打ち込み、引き取りを行う。
この辺りを意識して素振りも行うと、緊迫感が生まれ、形が整ってくる部分も出てくる。
ただ、それだけでは崩れるため、できれば形の修正と素振りを繰り返せるとよい。
kenjutsu_jodansuburiyaritori
打ち込みに合わせて引き取る間の感覚

・袈裟打ち確認
大きく行った
・斬返
少し大きくも意識しつつ、早く打ち込む意識も持って行った。
kenjutsu_kirikaeshi4
早く打とうとすればするほど小さく突っ込み気味になるため、どう打ち込むか、それぞれ課題を持って行うこととなる

・上段受確認
受の形ができているか個々に確認を行った。
徐々に全体的に良くなってきつつある気がする。
・中心立、受流
前述の受けを意識してそこから中心立と受流を連続して行った。
本来は打ち込みに合わせてどちらか決まってくることもあるが、まずはきちんと受けたところからどちらも行えることを確認した。
打ちもどちらで来ることを予測する打ち込みではなく同じように適切に打ち込めるかどうか、こちらのほうが難しい。
kenjutsu_chushindateukenagashi
1つ1つの動作をきちんと行えるかどうか

居合
・初伝六太刀
・後伝1本目対人
個々に現状を確認後、斬りかかってくる相手より先に抜きつけて、その意識を切らさずに型をやり切ることを行った。
最後に個々に対人の意識を持って一人でできるよう確認した。
iai_kokoro1taijin4
意識を切らさない

・後伝6本目
つなげることを意識していたが、まずは個々の動きができることを確認したうえで、つなげていく方向で行うことにした。

稽古後、Niさんに、稽古に遅れてきた人に今日行った柔術を伝えてもらった。
中段突きについて、
「まずはパンチをして、、、」
パンチか~、間違ってはいないが、ニュアンスがちょっと違うかなあ。。。
伝えてもらうのを見ると、それぞれがどこを理解してどう捉えているかがわかって面白い。
このときのほうが稽古中よりうまく技をかけていた。
人に伝えてもらう場があるのは、ためになりそうなことを改めて感じた。

今回動画を多く撮ったが、自身の姿を見ると、修正してきたつもりが、腰から折れ曲がっていたり、小さく取り上げていたり、否が応でもでも課題をつきつけられ、勉強になる。
素直に受け入れて、改善していきたい。

でんこ

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16:22|Permalink

2024年02月04日

2024年2月3日(土)稽古 足からの体全体での動き

節分、豆まきをした。
といっても、集合住宅であることや、後片付けのことを考えて、必要最小限で。
豆は、例年のごとくお安いOKストアの福豆。
家にたまたまあるそれっぽい枡に入れて、まずはベランダから、
「鬼は外!」
と大きく1粒外へ。
「福は内!」
と小さく家の中に1粒。
玄関に行って同じことをやって終了。
そして歳の数だけ豆を食べる(段々食べるのに多さを感じるように。。。)。
福が来てくれますように。。。


稽古
明日から寒くなるらしい。雪という説も。。。

基本の動き
・腕素振りバリエーション
・剣素振り(真向変化、踵上)
・受身各種

柔術
・肩抜落0本目
相手の後ろから腕を剣の用に持ち、斬り落とすことで崩す。
つい崩そうとしたり引き込もうとしたりすると崩せない。
・技の掛け合い(肘、肩、手首)
一教のような肘からは、体全体で大きく動かしていくように行った。
さらに崩されたほうは、そこから体を落とされた下に2歩で入り、相手を崩し返す。
それを繰り返して体で相手に働きかける感覚をつかんでいく。
・肘抜落
今回は剣の斬りを意識して行った。

・素振り(体捌きにつながる返し突きや打ち)
杖と体との一体となる動きを学ぶ。
動き自体がきちんとできればかっこいい。
・合わせ(巻き落とし(外・内))

剣術
・素振り(各種(対面交互))
・斬返、斬返変化
袈裟打ちから上段の受けをひと手間入れた動き。
・受流、袈裟受流
受けをしっかりすることが前提。
そこで崩れると、流すところでごまかそうとしてもきかない。

kenjutsu_ukenagashi
流す前の上段の受。相手の押さえ、剣先への意識。

居合
・腹抜、腹抜突(膝落とし固定(一文字腰、踵をつけて))
・中伝1、2本目
斬り上げからの袈裟斬り。
斬りのラインが難しい。

自主稽古での動画撮影。
柔術立合いの間詰。
止と比べて間を取っていく必要があるが、間を取ることに捉われるとうまくいかず、場と調和することを意識したほうがよさそう。
jujutsu_tachi5
5本目。袈裟打ちに対してきっちり半身で捌いて脇に入っていくことで、取は受身を取らざるを得なくなる
jujutsu_tachi5_2
取は前廻り受身に入っていく

稽古後の団らんで、Niさん、睡眠負債を抱えていたらしいが、解消したとのこと!
私も抱え気味なので、心して解消しなくては。。。

でんこ

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15:39|Permalink